CT(コンパクト・タブレット)について
拙作の多くでたびたび言及されているが、フィリップ・K・ディックの『マイノリティ・リポート』と『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、さらにその映画化作品が好きな作者が「近未来を舞台にするのだから、なんか未来的なガジェットが欲しい。新世代の携帯機器とか、VR世界とか」などと安直に考え思いついたのが、電脳潜行とCTである。
煙草の箱程度の大きさの機械を起動すると、登録者にしか見えないホログラムモニターが映し出され、PCとして使用できたり、ホログラムに直接書き込んでメモ帳にしたり、動画や写真の撮影、
キャリアはいろいろあるが、全世界的な普及率は九割越えで、作品世界の2018年に登場し、あっという間に人々の生活を席巻したという設定。ガラケー、スマホ、タブレットは駆逐されている。
カクヨムでの第一作『リリリリ -Re:Re:Re:Re:-』の携帯機器の表記が、頑なに「携帯」だったのは、2016年舞台の世界にCTがあるかどうかの細かい設定ができていなかったので、どちらとも取れるように書いたという事情がある。
ちなみに、作者は2019年現在も未だにガラケーを使っている石器時代の原始人である。スマホでカクヨムを読んだことがない。スマホで読みにくかったらコメントください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます