コラボ小説 其ノ壱
りくお
第1話 新たな仲間!?
いつも通りフラフラしていると、村のクエスト受付嬢が声を大きくして叫んでいる
受付嬢「緊急クエストです!緊急クエストです!」
ヒロシ「いやー緊急クエストってなんや?」
サラ「強敵が緊急に出現することよ」
ユエ「どのようなクエストなんですか?」
受付嬢「《飛竜種》ワイバーンです!」
ヒロシ「ワイバーンって強いのか?」
サラ「中々の奴よ」
ユエ「気を緩めず頑張りましょう」
カイト「場所は何処だ?」
受付嬢「森丘です!」
カイト「近いな、被害を出さない為にも急ぐぞ!」
ヒロシ達はワイバーンを倒すため、森丘に向かった
ヒロシ「んで、相手の情報頼む」
ユエ「その種の名前の通り、よく空を飛んで空中攻撃をしてくるモンスターです!」
カイト「んで、至近距離攻撃の役職は攻撃出来ないから遠距離攻撃出来るアーチャーや魔法使いが重宝される」
サラ「で、竜では珍しく弱点属性が属性表とは違うモンスターなの」
ヒロシ「属性表?」
カイト「弱点属性が記されているもので例えば火には水が弱点であるとか」
ヒロシ「あ、そゆこと」
ユエ「あんまりのんびりしていられません!そろそろですよ!」
ヒロシ「俺はとりあえず空から落ちたら攻撃するわ」
サラ「私とユエであいつを落とすわよ」
ユエ「はい!分かりました!」
カイト「いつも通りヘイトを集める」
ヒロシ「お?見えたぞ」
カイト「さぁ、戦闘準備だ!」
ヒロシ「それ俺のセリフ!!」
ワイバーンは空高く飛んでいる、色は緑色でT-レックス見たいに前の足(?)が小さく、後ろ足が発達している
ヒロシ「さぁ、行くぞ!」
カイト「おう!」
???「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ヒロシ「誰だ!」
土岡「落ちるぅぅぅぅぅぅぅ!」
鶴竹「へー、これが空から落ちる感覚かぁ」
伊藤「そんな事言ってないで少しは落ちついて下さい」
坂本「まぁ、いつも海とか空で闘っているから空は慣れた」
謎の人達が空???から落ちてきた
土岡「うっ、いててて…」
坂本「よっと」
土岡「ぐっ!」
伊藤「あ、クッションかな?」
土岡「がっ!」
鶴竹「わーい」
土岡「ごはっ!」
バタッ
土岡は皆にクッションがわりに踏まれ気絶した
ヒロシ「??大丈夫か…?」
サラ「なんだか珍しいわね?」
ユエ「ヒロシ様みたいに異世界から来たみたいですね」
カイト「なんか腰に刀を携えてあるぞ」
鶴竹「ん?お前ら誰?」
伊藤「私は将来内閣総理大臣になる男です、以後お見知りおきを」
サラ「内閣総理大臣って?」
ユエ「???」
カイト「俺らがいた世界ではこの世界の王様的な役職に当たる」
ヒロシ「そゆこと」
サラ「中々分かりやすくて助かるわ」
鶴竹「でさ、誰???」
ヒロシ「俺はヒロシ」
カイト「カイトだ、タンクである」
サラ「さ、サラです…」
ユエ「ユエです、あなた方は?」
鶴竹「俺は鶴竹だ、あっちでは別名死神って言われてる」
ヒロシ「しっ、死神!?」
鶴竹「まぁ言われてるだけだから気にしないでくれ」
伊藤「先ほども名乗りましたが将来内閣総理大臣になる男、伊藤で……」
坂本「はいはーい、坂本ですよろしく」
伊藤「ちょっと!セリフを邪魔しないで下さい!!」
カイト「何となく理解はできた」
鶴竹「飲み込み早くて助かるわー」
ユエ「あの、その気絶してる方は…?」
鶴竹「あぁ、いつもの事だから大丈夫」
土岡「誰が…いつもの事だ……」
坂本「あ、大丈夫かい?」
伊藤「貴方を忘れてました、すみませんね」
ヒロシ「ほい、蘇生薬」
土岡「よし、復活ーー!!」
鶴竹「復活したのか」
ワイバーン「ギャルァァァ!」
鶴竹「うっさいなぁ」
鶴竹は腰に携えていた刀を抜刀した
ヒロシ「おい、相手はワイバーンだから危ないってーーーーー
鶴竹「おら」
ワイバーンは一瞬で、血の肉の塊となった
ヒロシ「うぇぇぇぇ!?」
カイト「わ、ワンパンだと…」
サラ「…」
ユエ「え…」
鶴竹「どうしたの?」
ヒロシ「いやいやいや、ワンパンとかおかしいから!俺らとかなら分かるけどなんで急に来たあんた達がワンパンとかおかしいから!」
鶴竹「そうか?強くなかったぞ?」
坂本「いーなー、闘ってみたかったよ」
伊藤「あまり叫ばないで下さい、内閣総理大臣の座は譲りませんよ!」
坂本「いらない」
伊藤「はい?」
坂本「だから内閣総理大臣とかいらないから」
伊藤「あなた今言ってはいけないことを言ってしまいましたね?」
坂本「あ」
鶴竹「あんま騒ぐな」
鶴竹は拳を軽く当てる
伊藤「痛っ!」
鶴竹「あんまり強くやってないけど?」
土岡「あのー、僕の出番は?」
鶴竹「あるわけないじゃん」
土岡「えー!出番無いいるだけのモブキャラはやだー!!」
伊藤「まぁ、現実を受け止めて」
坂本「そうだよー」
土岡「皆酷い!」
ヒロシ「あのー、なんか色々と大丈夫ですか?」
土岡「うぅっ、ヒロシは優しいなぁ!」
ヒロシ「何だか解らないけど心配しただけで泣くほど優しいのか…」
カイト「まぁまぁ、元気を出せ!元気無くただただ居るだけでは存在が消えるぞ」
土岡「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…」
ユエ「大丈夫ですか?」
土岡「あっ、は、はい」
坂本「女の子には弱いのねー」
土岡「からかうのはやめてくれよ!」
伊藤「皆さん、内閣総理大臣に成るためには皆さんに均等に接し、隔たりを無くすのも大切です」
坂本「だからー、ならないって」
ワイバーン「ギャルアアアアア!」
鶴竹「鳴き声キモい」
伊藤「確かにあまり良くない声ですね、では強調をいたしますか?」
坂本「はいはーい、闘いたいでーす」
坂本「空からミサイルぶっぱしたい!」
ヒロシ「さらっとヤバい事言ってるぞ…」
カイト「あいつらはヤバい奴らなのか…」
土岡「僕は全然ヤバくないよ!安心して!」
ヒロシ「確かにこのメンバーじゃ、まともにみえるな…」
サラ「…」
ユエ「サラちゃん、ちゃんとお話しないと」
鶴竹「ん?そこの女の子は喋らないな?」
ユエ「サラちゃんは人見知りなんです」
伊藤「どうも、将来内閣総理大臣になる男、伊藤……」
坂本「はいはーい、もう聞き飽きたー」
伊藤「なんですって、飽きた?」
坂本「うん、飽きた」
伊藤「もう一回言ってみなさい?」
坂本「だーかーらー飽きたの」
土岡「二人とも落ちついて…」
伊藤・坂本「うるさい!黙って!」
土岡「ふぁい…」
ヒロシ「いや、土岡さん見ると俺より苦労してるなーって思うわ…」
カイト「なかなか大変であろうな…」
土岡「ん?なんか体が透明に…」
鶴竹「消えるんじゃん」
土岡「嫌だ!嫌だよ!来てすぐに消えるなんて嫌だよ!異世界を楽しみたいよ!」
土岡「てかなんで他は透明になってないんだよ!」
坂本「そりゃーメインキャラだから?」
伊藤「内閣総理大臣になるには沢山の経験が必要ですからね!」
鶴竹「ま、どうせ暇だしなこっちで暇を潰せればいーな」
土岡「いやいやいや、ルアスは?ルアスはどうするの!」
鶴竹「他のやつに任せれば良い」
土岡「いやいやいや、鶴竹はルアスのリーダー的存在なんだよ?任せちゃだめでしょ!」
鶴竹「いーのいーの」
土岡「いやだめだから!」
土岡「で、新戦組は!新戦組はどうするの!これでも僕は副リーダーだよ?消えると困るでしょ!困るでしょ!!!」
坂本「いや、毛利さんさえ居れば充分よ」
伊藤「あまり賛成したくはないですが、確かにあまり副リーダーは要らないと思います」
伊藤「ほとんど毛利さんがやってくれているので」
土岡「いやいやいや、副リーダーだよ!一応いた方が良いでしょ!てかもう消えるぞ!?」
鶴竹「ついにモブが消えるぞー」
ヒロシ「え…」
カイト「中々の頭だな…」
サラ「なにがなんだかわからない…」
ユエ「…言葉が出ません…」
土岡「あ!やばい本当に消える!やばい!やばいって!」
鶴竹「ばいばーい」
伊藤「では、さようなら」
坂本「じゃーねー」
土岡「やめて!消えたくないから!」
土岡「嫌だ、嫌だ、嫌だよぉぉ!」
土岡は叫びながら透明になり消えて、元の世界に戻っていった
ヒロシ「まじで消えたわ…」
鶴竹「あ、俺らも帰るわー」
伊藤「学校があるのでね」
坂本「えー、ミサイルぶっぱしたかったー」
鶴竹「じゃあな、また遊びに来るわ」
ヒロシ「お、おう?」
鶴竹「まったねー」
鶴竹達は謎の空間に入っていき消えた
ヒロシ「いや、何だがヤバい奴らだな…」
カイト「出来ればあまりまた来てほしくないものだな…」
ユエ「何だか理解出来ませんよ…」
サラ「異世界召喚が自動で発動するのは珍しい…」
ヒロシ「ま、とりあえず戻ろ?」
カイト「村に帰ったら飲むぞー!」
ユエ「あまり飲みすぎないでくださいねー」
サラ「なんか前みたいに口を滑らしたら命は無いわよ」
カイト「分かった、分かった。怖いからやめてくれ」
ヒロシ「よし、帰って宴だー!」
こうして異世界から来た鶴竹、土岡、伊藤、坂本と出合いはちゃめちゃで調子狂わせに逢ったが、まぁ結果オーライであった。また次は一体いつどこで鶴竹達に会うのだろうか…
次回に続くかは分からない…
作者の声
今回は兵長さんのルアスという作品のキャラとコラボさせていただきました、次回はあるかないかは着ぶくれです、たぶん物語を作ってまた次回作は出すと思います。因みにキャラは必ずこのような性格ではありません。ルアスという作品はギャグ系なんで正直大変でした…よろしければ兵長さんのルアスという作品を見てくださいね!因みに兵長さんの方でもコラボいたします、ぜひ見てくださいね!
ユーザー名 兵長さん
作品名 ルアス
作品の声
ギャグ系なんで面白くてかなり笑いました、しかし戦闘シーンではカッコ良くて引き込まれました、因みに自分がカクヨムで作品を描くきっかけになったのが兵長さんのルアスでした、よくリアルで会って話をしています、とにかくここまで読んでくださった方は読んでみてください
コラボ小説 其ノ壱 りくお @yamamotoriku
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