暇なときに読む人物紹介・設定集

祖父江直人

黄昏街と暁の鐘の人物紹介(第一章終了時点)

東雲晃陽しののめこうよう


 『黄昏街と暁の鐘』の主人公。中二で厨二。意志の強い大きな目が特徴。やや線が細いが、成長期。

 基本的な設定は『小説家になろう』に書いていた前身の小説とあまり変わっていないが、作者のあと乗せサクサク設定で、全没入型VR世界・情報海オーシャンに行けない潜行障害という架空の障害者にされたのと、風呂に入っている間のふとした思い付きで第二章から眼鏡っ子にされた。

 名前がかっこ良過ぎるので、行動は基本的に痛々しくかっこ悪くなる。カクヨムにリライトする上で、よくようになった。

 こんな奴が友達に欲しいと思いながら書いている。


小暮黎こぐれれい


 晃陽の一個先輩だが、後輩の無礼な呼び捨てやタメ口を自然に許すナイスガイ。外見も内面もイケメンに設定したので、名字をちょっとだけ普通にした。主人公の相棒らしいクールなキャラにしたつもり。でも最終的にどうなるかは分からない。


暁井明あけいあかり


 主人公の名前呼びを許さない系ヒロイン。当初は、こんなに毒舌じゃなかったし、晃陽への当たりも強くなかったが、ヒロインとして弱いと思い、『おとなしい文学少女然としつつ、はっきり物を言う意地っ張り』になる。序章におけるやたらと友情に篤い男前な発言に繋がった。あのセリフがスルッと出てきて、このキャラがとても好きになった。


氷月ひづき


 年齢不詳の男。カクヨムでの前作『おマツリ少女とSCP!アフター!!』にも出てきた、ある種存在がネタバレな人物。

 前回は謎組織の構成員で、今回は歴史教師兼スクールカウンセラー。「色んな種類の作品に、同一人物が出てきたら面白くね」という思い付きで、作者の小説のあちこちに登場するキャラクター。


○晃陽の両親


 父、あきら。母、ひなた。息子は晃陽と、ピカピカネームな一家の両親。幼稚園の頃から一緒という、世にも珍しい幼馴染エンドを達成した夫婦。

 高卒で現在の会社に就職し、同時大学生だった幼馴染と結婚を果たしたタフガイな父と、つまみ食いが趣味のおっとりした母。それらを踏まえて晃陽の性格を作っていった。


浅井香美奈あさいかみな


 最初は、晃陽のネトゲ仲間のオタク系女子だったが、「もうワンクッション置いた方が可愛いのでは」という、これまた思いつきで、黒髪ロングの真面目なクラス委員長から、天パのネトゲ廃人へ華麗なる墜落を遂げた。


藤岡月菜ふじおかつきな


 小柄だがこちらは浅黒い肌。ソフトボール部のエースで、晃陽を部の下働きにこき使っているスポーツ少女。あんまり目立たないが「東雲は東雲だなぁ」というセリフを言ってくれて、晃陽のキャラを固めた功労者。ちゃんと見せ場を作ってあげようと思う。


三好貴江みよしきえ


 いろいろと鍵を握る二色神社の娘で、巫女。高二。黎サイドのヒロイン。彼女の母親奈江なえはプロット上には存在せず、調子よく書いていたら突然ぬるっと出てきた。そのおかげで、貴江のキャラも親を踏まえることでかなり定まった。


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