第5話~悪魔の聖獣現る~
合宿開始から1週間がすぎた朝、例の腹痛と吐き気が表れた。
「今日は休んでるといいよ、大和さんには言っておくから」
そう言うと片霧は部屋を出て行ってしまった。
病気かな?また休んでれば治るかとベットに横になっていたが一向に治る気配が無かった。
頭がぼーっとした状態でいると、昼休みなのか片霧が戻ってきた。
「折原さん身体はの調子は?水と食糧を買ってきたから欲しかったら適当に食べてね」
遥は朦朧とした状態で「ありがとうです」とだけ言った。
片霧は遥の額に手を置いて熱を測ったりしながら
「折原さん、腹痛と吐き気っていつごろから始まったの?」
遥はぼーっと思い出しながら
「片霧さん達がきてから1ヶ月半くらい経ってから・・」
そう言うと片霧は頭を掻きながら
「うーん?天羽先輩の聖法の干渉が原因かな?ちょっと待ってて保健の先生呼んでくるから」
そう言うと片霧は部屋を出て行き、30分後くらいに片霧は天羽と白衣を着た保険の大和先生を連れてきた。
「・・・それで天羽が聖法を使ったと」
と大和先生
「はい、申し訳ありません」
と頭を下げる天羽
「それにしても早すぎるじゃないかい聖服も無しにたった1ヶ月半でだろう?」
と考え込みながら大和先生
「そう言えばこの娘のファーストレートはいくつだったんだい?」
「62%です」
「62%なら初期症状は出ないはずけど、もしかして天羽の聖服と聖法に反応して体内に一時的に核が出来てしまったのかもしれないね」
「まさかこんな事が起こるなんて思っていませんでした、本当にすいません」
と再度頭を下げる天羽
「そうしたら、やる事は1つだね、二人は部屋から出て待ってな」
「先生ここでやるんですか?」
天羽と片霧が同時に言うと
「お前たちもやるかい?」と嬉しそうに大和
「いや、結構です」と天羽
「それだけは・・」と片霧
片霧が言い終わると天羽が遥の近くに来て
「折原さん、これから起こることは一生心にしまって強い心を持ってくださいね」
そういうと2人は出て行ってしまった。
遥は天羽の言ったことが理解出来なかったが事が終わった時に理解した。
「じゃ始めようか・・大丈夫・・優しくするから」大和先生が嬉しそう言うと白衣に赤い線が浮かび上がってくるのが見えた。
「楽にしててねぇ最初は痛みを取ってあげるから」
大和先生は遥の手首を掴み何か聞いた事の無い言葉を発した、すると身体の痛みが消えていくのと同時に身体の自由が利かなくなった。
そして視覚が残ったままの遥から見た大和先生の痴女プレイが始まった・・
そして1時間が過ぎた頃に
「そろそろいいかな」
と言いながら頬を赤らめ涙目の遥のお腹に手を当て短く聖法を唱えると当てた手がお腹の中にズブズブと入っていった。
遥は痛い感覚が無いがお腹を探られてるモゾモゾした感覚だけは分かった。
少ししてその動きが止まりその直後お腹が持ち上げられる感じがして大和先生の手がお腹から引き抜かれた。
「これが悪さしてたんだね」
大和先生がそう言いながら遥に白い直径1cmくらいの水晶を見せてくれた。
「折原遥って言ったっけ、聖服無しでよくもまぁこんなでかいの抱えれたね関心するよ、興味あるからまた今度身体を見せてくれないか?」
涙目で「嫌です」と言いたかったが身体が麻痺して答えれなかった。
大和先生は水晶をポケットにしまうと外の二人を呼び
「と言う事だから後はまかせる・・それと二人共この件は目を瞑ってあげるから明日保健室でお説教ね」
そう言って嬉しそうに出て行ってしまった。
天羽と片霧は無言で遥の肌蹴た服を着替えさせてた。
そして天羽が頭を下げて
「本当にごめんなさい、こんなことになってしまって・・」
数時間後、身体の自由が少しずつ回復して喋れる様になってから。
今までずっとそばにいてくれた天羽と片霧に
「天羽さん片霧さん・・大丈夫です・・最初はビックリしましたが・・遥は強い心があると思うし、大和先生もとても楽しそうでしたが悪気があったわけじゃ無いと思いますし・・そう思いたい・・なにより最初に私は医者だ!お前を助けてやると言って方法は別として本当に助けてくれましたから」
天羽と片霧の二人は色々な意味で無言で同時に頷いた。
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