第十九節 恋花の森の花畑

 朝食を取ろうとリビングに降りると、リリィはなにやら書類を纏めていた。

「リボンちゃん、おはよう。今日は私とローズ、夜まで帰ってこれないの」

「あー、かったるいわー……あのじじぃたち、誰の意見も聞かないじゃない? 脳みそが石でできているのよきっと」

 ローズは、ソファでやる気なさそうに横になっている。

「聞こえたら怒られるわよ?」

「魔導師関係の仕事か?」

 俺は二人に聞いた。

「そうよー……、じじぃより私の方が高度な魔法を使えるんだから、私をトップにすればいいのに……」

「しきたりなんだから……仕方無いでしょう?」

「あんな老害がいつまでも幅きかせているから、魔法が発展しないのよ……」

 魔導師の世界も、苦労が多そうだな……。

「お昼は町に行って食べてね」

 リリィからお金を預かった。

 俺は、朝食後リビングでくつろいでいた。

 ミネルバは、建物の外で兵士の訓練の様子を熱心に眺めている。

 昼になってもユリルとアヒルは起きてこない。

 俺は、ミネルバに声を掛けた。

「あいつら、生活リズム不規則だよなー。俺はユリルを起こすから、ミネルバはアヒルを起こしてきてくれ……」

「わかった」

 俺は、ユリルの部屋の前まできた。

 扉には札が掛けられ、『ユリルの部屋だから』と書いてある。

 だから・・・の文字は、いらないだろう……?

 コン、コン――。

 俺はユリルの部屋の扉をノックする。

 なんか、緊張する……。

 しばらく待っても返事がない。

 女の子同士だし、黙って入っても問題無いだろう。

「入るぞー」

 ガチャリ――。

 扉を開いて中に入る。

「おい、起きろもう昼だぞ」

 ユリルの体を揺する。

「うーん……ドラゴリラー料理作りすぎだよー、もう食べれないよー」

 ドラゴリラが料理って……いったいどんな夢をみてるんだ?

 それよりも、ドラゴリラはいつもどこにいるんだ?

 辺りを見回してもドラゴリラの姿は見えない。

「いいな、もう昼だから起きてこいよ!」

「うーん……ふにゃ?」

 俺はリビングに戻った。

 ミネルバは、アヒルを抱きかかえてリビングに入ってきた。

 アヒルは、頭に手を当てている。

「頭、ガンガンする……」

 アヒルは、昨日遅くまで飲んでいたから、二日酔いなんだろう。

 それから少しして、ユリルが寝間着姿で起きてくる。

「おはよー」

「ローズとリリィが、夜まで帰ってこないらしい」

 俺はアヒルとユリルに伝えた。

「えぇ!? 私のごはんはどうなるのよ」

 アヒルは叫び出す。

「心配するな! リリィから金預かったんだ、昼は町で食うぞ」

「なーんだ……それを先にいいなさいよ」

 まったくこいつは、食べることしか考えてないのかよ?

 それぞれが支度を済ませ、俺たちは城下町に繰り出した。

「ここをまっすぐ行ったところに、美味しいパン屋さんがあるの」

 アヒルが、ミネルバの腕の中で嬉しそうに指を指す。

 通りの先に、看板にパンのマークの小さな店が見えた。

「二日酔いの薬買ってくる……ちょっと先いってて」

 アヒルはミネルバの腕から飛び降りた。

「私も同行する……」

「いいの、いいの、ちょっと薬屋で胃薬買ってくるだけだから」

 アヒルは、羽をばたつかせて町中に消えて行った。

「アヒルちゃん……」

 ミネルバは肩を落とす。

「いくぞ!」

 俺はミネルバに声を掛け、パン屋の扉を開けた。

 カランカラン――。

 扉に付いた鈴の音が、俺たちを迎え入れる。

 棚には多くのパンが並んでいた。

 家畜の腸詰めを挟んだもの、甘いクリームを注入したもの、フルーツをふんだんに乗せたもの――。

 日本で食べていたものと、そんなに変わり映えしないので安心した。

 店の奥にはテーブルが設置され、そこで食事ができるようだ。

 ランチセットを注文すると、サラダとスープが付いてきた。

 ユリル、ミネルバと一緒に四人掛けの席に着く。

 奥には二人組の先客がいた。

 馴染みのようで、女性の店員と会話している。

「マーガレット様、わざわざいらっしゃらなくても配達いたしますのに」

「ここにきて食べるのが好きなのよ……息抜きにもなるし」

 若い女性と、体の大きな男の二人組だ。

 男が座る椅子には、剣が立てかけられている。

 どこかのお嬢様と、その護衛って感じだった。

 小さな女の子が二人、客の女性の元に駆け寄ってきた。

恋花このはの森に、お花畑があるの……おねーちゃんも行こう?」

 少女は、椅子に腰掛ける女性の手を握る。

「だめですぞ? 午後は講演がございます」

 割って入るように男が口を開く。

「分かってるわ……執務をすっぽかしたりしないわよ」

「こら、だめよ? マーガレット様はお忙しい方なの」

 店員の女性は、少女たちの母親なのか、叱りつけた。

「ごめんね……行きたいのはやまやまだけど……」

 女性は、少女の頭を撫でた。

 少女たちは、すこし寂しそうにしていた。

「ママ、行ってきまーす」

「遠くまで行っちゃだめよ?」

 カランカラン――。

 少女たちは、店から出て行った。

 ランチを食べ終え、食後のコーヒーっぽい飲み物で一息吐く。

「アヒルちゃん遅い……」

 ミネルバは、絶えず窓の外を見ている。

「その辺で拾い食いでもしてるんだろう?」

「ハァ……もし捕まって食べられでもしたら……」

「荒れ果てたあの環境下で50年間生きてきたんだ、ちょっとやそっとじゃ捕まらないだろう?」

 俺も窓の外を見ると、兵士が何人も道を走っている。

「なんか、物々しいな」

 カランカラン――。

 エプロン姿の女性が店に入ってきた。

 別の店の店員のようだ。

「ちょっと奥さん、大変!」

「どうしたの?」

 店に入ってきた女性は、パン屋の店員と話し始めた。

 店が狭く静かなので、二人の話しが耳に入ってくる。

「拘束していた殺人犯が脱走したらしいのよ」

 この兵士の数は、そのせいか……。

恋花このはの森に逃げ込んだとか……」

 パン屋の店員は顔を青ざめ、その場に腰を落とした。

 確かその森は、さっきの少女たちが行くと言っていた。

「私、様子を見てきます!」

 そう言ったのは、奥の席に座るマーガレットと呼ばれた女性だった。

 彼女は、店の出口に向かって歩き出した。

「おやめ下さい! 危険です」

 護衛の男が道を塞ぐように、マーガレットの前に立ち塞がる。

「どいて下さい……行くと言ったら行きますから」

「私が彼女たちを連れて帰ってきますので、安心して下さい」

 マーガレットは、座り込むパン屋の店員の手を取った。

「マーガレット様行くとしても、もっと応援を呼んでから……」

「そんな時間はありません!」

 俺は、ユリル、ミネルバと目を合わせた。

「俺たちも同行するよ……」

 マーガレットと、護衛の男は、俺たちを見つめる。

「魔導師の研修生?」

「ま、そんなとこだ」

「石魔法なら任せてよね」

 ユリルは、無い胸を張って立ち上がった。

「私は、レイピアを扱える……」

 ミネルバもレイピアを手に取る。

「まぁ……それは頼もしい」

「俺は……モンスターに変身できる」

「モンスター……に?」

 護衛の男は眉をひそめる。

 マーガレットは、にっこりと微笑んだ。

「まぁ……」

 子供の冗談に思われたようだ……。

 言わなきゃ良かった……。

 俺たちは、店を後にする。

 護衛の男は、手を上げてタクシー馬車を捕まえた。

 俺たちの乗せた馬車は、東に向かって町中を進んで行く。

 やがて家もまばらになり、田畑が広がる。

 その奥には、木々が生い茂る。

 俺たちは、森の前で馬車を降りた。

「この奥ですね?」

 マーガレットは、森に向かって歩き始めた。

「マーガレット様、私が先頭を歩きます」

 護衛の男が、マーガレットの前に出る。

 俺たちは、その後ろを付いて行った。

 森の中を進むと、木々が開け日の光が差す場所がある。

 そこ一面に、花畑が広がっていた。

「きれい……」

 ユリルが声を上げた。

 赤や黄色、紫と様々な種類の花が咲き乱れている。

「人があまり訪れないから、手つかずで残っているのだろう」

 ミネルバが、そう言葉にする。

「いませんね……」

 マーガレットが、辺りを見回して心配そうな声を上げる。

「もっと奥に行ってみましょう」

「マーガレット様!」

 一人奥に向かって歩き始めるマーガレットを、護衛の男は追いかける。

 俺たちも後に続いた。

 やがて、森は一層深くなり霧が出始める。

 そして、遠くに古びた洋館が見えてきた。

「あそこにいるかも知れませんね……」

「マーガレット様……やはり……危険です」

 護衛の男は、何度も止めようとしている。

「私は、あなたが守ってくれると信じています」

 マーガレットは、護衛の男にそう言った。

「そ……それは、そうですが……」

「さぁ、まりましょう!」

 俺たちは、洋館の前までやってきた。

 中には明かりも灯っておらす、壁一面葉で覆われ、人が住まなくなってからかなりの年月が経っているだろう。

 はっきり言って、人以外の何か・・が出てもおかしくなさそうな雰囲気だ。

「ここを探してみましょう」

 マーガレットは、扉を開けた。

 ギギギギ――。

「中に……入るの?」

 ユリルは小さな声で呟いた。

「なんだ? 怖いのか?」

「こ、怖いわけ……ないでしょう!」

 ユリルは、顔を真っ赤に染める。

「別に平気だし……」

 そう言って、はやあしで洋館に入って行った。

 中は真っ暗で埃とカビの臭いがする。

 床には埃が積もり、歩くと足跡が残る。

 天井には、至る所にクモの巣が張ってあった。

 明かりを持っていない俺たちは、暗闇の中を進んで行く。

「マーガレット様、危険です! 戻りましょう」

 護衛の男は、マーガレットに言い寄る。

「何を言っているのです! 人命がかかっているのですよ?」

「マーガレット様がしなくても……」

「あの子たちは、私の大切な友人なのです」

「あなたは友人が危険に晒されている時に、見捨てるのですか?」

 マーガレットは、一人で奥に進んで行く。

 取り残された護衛の男は、肩を落とす。

 そして、俺たちに話掛けてきた。

「マーガレット様は、非常に立派な考えを持っておられる……将来優秀なリーダーとなるでしょう」

 護衛の男は、螺旋階段を上がるマーガレットを見つめていた。

「ただ、自分のことよりも、他人のことを優先して行動してしまうのです……私は、それが心配で」

「素敵な主人だな」

 ミネルバは、護衛の男に声を掛けた。

 彼女もまた王に仕えていた身……気持ちが分かるのだろう。

「はい……それは間違いありません」

 護衛の男は、笑顔でそう答えた。

 螺旋階段を上がって二階までくると、壁に女性の肖像画が掛けられている。

 何か俺たちを見られているような、そんな感覚に襲われる。

 肖像画を見ていると、ユリルが手を握ってきた。

「どうした?」

「ど、どうって……怖いだろうと思ったから……手を掴んであげたんでしょう?」

 そう言うユリルの手は震えていた。

「俺は別に平気だ」

 しかし、ユリルはその手を離そうとしない。

 黙って俯いている。

「わかったよ……いくぞ!」

 俺はユリルの手を握ったまま、一緒に奥に向かった。

 突然、背筋が凍るような寒気に襲われた。

 目の前にレースのカーテンが揺れている。

「廊下の真ん中にカーテン?」

 触ろうと近づいて見ると、それはカーテンではなく、ワンピースのドレスのようだった。

 そして、真っ白な顔の女性がそのドレスを着ていた。

「きゃーっ!」

 ユリルが叫んだ。

「うわぁっ」

 俺はユリルの叫び声に驚いて、思わず声を上げてしまった。

「これって幽霊?」

 ファンタジー世界だから、モンスターのほかにそういう存在がいても不思議では無いが……。

 ミネルバがレイピアを構え、幽霊に向かって剣を振るう。

 シュンシュンシュン――。

 しかし、その攻撃はまるで効いていない。

「ゴーストに対して、物理攻撃は効きません」

 護衛の男が駆けつけ、俺たちに向かって言った。

「ユリル……なにか効果的な魔法は使えるか?」

 ユリルを見ると、しゃがみ込み頭を抱え震えている。

 これは、無理そうだな……。

「大いなる大地の母フォレスティアよ……邪悪な存在からそなたの子供たちを守り給え」

 マーガレットがそう唱えると、ドーム状の光が彼女を中心に形成される。

「私の近くに寄って下さい」

 俺は急いでマーガレットの側に寄った。

 そのドーム状の光の中は暖かく、不思議と心が安らいでくる。

「結界を張りました……不浄な者は近寄れません」

「あんた、魔法使えるのか?」

「いいえ……これは魔法ではありません。聖なる力――とでもいいましょうか」

 この時代には、魔法以外にも特殊な力を使える人間がいるようだ。

 ゴーストは、ふわふわと宙に浮いて遠巻きで俺たちを見ていた。

 俺たちは、マーガレットを囲うように洋館の奥へと足を進める。

 グウゥゥゥゥゥッ――。

「何の音!?」

 俺たちはその音を聞いて立ち止まった。

「くぅわぁせぇろおぉぉぉぉっ」

 一番奥の部屋から、不気味な声が聞こえてくる。

「きゃあぁぁぁぁっ!」

 ユリルは叫び声を上げ、その場に座り込む。

 グウゥゥゥゥゥッ――。

「なぁにぃかぁ……くぅわぁせぇろおぉぉぉぉっ」

 モンスターか!? あるいは、幽霊のたぐいか?

 暗くて良く見えないが、そいつは俺たちの元へとゆっくりと近づいてくる。

「ゴーストなら、結界の中にいれば安全です」

 マーガレットは、緊張な面持ちでそう言葉にした。

「モンスターなら、私が相手をしましょう」

 護衛の男は、剣を構えた。

 俺も変身して戦う必要がありそうだな……。

 俺はステッキを手にした。

 ミネルバもレイピアを構えると思ったが、何を思ったのか声のする方へと走りこんだ。

「おいっ、敵の正体も分からないのに突っ込むのは危険だぞ!」

 そしてすぐに、闇の中からミネルバが戻ってきた。

 腕に何かを抱えている。

 グウゥゥゥゥゥッ――。

 ミネルバの腕の中から、不気味な音が聞こえる。

 モンスターを捕まえたのか?

「アヒルちゃん……見つけた」

 ミネルバが大事そうに抱えているのはアヒルだった。

 だいぶ、やつれている。

「お腹空いて……死にそう……」

 グウゥゥゥゥゥッ――。

「腹の音じゃねーか!」

「くすくす……」

 俺たちを見て、マーガレットは笑っていた。

 アヒルは、マーガレットを見つめる。

 すると、突然マーガレットに飛び掛かった。

「メグーッ!」

 しかし、護衛の男に首を捕まれた。

「なんだこのアヒルは?」

 俺はアヒルに話しかけた。

「知り合いか?」

「メグー、メグー」

 アヒルはそう言って羽をばたつかせる。

「動くんじゃねー!」

 誰の声だ!?

 振り返ると、見知らぬ男がユリルにナイフを突きつけていた。

「まさか、殺人犯……?」

 護衛の男は剣を構える。

「なんてこと……」

 マーガレットは、驚いて口に手を当てる。

「おい、お前! 剣を置け! こいつがどうなってもいいのか!?」

 殺人犯は、手を震わせながら叫んだ。

 護衛の男は、殺人犯から目を離さないようにしながら、剣を床に置く。

「グリモワールⅢの章・造形魔法陶芸岩ノ巨像メイクゴーレム

 ユリルは、殺人犯にナイフを突きつけられながら呟いた。

 ゴ……ゴゴゴ……ゴゴゴゴゴ……。

 建物が揺れる。

「地震!?」

 いや……これは……。

「みんな、危ない! この場から離れろ」

 俺は叫んだ。

 それと同時にユリルは、殺人犯を突き飛ばした。

 ドーン――。

 爆音と共に土煙が舞い上がり、瓦礫が飛び散る。

 巨大な岩が、天井を突き抜け洋館の中に落ちてきた。

 そしてすぐに、天井に向かって浮いていく。

 巨大な岩が落ちた場所には、殺人犯がぺしゃんこに押しつぶされていた。

 天井には大きな穴が開き、そこから巨大な岩の巨像ゴーレムが顔を覗かせる。

「あんたごときが……わたしに勝てると思ったの?」

 ユリルは、震える腕で涙を拭いながら立ち上がった。

 あいつ……本気で怒らせると、やばいな……。

 マーガレットと、護衛の男は唖然として天井を見上げていた。


 パン屋の姉妹は洋館の中で見つかった。

 殺人犯に見つからないように隠れていたらしい。

「お花で作ったの」

 妹は、花で作ったティアラをマーガレットの頭に乗せた。

「お姉ちゃん、おめでとう! けっこんのおいわい」

「二人とも……ありがとう……」

 マーガレットは、姉妹を力一杯抱きしめた。

「絶対に、結婚式で付けるわね」

 マーガレットもこの小さな姉妹も、他人のために行動している。

 この世界には、人のために何かをする余裕があるんだ。

 あの暴力だけが支配する――荒廃した世界になんか、ぜったいにしたくない。

「それより、お前はなんでこんなところにいたんだ?」

 俺はアヒルに問い掛けた。

「小さな子供たちだけで森の方に向かっているから、心配で後を付けてきたのよ」

「なんだ……お前もいいとこあるじゃねーか……」

 ガツガツ――。

 アヒルを見ると両手にパンを掴み、むさぼり食い漁っている。

「おい、それ俺のパンだぞ!?」

「うるさいわね! いいじゃない! 私は昼から何も食べてないのよ?」

 アヒルは、唾とパンの欠片を飛ばしてくる。

「うわっ! 汚ねーな」

「アヒルちゃん……あーん」

 ミネルバが、パンを千切ってアヒルに与えている。

「お前も、アヒルにパン食わせてんじゃねー! 自分の食べさせろよ」

「私の分はもう既に与えた……はい、あーん」

「あーん」

「お前は……まったく他人のことを考えて行動してないよな?」

「それは、あんたでしょう?」

 アヒルが飛び掛かってきた。

 ガブー――。

「ぎゃあぁぁっ! 耳を噛むなーっ!」


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⇒ 次話につづく!

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