第7話猛獣区、、、現代
それぞれが準備をしている最中。
街を見て歩きながら、街並みを楽しんでいた。
周りは石を積み上げた店が立ち並んでいた。
家は、土を壁として作ってある家々が並んでいた。
一つの店に入ってみた、中には服装が並んでいた。
民族衣装だと思われる服がある。
広げて見てみた。
ワンピースみたいな服に、刺繍が施されていた。
黒の下地に刺繍なのでカッコいいなのだが、着物?甚平?なんな感じなのものだった。
次の店は、魔道具、薬などが並んでいた。
別々ではないのだな。石に、木の棒?調合用の道具、乾燥させた草、実、根っこ、などなどがおいてあった。その中に天秤の置物があった中央には丸い石をはめ込むように穴が空いた感じだ。
何に使うのかしら。でもいいや、次のお店に行こう。
次の店には、武器屋だった。
何か武器を増やすのもいいかもしれない。
気分で武器変えられるからいいわね
それで、剣、盾、杖、弓、 銃、槍、ランス、スピアこんなもんかな。って買って異次元を作り出しそこに放り込んだ。
次のお店は食事するところだね。丁度お腹も空いたし、食べて行こう。
「お席はこちらになります」
定員さんの案内で着席したのだった、こちらにもメニューというものがあるみたいだな。
そもそも、作ってくれていたので他の者が作ったのを初めて見るし、食べることになる。
メニューを渡された。
文字は、来てから読めるように変換できるアイテムを作っので、それを起動している。
ブレスレットには、読み取り聞き、聞き取り、書き取りの交付をつけて作成してある。
「らえーと何にしようかな、コーヒーあるんだ」
「はい、当店のみの販売となります」
「それなら、コーヒーと、甘いもののおすすめを一つもらえるかしら」
現代いうお金なののだけど異世界では、お金ではなく、木を加工してそれに鉄らしいものをコーティングその上に魔法で覆い番号が記載されている。
捏造は、出来ないように魔法は、その地、ウォンのみで魔法送付をさらに施せるようになっている。
元々、木が民に教えていたそうで、最初の頃作った硬貨が隠れ家に大量に眠っていた。使え切れるわけがないほどの量だった。
それが小さい袋に入っているのだけど、もしそれが盗まれたら、って思うとゾッとする。
最初の頃はそう思っていたけど、自分の能力に慣れ始めてからは、そんなことはなくなった。
なんせ、私以外は、硬貨を出せないとわかったからだ。
前にエブァンに頼んで買ってきてもらおうとしてエブァンではお金が出せず、自腹を出して買ってきたことがあったからだ。
買い物をしてきたエブァンに言われ、そんなはずはないと思い、袋に手を入れた。たしかに出せたが私のみだったのは、最近わかったこと。そんなことを思っている頃に食べ物がきた。
「おまたせしました、こちらがコーヒー、こちらがカルーです。はちみつをかけてお召し上がりください、失礼します」
パン?って疑問になるような形だ。
丸い、とにかく丸い。
これにはちみつをかければいいのね。
かけてみた。
周りの丸いもの?が
「と、溶け始めた!?」
中からパンらしい物が出てきた。
なんか本格的だわ。あとは、コーヒーは異世界にあるけど、砂糖はないみたいだね。
それならはちみつ入れちゃおう。
ミルクはあった。
お!木でできているスプーンと、フォーク、ナイフ。
一口コーヒーを飲んでみた。はちみつを入れたからこんなものかな。
パン?を一口食べるとなるほど、現代いう、パンケーキみたいなものだね。
これは美味しい。
黙々と食べ終えた頃に、準備が整ったようで、目の前にエブァン、イブリース、ファティマが姿を現した
「マリー様、準備が整いました」
「そう、行きましょうか」
袋から硬貨を出し支払いを済ませ店を出た。
滝の裏側、入り口へ向かったのだった
いろんな町並みを見ながら滝の方へ向かうと左手に滝の裏側にある入り口が見えてきた。
受付を済ませて奥へと進み出した。今回は、面倒なことも起こらず、すんなりと進むことができた。
滝の裏側を歩いて奥まで進むと、広大な森が姿を現した。
「ここが猛獣区ね。さて、やらないといけないことをしないとね」
「やらないといけないことですか?」
「ええ、3人には、まだ詳しいことは話せないけど、仲間が足らないの。その仲間を増やすために各地を巡っているのだけど、それ以外には視察も兼ねているんだけどね」
「そうだったんですか」
「そうそう、あなたにもこれをつけておいてもらわないとね」
「ファティマ、"刻印石''これを手の甲につけておいて、説明はエブァンからしてもらってね」
エブァンが説明している間、考えごとをしていた。
それにしても、ここはとにかく広大で深い森なのね。目で見ると壮大さが一段とわかるわ。
まずは、長を探さないとね。
隠れ家の近くにいる猛獣は、元々、木が切られないようにするために、猛獣だらけにした場所がいくつかあったのだ。
そこに隠れ家を移動したのだけど、今回、私の配下にするわけなのだが、猛獣は、厄介なのよね。
そもそも、戦闘だけを信じそれ以外には木くらいだったかしら、確かそう本に書いてあったわね、確か知識の書だったわね。
木が私のために残してくれたもの、木が知り得るすべての知識が書かれているものだったけど、その内容は、私の中に入り込んでましっている。そこから探し出して確認をした。
とにかく進みましょう。
しばらく歩いていると。遠くの方にひときわ大きい木が見えた。あそこで、魔法発動した方が良さそう。
「遠くの方に一際大きな木があるんだけど、あそこまで行くわよ」
「マリー様、かなりの距離があるので魔法で、移動しませんか」
「イブリース、それではダメなのよ、歩きながらではないと出来ない事を今してるから頑張って歩くわよ」
そう、私は地を利用して自分たちの場所を特定しながら、猛獣の縄張り範囲を割り出しているのだ、だから飛んでいくのは楽くなのだけれども、それだと把握できない。
「歩きながらですか、差し支えなければお教えいただけると嬉しいです」
「到着したらね、まずは進むわよ」
4時間ほど歩いた頃、3人に警告音が流れた。
それに気がついた3人は
「マリー様、そろそろお時間ですここら辺で休まれてはいかがでしょうか」
「エブァンありがとう、そうしましょう。準備をお願い」
「は!では準備に取り掛かります」
「その前に隠れ家に行って水浴びをしたいわ、貴方達も、一緒にきて」
右手を前に手をかざし、左手を地にかざす。同時に魔法発動、地には転送魔方陣、目の前は
亀裂が入り扉が実現した
「いくわよ」
マリーの後を3人は続いて扉へ入っていった。
入った時すぐにエブァンは言った。
「マリー様、なぜこんなに武器買ったんですか?要らないでしょ」
「いるのよ、これから配下にするときに守らせるやつなんだから」
「それなら、配下になってからでも遅くないとおもいますよ、買ってしまったからには仕方ないですが、今度から私が買いに行きます。今私が片付けますから」
あーこないだ言いかけたのはこれね。ファティマは思った。
恥ずかしすぎる、片付けの忘れてた。
「と、とにかく水浴びするわよ。ファティマ」
「はい」
「エブァン、イブリース左側の部屋で水浴びして」
しばらくして、水浴びから戻ってくると、エブァンは、片付けを、イブリースは、驚きの顔で部屋を見ていた。
「何そんな驚いた顔して」
「驚きもしますよ、ここになぜ貴重な物が大量にあるんですか」
「それは、元々、木が作っていたものだからね、私には使わない物なのよ。この空間にある、全てのものは、私が作れる物だしね。全部捨ててしまおうとしたらエブァンに怒られてしまって、渋々おいてあるのよ」
「怒られもしますよ、これを目にすること自体ありえないものが多いいのですから」
「イブリースにも怒られるとは思わなかったわ」
「ファティマもそう思わない?」
「マリー様、私達が何百年かけて一つできるかどうかなものなのですよ、ですから大切になさってください」
「ファティマまで」
「わかりました、管理はエブァンに任せます」
「私はいらないから」
「エブァン〜〜眠気が差してきた、早く来て」
「もう、持ちそうにあ、り、、ま、、、せ、、、バタン」
危なかった、間に合ったマリーが床に落ちる寸前で抱き寄せたのだった。
「とにかく、マリー様を寝室に連れて行く」
「それがいいわね、にしても魔力すごいわね」
「言い忘れていたが、魔力妨害の結界を身に纏わせておけよ。でないと、死ぬぞ」
「これくらいなら大丈夫よ」
「そうだな」
「バカをいうな、まだマリー様は、完全に寝ていない、完全に寝ているときマリー様の魔力を侮るな、今出してる魔力は、まだ三分の一も出してないんだぞ」
「は!嘘は、よせ」
「私が身に纏ってるをよく見ろ、それが何なのかわかっ
たらさっさと貼れ、私はマリー様を寝室に連れて行くからその間にしておけよ」
「おい、あれって」
「ええ、極限魔法魔力妨害を最大まで引き上げて、張っ
ていたわね」
「とにかくだ、やっといて損はなさそうだな」
「そうね、張っておきましょう」
「出来たようだな、これを持っていろ」
「"これは?"」
「それは、今お前たちが貼ってる結界を強化してくれるアイテムだ、手放すなよ手放したら、結界がビビ割れる、ビビ割れしたら修復不可のだからな。その隙間から魔力が一気に流れ込んで死ぬから、気をひきしめろよ」
「そこまでしないとダメなのか」
「俺は服に全てしてあるが、お前たちのはまだしていないだろ。マリー様が目を覚ますまでは出来ないが、起きたらすればいい。それまでの辛抱だ」
10分後
「そろそろくるぞ、衝撃くるから気をつけろ、持ってるもの手放さないようにな」
ゴーゴゴゴゴとなり始めた途端に膨大な量の魔力が流れ出した。
重い体自体が重くて、動くのに苦労しそうだ。
「エブァンの言う通りにしてて正解だな」
「当たり前だ。死んでしまったら、私がマリー様に半殺しにされるのは俺だからな。それは勘弁だ」
「何で偉そうなんだ」
「偉そうではなく偉いの間違えだ。そもそも2人は、俺より若いんだよ、わかるか?俺の年齢2000年は、超えている、この世界が4つに別れる前に生まれているからな」
「知識も、君たちよりはあるからな。それにな、マリー様は、生まれてそんなにたっていないのにあの魔力量の方がもっとすごい。足元にも及ばないほど絶大だ」
「すごい人なのね」
「この世界に無くてはならない人になるためにマリー様は、動いている。私達はそれを手助けするために、集められているのだから」
「それにしても、魔力はどこまで上がるのかしら」
「まずい、魔力を移動させなくては」
「移動するってどうやって」
「それはここの扉を開けるだけ、見てなよ」
扉が開いた
「みるみる流れて行くわね」
「この中に魔力を回収するための洞窟があるんだ」
「中はどうなってる?」
「それがマリー様は、この中に入るなとおしゃっているのだよ、マリー様が入るなと言うと言うことは、中に入ったら死ぬからだと思うよ。何せ、最初はなかったんだが、マリー様が洞窟とこの部屋をつないで魔力がここをいっぱいになったら扉を開けなさいと言ってそれから10日間、マリー様が寝るなるたびに開け続けている。だから、まず中に入ったら死ぬのは確定だな」
「今度、中に入れてもらえるよう聞いてみようかと思っているんだ、その時はマリー様と一緒なのは間違いない」
そんな会話がされていたのであった。
目を開けた、昨日の続きをしないといけないか、そう思い、体を起こした。
時刻は、また勝手に時が進んでいる。
18時仕事は?してきたのか?とにかく確認だ。上司に電話をする。調子が悪くて明日休みたいのですがと、電話をしてみた。
が、予想していたのと違っていた。
(急に悪くなったのか?今日来た時はそんなではなかったように見えたが無理してたのか?)
と帰ってきた。
体が勝手に仕事をしていたことになってる。
(すいません、無理して今日やったのです。でも明日は休みをください。1日休めば大丈夫だと思うのです。病院に行ってきます)
(わかった、明日は、休んで明後日からまた仕事に出てきてくれ)
(ありがとうございます)
(お大事に)
(はい)
電話を切って考えた。
勝手に体が日常を過ごしている。
それの記憶がないこれでは、どうにも動きようがない。
なんとかしないと。
その時声が聞こえた。
え!辺りを見渡したが誰もいない。
子供は、相変わらず部屋から出てきていない。
《マリー、聞こえるい。私が誰かわかるかな》
ーーーだれ?
《私は木を育て異世界を導き木を利用して4つに分け、現代と異世界を作った存在だから》
何で現代にいるの?異世界には来なかったじぁない?
《それはマリーに導かれたのと、異世界では導かれる事がなかったから》
そもそも何で私なの?ずっと思っていた。現代で普通に暮らしていたかった。それなのに今はこれ、本当に嫌になる。
《そもそも私は別々の世界を作った、世界を制する異世界と、自由に人の手で育てる現代を。
作ってみてわかったことがある。人は過ちを繰り返し続けてるものだと。どちらの世界もそれは同じ。だが自由に人の手で育てた現代は、過ちを正そうとするものが現れその者たちが、現代を正していった。
それに比べて世界を制する異世界は、過ちから何も学ぼうとはしなかった。だから4つに分けて、現代と同じように正そうとするものを生み出した。それが君、真紀でいてマリーでもある君が生まれた。
ただ私が望んだものとは違う形になってしまった。真紀と、マリーは、別の人になるはずだった。それが魂に宿ったのが君の魂。魂1つで体が2つある状況になってしまった。それでも君はそんな状況でもやってくれた。
だから、君が現代で過ごすのに困らないように、私が体を動かした。
ただ私が体を動かずことはできても、人形でしかない、君の体だから記憶がないのだ。私もそれ以上できない。私は世界を作る、見守るそれのみ。それ以外は、何もできない。もしできるならそれは君。後は君がそれを望むかでできるできないかがわかる》
そういうことなら、これもできるわね。
《何をする気なんだい。そうか、いいよ僕でよければもう1人の君になる。君はそれが出来ると知っている、そしてそれを実行するんだね。僕は仮初め君を生み出したその時から、僕は僕ではなくなった。さあ!おいで》
私は彼の意識を消滅させて、その知識を元に、同時に現代、異世界を動かし、理解できるよう脳の改造を始めた。
そのせいで、睡眠はすでに無くなっていたが体を寝かせることもなくなるのは分かっていた。
それでも実行することを選んだ。
脳を調べている時にわかった事がある。
現代で歳はとるみたいだね、老けるかまではわからないかのね。あとは、異世界の方は体は老けないのがわかった。
脳の構成に取り掛かる。
現代と異世界の自分の脳に意識と理解する回路を作り同時につながる。
魔法でできるかな。
まず記憶、理性、行動、感情の回路を繋ぎ合わせてと、その中間に全てを集めるように魔方陣を展開物資を作成して、3つ目の脳を異空間に隔離、保護、接続ここまでいい。あとは時間のズレを修復しないといけないのだが、ここで問題が発生した。
異世界で残りをやらないといけないことに。
魔力が足らなくなる可能性が出てきた、この後現代で使う魔力を残しておきたかったからだ。
残りは異世界に行ってからだね。
先に片付けないと、あと9人だったね。
魔方陣展開そこまで移動、彼女の前に立った。
今回は、人気のないところだったから簡単に移動できた。
(ねぇ、君、落ちましたよ)
と肩を叩きながら声をかけた
と同時に眠ってもらった、記憶を消して繋ぎ合わせてとあとは起こすだけ。
(大丈夫?体を譲って起こした)
(え!大丈夫ですけど、だれ?)
「の私は、落し物をあなたに渡そうと肩を叩いたのだけど急に倒れられて救急車を呼ぼうかと思っていたところなんですよ)
(すいません、私は大丈夫です)
(それなら良かった、立てますか?)
(ええ)
彼女は、立った。
(あと、これ)
ハンカチを手渡した
(ありがとうございます)
(大丈夫そうみたいだから、私帰ります)
(さようなら)
「ええ、さようなら)
そう言って別々に帰っていった。
やれやれ、家に帰ってさっさと体を横にしないと、このままでは、回路が繋がらない。
急いで戻って体を布団に横にし目を閉じたのだった。
すぐに目を開けると、隠れ家のベットの上だった。毎回倒れるからエブァンに感謝ね
それと同時に魔力が無くなった。
「マリー様が起きたようだ」
と、エブァンは言ったのが聞こえた。
部屋から出ると3人が、部屋のテーブルに腰をかけていた。
「これから1時間ほど洞窟に行ってきます、急用です」
「あの中は魔力が、、、」
「エブァン分かっています。何かあった時に使うように
溜めてあったのです、自体は急を要します猛獣区は、それが終わり次第向かいます、あとの事は任せます」
そういうと、マリーは扉に向かい中に入って行った。
エブァンが追いかけて入ろうとしたが扉に触れることすらできなかった。
魔方陣が貼られ見えているだけの状態になっていた。
仕方ないそう思い、椅子に座る。
「俺の知らない所で何か起きたのだろうな」
「きっとマリー様のことだから時間がないのだと思う、このまま何か起きても、対応できるように待機だな」
「賛成だ」
「お茶を入れるわね」
「ああ、頼む」
洞窟の最深部にマリーは、立ち脳内作成に取り掛かる
時間修正、脳内で変化魔法展開、3次元内の脳に接続融合、記憶、理性、感情、行動3次元脳に接続開始。
やっぱり魔力足らなかったね、これに手を入れれば魔力回復するから大丈夫。
最深部の中央に魔力の球体が浮かんでいる蜃気楼に似たような、ものが浮かんでいる。それに手を入れると回復していった。
できた。
今までで一番魔力使った感じ。
そう思い、部屋へ向かって歩き出した。
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