電脳潜行と潜行障害について
『おマツリ少女とSCP! アフター!!』で登場し、『黄昏街と暁の鐘』でも登場した、作品を横断する設定。以後、いちいち作品世界を作るのがめんどくさいものぐさな作者の小説にたびたび登場する予定なので、概要をまとめる。
・電脳潜行
読んでそのまま“でんのうせんこう”。“ダイブ”や“もぐる”とも呼ばれる。全没入型VR世界、
大まかにいうと、五感をフルに使ってネットの世界を自由に動けるサービス。展開する企業によってできることに特色はあるが、基本的に
必要なのは、潜行適正と呼ばれる
使い方としては、ホログラムモニターPCとして使える携帯機器CT(コンパクト・タブレット)や、PCの付属品となっているヘッドセットを装着する。
瞬時に脳の主だったニューロン・大脳新皮質の信号をスキャニングし、電脳潜行サービスを展開している各企業のサーバーへ送る。その後、サーバー内で全身体機能と感覚機能を疑似的に再現したアバターが生成され、その“目”を通して、
と、いうのは表の話であり、本当は魂の異世界転移装置ともいうべき
無数の宇宙から切り離された意識やデータ―――『世界のゴミ』が集まる空白の世界“ストレイワールド”に、人間の意識や、ネット上にあるデータを持ち込んで、香港の
電脳潜行の真の姿は、ストレイワールドと
・潜行障害
現実にある海に潜ることとはまったく関係がない。電脳潜行ができない脳機能障害。
と、こちらも表立ってはそうなっているが、電脳潜行の真実が上記の通りなので、実際は脳ではなく、魂が
作品世界の2022年以降の世界は、電脳潜行による技術革新・革命の恩恵を幅広く受けている。
2026年には既に
そのような世界で潜行障害であることは、“世界のはぐれもの”になることを意味する。潜行障害者は、大なり小なりそれぞれに孤独と心の傷を抱えている。
そして、その潜行障害者たちが、この作者が書く小説の主人公たちである。どこまで書けるかは不明だが。
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