ピンクな蛾
やっぱり「昆虫すごいぜ!」は面白いですね。今日(8月12日)はばっちり見られましたよ。
前回のNスぺの「昆虫やばいぜ」は見られていないのですが、やっぱりNスぺらしく大人向けで問題提起で真面目な内容だったらしいので、Eテレで子供向けにやる「全開で虫が好き」は面白く見れます。
でもNスぺもいつか見たい。
朝9時にテレビの前にスタンバイ。コスタリカのNスぺの番外編です。のっけからあははーと笑いながら見ます。今回もオープニングは走る走る。
外国だから虫もでかいしカラーもすごい。プラチナコガネ、綺麗でした。去年の国立科学博物館の「昆虫」展で標本見ましたけど、作り物ですかっていうくらいぴっかぴっか。
夜のライトトラップのシーンで、沢山の蛾の種類が出てきました。その中のひとつがピンク色の蛾! 羽の表は緑っぽいのですが、体と羽の裏がピンク。
お腹の形や顔の感じからスズメガの仲間だろうと思うのですが、日本にも似たような蛾がいるのをご存知でしょうか。
「ベニスズメ」という、ネットで検索すると鳥類でも同名がいる蛾です。
本当に偶然、以前庭で幼虫を拾って羽化したらこの子だったことがありました。
蛾はだめ、気持ち悪い!と言われてしまうのですが、そういわれてしまうのも解ります。
色合いだって毒々しいしもふもふが痒くなりそうという。実際アレルギー項目に「蛾」ってあるくらいだしね。
でもアレルギーでなければそれ以外なんにも悪さしないし(幼虫は食害するけど)、顔も可愛い色も可愛い、ビジュアル系の蛾だとおもってます。
私のであった幼虫は庭をもこもこと歩いていました。胸のあたりの脇に目立つ「眼状紋」という目玉みたいな模様をもち、体の色は茶色。しっぽは……覚えてない。ネットの写真だと先端が白く、セスジスズメみたいでした。
「ツリフネソウ科」の植物を食べるとあったのですが、そもそもれが分からなかったので調べると「ホウセンカ」「インパチェンス」などヒット。なるほど、ホウセンカなら当時庭にあったなぁ。
もう土の上爆走状態だったので蛹になる場所を探していたんでしょう。終齢という事は寄生リスクも増し増しでしょうけど、気になるので誘拐してきました。
ちょっと玉っぽいかたまりのある土を敷き、そのへんの葉っぱやナスのプランターを片付けた際に入っていたもしゃもしゃの根っこやら適当に入れておくと、根っこを使って蛹部屋を作っていました。
黒くてつやつや。無事に目的のが出て来てくれよぉと願う事半年後……。
虫かごの中をカシャカシャと動く「ピンク」の物体が!!
か、か、かわいいいい~~~~~!!
昆虫界でこんなピンクの色がでる虫がいるんだぁ!
上から見ると、今日の放送に出てきた蛾と同じく割と緑の面積が多いんです。背中も、どちらかというと緑色の地にピンクで模様が描いてある、といった感じ。お腹の方に行くにつれピンクが多くなります。
ところが下から見ると、お腹もお顔もまっピンク!目は緑で手足は白くて……ああもう可愛い!
羽を広げると下羽もピンク。これはなかなか見せてくれません。
カマキリ先生は放送の最後に、見終わったらすぐ外へ出よう!虫を取りに行こう!とテレビの前の子供たちに呼びかけておりました。
多種多様のコスタリカの昆虫たちも魅力的ですが、日本国内だって今の時期なら魅力的な虫が沢山。虫に限らず魅力的な生き物が沢山います。
これを見たからじゃないですが、買い物に行く途中公園に寄ったらコクワガタのオスを発見しました。採ろうとしたけれど木の根の間にもぐられてしまい、写真だけ撮って来ました。
ホントちょっとだけ、足元に目をやるだけでも普段と違う世界がそこには広がっています。夏休みの間少し目線を落としてみませんか。
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