第十七節 モンスター討伐依頼
俺たちは50年前に戻った。
荒廃する前の世界に――。
城下町の酒場で、超大盛り上がりの女に出会う。
その女は、大魔導師ローズと名乗った。
ローズは、俺を見ていた。
「見たところあんたたちも、魔導師見習いのようね」
ローズは顔を近づけてくる。
酒くさっ……。
そして、肩を組んできた。
「ひょっとして、私に弟子入りにきたの?」
「あ、あぁ……」
適当な返事をしておいた。
「あんた、なにか魔法使ってみなさいよ? 悪いとこ言ってあげるから」
ローズは、顔を真っ赤にして、目の焦点が合っていない。
だいぶ飲んでるな……。
俺は、店主に声を掛ける。
「おやじ、米を数粒貰えないか?」
「何に使うんだい?」
米粒を受け取り、空のグラスを持って魔法を詠唱する。
「グリモワールⅥの章・分解魔法
グラスの中に、無数の水滴が付いていく。
やがて、グラスいっぱいに酒が溜まる。
「ほれ?」
俺は、酒が入ったグラスをローズに手渡した。
「なに? お酒?」
ローズは、恐る恐るグラスに口を付ける。
「こ、この酒は……ドラゴンブレス?」
「おおっ」
周りの男たちから歓声があがる。
「あんた、みどころあるわ弟子にしてあげる」
「そりゃ、どうも……」
その後、男共も巻き込んだ宴会は数時間続いた。
「なにこのアヒル、喋るの? おもしろーい」
アヒルは店に入るまで、はしゃいでいたのに妙に大人しかった。
やがて店は閉まり、べろべろに酔っ払ったローズが店の前で座り込む。
「うぃー……」
「こいつ……どうするんだ?」
俺はアヒルに聞いた。
「な、なんで私に聞くのよ……」
「じゃあ、放っておくか」
「なにーっ!」
ガブーッ――。
アヒルが頭に噛みついてきた。
「なんで、お前が怒るんだよ?」
「いや……かわいそうでしょう?」
俺がアヒルと言い争っていると、俺たちに近づく女性がいる。
「もう、なかなか帰ってこないと思ったら……また酔いつぶれて」
その女性は、屈んでローズを見ていた。
ローブを纏った、物腰の柔らかそうな女性だ。
「私はリリィ……言わば彼女のおもり役よ」
その人をみた途端アヒルは、彼女に飛びついた。
「リリィー!」
「きゃっ」
俺はすぐにアヒルの首を掴んで離した。
「このアヒル、今私の名前を……」
「変わった鳴き声のアヒルなんだ……気にしないでくれ」
この人は若かりし頃のリリィか……ユリルによく似ているな。
「ごめんなさいね……あとは私が連れて帰るから」
「お、おばあちゃん……」
ユリルは、彼女を見つめて呟いた。
「あれ? あなた……どこかで会ったかしら」
「ううん」
ユリルは首を振った。
リリィは、ローズを抱きかかえるように起こした。
「私も手伝おう」
ミネルバは、ローズに肩を貸す。
「助かります」
鉄格子の門を潜り、木々に囲まれた坂を登る。
俺たちが城から降りてきた道だ。
「あなたたちは、ローズの知り合い?」
どう返事をしようと思ったが、当たり障り無いことを答えることにした。
「いいや……旅をしているんだ……酒場で、たまたま出会って」
「どうせまた、ローズから絡んできたんでしょう?」
「またって何よ!?」
アヒルが返事をする。
リリィは驚いてアヒルを見ていた。
「今……喋った?」
俺は、アヒルのクチバシを閉じた。
「こいつ、変わったアヒルでな……オウムみたいなもんだ……気にしないでくれ」
アヒルは、モガモガ言いながら羽をばたつかせていた。
俺たちは、城の横に作られた二階建ての建物の中に入る。
階段を上がってローズを部屋に運んだ。
「懐かしい……」
アヒルが呟く。
ミネルバは、ローズをベッドに寝かせる。
「ぐがー」
ローズは、ベッドに大の字に横になり、大きないびきを立てていた。
「ありがとう……あなたたち、ホテルの部屋は取ってあるの?」
リリィが聞いてきた。
「まだ取ってないな……この町にきたばかりだし」
「そう……この時間だと宿もやってないかもしれないわね」
「そうか……弱ったな」
「ここは魔導師の宿舎なんだけど、空き部屋があるから今夜はそこを使って」
「助かるよ」
案内された部屋には、二段ベッドが二つあった。
俺はアヒルとユリル、ミネルバと一緒にその部屋で休むことにした。
今日はマナを使い過ぎた……横になるとすぐにでも眠れそうだ。
俺は、ベッドに横になりながらアヒルに問い掛ける。
「王女じゃないんだろう?」
アヒルから返事はない。
寝た振りをしているのだろう。
「お前が王女だろうが、なんだろうが、どうでもいいけどな」
「……ばれた?」
アヒルは、それだけ言った。
何でウソを付いたのかは知らないが、アヒルなりに理由があってだろうし、俺には関係のないことだ。
朝、窓から光が差し込む。
トイレに行くと、建物の外が騒がしい。
リリィが、鎧を着た男と話していた。
「おはよう、何かあったのか?」
「モンスター討伐依頼よ」
リリィが答える。
「昨夜、付近の村がモンスターに襲われたそうなの。緊急で招集が掛かったわ」
おおっ! これは、緊急クエストってやつじゃねーか!?
「ローズはまだ寝てるし、人手が足りなくて……」
「あぁ……あいつ朝弱いし……昨夜はだいぶ飲んでたからなぁ」
「誰が朝弱いってぇ……?」
アヒルがベッドから起きてきた。
「よかったら、俺も連れてってくれないか?」
「私も同行させていただきたい。剣には自信がある」
ミネルバもやってきた。
「助かるわ」
「ねぇ……どこいくの……? わたしも……」
眠い目を擦りながら、ユリルもやってくる。
俺たちは、討伐隊に同行した。
討伐隊は、騎士と魔導師の構成で、10人程の小規模なものだった。
騎士は馬に乗り、魔導師は馬車で移動する。
イセカイテイオーを思い出した。
あいつ置いてきちゃったけど、元気にしてるかなぁ。
城を出発して、城下町を通り抜ける。
城下町は大きな塀に囲われていて、巨大な門を潜ると一面に平原が広がっていた。
「綺麗な緑色の世界……」
ユリルとミネルバは、はじめて見る光景に見とれている。
「あなたたちはどこからきたの? そんな珍しい光景じゃないと思うけど……」
向かいの席に座るリリィが話掛けてきた。
「俺たちがいたところは、緑が少ないんだ……水も食料も……」
リリィは、悲しそうな表情を浮かべる。
「私はこの町から出たことがないから……過酷な土地もあるのね」
まさか、この豊かな土地がそうなるなんて、彼女は夢にも思っていないだろう。
いや――そうならないように、俺たちは過去にやってきたんだ。
山を一つ越え、一時間ほどで小さな集落が見えてきた。
木造の家が建ち並び、周りには田畑が広がっている。
俺たちは、町の入り口で馬車を降りた。
付近の家は、軒並み壊されていた。
町の中央では、木の杭の尖った部分を上向きに組んだバリケードが敷き詰められている。
その周りを囲むように、異様な生物の姿が見えた。
「大変! モンスターに襲撃されているわ」
はじめて目にするモンスターに、俺は心躍らされた。
遂にモンスターと戦える日がきたのだ……俺はこの時がくるのを、どれ程望んでいたことだろうか。
背の低い人型のモンスターだ。
背が低いと言っても、俺やユリルと同じ位の身長だ。
「ゴブリンね……」
アヒルが言った。
見えているだけで20匹はいる。
「情報よりも多いぞ」
騎士がざわついている。
遠目で見たが、包丁を持っていて、思ったよりも怖かった。
爪と牙は鋭く、口からは涎を垂らしていて獰猛そうだ。
「気持ちわる……」
ユリルはそう言って、身震いをする。
「いくぞっ!」
ジャキーン――。
騎士は次々に剣を抜き斬りかかる。
「私も後に続く」
ミネルバもレイピアを手にした。
俺も戦いたい――。
異世界にきて、はじめてのモンスターとの戦闘だ。
俺は腰に手を当てて、マジカルステッキを天高く付きだした。
「へん――、しん――」
俺の体は、光に包まれ宙に浮いた。
魔法使いプリティ☆リボンこと吉野克也は、ステッキのスイッチを入れることで、モンスターに変身するのだった。
着ていた服は消え裸になる。
「おぉっ」
騎士と魔導師から声があがる。
ゴブリンも嫌らしい目で俺を見ていた。
やっぱり、恥ずかしい……。
そして、煙に包まれた。
ぼわん――。
今回は、何のモンスターに変身したのだろうか?
真っ赤な体……背中は硬い甲羅に覆われている。
手は、大きなハサミ状になっていた。
蟹か? いや尻尾がある――。
ザリガニだ!
「キーッ」
俺を見ていたゴブリンは、奇声を発し包丁を振り上げて飛び掛かってきた。
俺は、体を丸めて防御態勢を取る。
ガキン――。
ゴブリンが手にしていた包丁は、硬い甲羅に弾かれ飛んでいった。
別のゴブリンも、包丁で斬りかかってくる。
ガキン――。
しかし、その包丁も弾かれる。
ゴブリンは、痺れて手を震わせていた。
「うおぉっ! すげぇ……無敵じゃねーか」
「次は、俺の番だな?」
俺は、薄ら笑いを浮かべながら、ゴブリンに向かって言った。
ゴブリンは、ビビって後ずさりする。
戦意を喪失した者に、勝ち目はない――。
俺は、大きなハサミを振り下ろした。
ガン――。
ゴブリンは頭を打ち、その場に倒れ込んだ。
もう一体は、背を向け逃げ出した。
「逃がさん」
俺は、大きく飛び跳ねた。
逃げるゴブリンの頭上を飛ぶ。
そして、そのまま落下しボディプレスをくらわせた。
ドオン――。
ゴブリンは俺に潰され、大の字に倒れた。
勝った……。
俺の目には、涙が溢れてくる。
思えば、モヒカンばかりと戦っていたあの日々。
あぁ……俺は何しに異世界にきたんだろう――と、毎日考えていたあの夜。
遂に俺は、望んでいた異世界にこれたんだ。
「うおぉぉぉぉっ!」
俺は叫び声をあげた。
隣で戦っていた騎士と一瞬目が合ったが、その騎士は慌てて目を逸らした。
やばいやつと思われたか……?
八割方ゴブリンを倒すと、残りは逃げ出していった。
家に籠もっていた人々が姿を現す。
「助かりました……ありがとうございます」
隊長の騎士が、皆を集め話始める。
「今回は、一時的に撤退させることはできたが、またいつ襲撃されるか分からない。そうならない為に、巣を探し出し叩く必要がある」
「ゴブリンは有利だと襲ってくるけど、不利だと今みたいに逃げてしまうの」
リリィは、俺たちに説明してくれた。
「とても警戒心が強い種族だから、こっそり後をつけても見つかってすぐに逃げられてしまうわ。旨いこと巣を突き止めればいいのだけど」
ゴブリンは、森の入り口で、遠くから俺たちの見ていた。
俺は、アヒルに話掛けた。
「お前なら、紛れ込めるんじゃねーか? 動物だし……」
「絶対に嫌よ! 食べられたらどうするのよ!」
「ゴブリンは肉食だから、危険ね」
リリィはそう言った。
「ひいぃぃぃ」
アヒルは、ミネルバの腕に飛びついた。
「仲間の振りでも、できればいいんだけど……」
ユリルが口を開く。
仲間……まてよ?
倒したってことは、変身できるはず……。
俺は腰に手を当てて、マジカルステッキを天高く付きだした。
「へん――、しん――」
俺の体は、光に包まれ宙に浮いた。
魔法使いプリティ☆リボンこと吉野克也は、ステッキのスイッチを入れることで、モンスターに変身するのだった。
着ていた服は消え裸になる。
「おぉっ」
騎士と魔導師から声があがる。
やっぱり、恥ずかしい……。
そして、煙に包まれた。
ぼわん――。
指先には鋭い爪、俺の顔を出している口の部分には鋭い牙……この姿は……。
「ゴブリン!」
一同が口を揃えてそう言った。
この姿なら、忍び込めるはずだ。
「気をつけなさいよ……ゴブリンの強さは、その統率力にあるのよ……一人の標的を決めたら、集団で襲い掛かってくるわ」
アヒルは俺に言った。
ゴクリ――。
俺は唾を飲み込む。
なんか、一人だと不安になってきたな。
「やっぱり……アヒルも……」
「嫌よ!」
アヒルは、ミネルバの腕にしっかりとしがみついている。
「お近づきの印に手土産にすれば、喜ばれると思ったんだけどなぁ」
「なにーっ!」
ガブーッ――。
アヒルは、俺の頭に噛みついた。
「じゃあ……行ってくる」
俺は、一人で森に近づいて行った。
キャッキャッキャッキャッ――。
ゴブリンは、俺が近づくと飛び跳ね出した。
警戒されるどころか、歓迎されているようだ。
俺は、ゴブリンたちと一緒に森の中に進んでいった。
一匹のゴブリンが、木に登り果実をつかみ取る。
それを俺に手渡してくれた。
キキーッ、キキーッ――。
最初は怖いと思ったけど、こうしてみると愛嬌があって可愛いな。
森の中の道なき道を20分程歩くと、崖下に木で作られた住処が幾つも見えた。
あれが、ゴブリンの巣か!?
まるで集落だ。
住居は、木の柱を組み合わせ、テントのようになっている。
中に入ると、4~5体のゴブリンが腰を下ろし、こちらを見ていた。
襲われるんじゃないかと心配したが、年老いたゴブリンが酒瓶を持ってくる。
人から奪った物だろうか?
キキーッ、キキーッ――。
お椀に酒を注がれた。
一応未成年だから、断ろうと思ったが、そんなことしたら何されるか分からない。
唇を付けて、飲んでいる振りだけした。
ほかのゴブリンたちもやってきて、果実やイモをくれる。
だいぶ歓迎されているな……俺。
ゴブリンたちと意気投合して、宴会をしていたらすっかり時間が経ってしまった。
そうだ……ゴブリンの巣を報告しねーと。
俺は集落から抜け出した。
陽は沈み、月が昇っている。
この場所を教えれば、ゴブリンたちは一網打尽。
村の人々も安心して暮らせるようになる。
俺は崖を登り、獣道を進んで行く。
こっちだったっけ?
暗くて方角も分からなくなる。
途中で、3人の冒険者一行の姿を見た。
こんな夜まで、モンスター退治か……?
特に気にも止めなかった。
しばらく歩くと、後ろがやけに明るい。
振り返ると、森が燃えている。
まさか――。
俺は急いで今きた道を戻った。
崖の上まできた。
真っ赤に燃えさかる炎が、ゴブリンの集落を焼いていた。
逃げ惑うゴブリンたち。
彼らに向けて冒険者は、剣を振るっていた。
俺は急いで、崖を下った。
あの火を消さないと――。
ゴブリンたちを助けないと――。
なぜだろう? そんなことを考えていた。
変身して、心までゴブリンになってしまったのだろうか?
無我夢中だった。
「グリモワールⅠの章大気魔法
焼け広がる集落の前で、俺は魔法を詠唱した。
俺の魔法なんて、ジョウロからでるほどの水しか作り出せない。
それでも、なにもせずにはいられなかった。
それまで月と星々が輝いていた夜空に、雨雲ができあがる。
ぽつりぽつりと、雨水が振ってきた。
ザーッ――。
やがて、それは本格的な雨となる。
雨水は、集落を襲っていた炎を消していった。
俺の魔法がやったのか?
いや、そんなはずはない……たまたま雨が降ったのだろう。
冒険者の一人が俺を見つけ、剣を向けてきた。
「ゴブリンメイジがいるぞ!」
俺は拳を握りしめた。
そして、冒険者の顔面目がけて、殴りつけた。
ドゴッ――。
「うわぁっ」
冒険者は、鼻血を垂らしながら後方に吹っ飛んだ。
別の冒険者がやってきて、魔法を詠唱する。
その手の平に炎が灯る。
「その炎で焼いたのか?」
俺は、冒険者に問い掛けた。
「このゴブリン……喋るぞ!?」
冒険者は驚いていた。
「その炎で焼いたのかーっ!」
俺は、啖呵を切った。
「グリモワールⅥの章・分解魔法
手の中のアルコールを、魔法を唱える冒険者に向けて吹き付けた。
ブゥーッ――。
「ぐぁっ」
冒険者は、炎に包まれる。
俺は何をしてるんだろう?
ゴブリンに味方するなんて――。
ゴブリンは……モンスター……人間の敵。
でも、一方的にゴブリンが悪い訳ではないと思う。
彼らは、彼らで懸命に生きているんだ……。
人の村を襲うゴブリン――。
ゴブリンの巣を襲う冒険者――。
やっていることは、どちらも変わらないじゃないか――。
冒険者は逃げて行った。
集落の炎は消えた――しかし、ほとんどの住居は焼け焦げ、残骸となってしまった。
何体ものゴブリンが、地面に倒れたまま動かない。
雨はいまだ止まず、俺の全身を濡らし、目から流れる涙を隠してくれる。
まだゴブリンの生き残りは、何体かいる――。
この場所は、もう人間にばれてしまった。
俺は、生き残ったゴブリンに向かって、指で逃げるように示した。
彼らは、俺の手をとった。
キキッ、キキッ――。
きっと、一緒に逃げようと言っているのだろう。
でも、俺はその手を振りほどいた。
再び指を指し、逃げるように示す。
彼らは、寂しそうに森の中に消えて行った。
そして、集落には俺だけが残った。
これで……いいんだ。
ガサッ、ガサッ――。
複数の足音がする――人間たちの足音だ。
「あのゴブリンだ……とんでもない強さだから気をつけろ……」
逃げ出した冒険者が、騎士と魔導師を連れてやってきたようだ。
「ちょっとまちなさい! そこのゴブリン」
「我がレイピアの錆びとなるがいい」
「わたしの魔法で、こらしめてあげるんだから」
人間は、俺に向かって襲い掛かってきた。
「ゴブリン覚悟ーっ!」
俺が振り返ると、アヒル、ユリル、ミネルバと目が合った。
「あ……カツヤ……」
----------
⇒ 次話につづく!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます