第2話地へ
それにしても、寝ていない事に気がついたのは良かったが、寝てる間私の体ってどうなってるんだろう?そもそも15時間寝ててもトイレ行かないのも不思議だ。
たしかに昔から睡眠時間がかなり多いい方なのは、間違いない。
――――――――――――――
私が小学生の頃に遡る。
学校から帰った私は、宿題を済ませ夕方まで、遊んだのだった。
学校が明日は休みをいいことにいっぱい寝てやるーって思っただった。
食事を済ませ、風呂に入り、布団に入った。ちょうど22時になる頃だった。
布団入ったらすぐに眠りについた。
昼過ぎた頃、母親に"真紀大丈夫?"と体を揺すられたのだった。
(もー、今日学校休みなんだから寝かせて)と答えたのだった
(死んでるのかと思ったじぁない)と母親は言った。
(は!死んでるわけないでしょ⁉︎)
(あのねー14時間も寝て、息もしてるだか、してないんだかわからなかったんだから、こちっちは慌てたんだからね)
(ごめなさい)
(大丈夫なら、いいのよ!お昼だから、降りて来なさい)
(はーい)
いやーよく寝た、爽快感な感じだなーなんて思ったものだった。
それが小、中学生の間よくあることだった。
高校に入ってからはなくなり、3年が過ぎ就職するのだった。
仕事は順風満帆とは行かないが、それなりに楽しかった。
上司に恵まれたお陰で、よく連れ出されては、朝まで食事だ遊びたと連れまわされていたのは、懐かしい。
その頃の私は、睡眠が劇的に減ってた。
1日3時間の睡眠なのだが、ここ4週間ほどほぼ寝ていないのだ。
1週間に5時間なればいい方だった。
原因は、上司なのだから、仕方ないのだ。
1週間寝ずにひたすら仕事、上司の付き合いに明け暮れていた。
今思うと、よく寝ずにやっていたと思う。
――――――――――――――
寝続けるのも、寝ないのもかなり平気なのだとも言えた。
普通どっちも無理なのだけれど、どこかで寝ないと倒れる、そして、寝てても同じで、体の機能を低下させるというものだからだ。
現代の常識ということ。
現代の体"私"は、異世界から帰ると体が筋肉痛がひどい。
仕事に支障きたすギリギリなのだが、まー動かせばなんとかなっているから余り気にしていない。
昔は、よくしていたので痛みには、強い方なのだ。
そして、魂は、寝なくていいことにも気がついたが、体は勝手に寝ている?死んでる?のか?なんて思っていた。
ただそれをここでは、確認できないでいた。
そんな事を考え終えた時に寝落ちしていたのだと、目を覚まして気がつくのだった。
異世界にいるのだと。
「エブァン、ありがとう」
「お目覚めになられたのですね」
「ええ、自分の意思で寝ることは、出来ないみたいでね」
「そのようですね、ですがなぜなのか不思議ですね」
それについて、エブァンに話していないことに気がついた。説明することにした。
私は現代と、異世界を魂のみで、行き来してること、現代で寝ると、異世界で目を覚ます、そして、現代の時間が再開する時には、強制的に戻される、というものだった。
ただ、それは今私が体験してる事実が元になっているのだが、この後どうなるかは、わからないというのも付け加えておいた。
「なるほど、マリー様は、2体の"体"があり、魂の移動しかもこちらの世界と、現代という世界を渡っているではすねそして、その先どうなるかもわからないということなのですね」
[その認識で間違ってはいません]
これも困ったことだった。
現代と、異世界の時間の流れが異なることだった。これについても、エブァンに説明する。
時の流れがどちらにもあり、1日の時間が、現代が24時間に対し、異世界が、30時間である。6時間の差生じているのたから。
こちらの時間の流れで16時間過ごすと向こうでは、8時間経っていることになる。
なので、現代で寝た時間でこちらの世界にいる時間が決まるということになるのだ。
「状況はわかりました、では今回、現代の体が8時間寝てる間に、こちらでは、16時間過ごすせるのであれば問題ありません」
「問題かどうかは、置いておくとして、疑問に思うことがまだあるのです、私の体は寝ている間どうなっているのかということ、そして、呼吸をしているかということです」
「それについては、寝てるだけです!呼吸もしています」
それなら現代で寝ている私の体は、呼吸をするだけの植物人間的な感じになっているってことか。
なるほど!なんとなくしっくりきた、だからなのか、体が筋肉痛になるわけだ。
現代の私の体は、激痛に襲われるのにこちっちは、無い、なぜか?
それについてエブァンに聞いてみた。
簡単な話だった。この世界に、魔法が存在していたそしてこうも言った。
魔法で治療していますので、大丈夫です。と答えてくれたのだった。
通りで痛みも苦痛もないはずである。異世界で寝てる時間があまりにも長いせいなのだという。
異世界、そして現代の事がわかった。
「エブァン、私、ここから出た事ないんだけど、今は、外か出られるのかしら?」
「はい、今ちょうど昼15時を過ぎております」
「なら、大丈夫だね!」
「お、お待ちください、そのままの格好では、今用意をいたします。お待ちください」
自分の服装にビックリ、シャツ?ワンピース?とにかく薄々の感じの服を着ていたことに気がついた、ここ最近あまりにも色々ありすぎで、今の自分の格好まで、気にかける余裕がなかったのである。
自分の身体がビックリするぐらいにスタイル抜群になっていることに驚いている!そんな事を思っていると、エブァンが、
「用意ができました」
と、声をかけてきたのだった。
「ありがとう」
その場で着替えようとすると、
「お待ちください」
と声がかかり振り向くと、静かに部屋を出て行ったのである。
え!なぜ?と思いつつも着替えたのである。
部屋から出た私はなんで出て行ったのか聞いていた。
エブァンは、すごい勢いで言ってきた。
「マリー様は、女性です。男性の前で肌を晒すなどあり得ません、今後そのように男性の前で肌を晒晒さないでください」
「はい」
それを聞いて、ごもっとも、と現代の私は、女扱いをするのは、別れた旦那ぐらいだった、人前で着替えるなんて、 恥ずかしいだなんてとっくに忘れていた。
そんな感覚とうに捨てていたからなのだ。
言われるまで気にも止めなかったからだ。
今後から気をつけよ。そう思った。
外に出て驚いた、目の前に広がる異世界に、そして私がいる場所に。
木の最上階に私がいた、そして、ここからは地下以外の世界が一望できたのだった。
素晴らしいその言葉しかなかった。
疑問に思う、今ここには、エブァンだけしかいない、それ以外合ったことがないからなのだから。
そしてここを目指すものはいなかったのかとも思いエブァンに聞いてみた。
エブァンは、答えた。
「ここは、異空間であり、中に入ることも、触れる事すらもできません、私たちのみが、この場の干渉し、入ることが許されているのです、これを許してるのが"木"でその権利をマリー様が全て受け継いでおいでです
また、今の"木"は、ただの"木"で全ての能力をマリー様が受け継いででおいでです」
驚愕だった、まさか木の能力までもが私にあるとのことだった。
自覚なしだね。間違いない!
さて、どうしたものかなー、まずはそう、地の都"ウォン"に向かおうかなー、って思った時、時間をみたこの世界の時計私が意識すると、目の前に時計が現れた。
ビックリした、あまりの大きさに!だって木の大きさの半分くらいの大きさが目の前に現れたのだから。
それにエブァンは、驚愕していた。
「まさかここまでの力とは」
え!エブァンに振り向いた私は自分が驚いているにもかかわらずエブァンまでもが驚いていたことだった。
「これって、こんなに大きいのですね、時計を見たかったので出したのですが、ビックリですね」
「驚いたのは、こちらです、時計とは、この世界の時間をを管理するためのもので、時計は、誰でも出せるのですが、大きさは、大小様々、大きさは、その人の魔力の大きさを表します。それこそ、ここまでの大きさを保有しているのがすごいのです」
「そうなのね、私も出して見てわかったのだけれど、時計の大きさ、かえられるのよ!今出したのが少し大きめってお願いしたのだけど、少しではない気がするのよ、ちょっと失敗しちゃった」
「は!え、ええー」
「では、これが最大ではないということですか?」
「そうなるわね」
「ちなみに、ちょうど15時間たった頃みたいだし、1時後には、また寝てしまうから部屋に戻りましょう」
そう言ったのだった。
エブァンは、思ったこの人についていけば全て上手くいくのだと、そして、こんなにも暖かいなにかをくれる人なのだと、時計が現れたとき、祝福の光と、音が世界を巡っていたのだから。
その頃世界は各地で大騒ぎになっていた、天空を全て覆い尽くすほどの巨大な時計が出現したからだ。あんな大規模の時計を出すものが出現したことを意味していた。
世界の都は、調査におもむく事人々であふれているのだが、私は、それこそそのことを、なぜか感覚で知ってしまっていた。
いや、知らされたのだと思う。
そうして、世界を巡るための準備を始める事にした。
そしてまた、寝るとのことをエブァンに告げるのだった。
目を覚ますと朝だった、戻ってきたのだ、現代に。
日常がまた始まるはずだった。そうだと思っていたのに、現代は、それを許さなた。
子供が大きくなっていた。たかが8時間だと思っていたからなのだが、実際は違って、子供は、14歳を迎えるところだった!まってまって、えーっと時が4年も過ぎているって事!
私は、病院のベットで植物状況で、4年もの間をベットで過ごした事になっていた。
目を覚ました事に病院職員たちが大慌てで私のところにやってきたのだった。
いい加減にしてほしい。寝ること許されず、魂だけが行き来する、異世界をやっとの思いで理解したのに、現代に、戻ったら、この有様なのだからなぜかこうなっているのか疑問だった。
だが、それよりも今進行しているの今をなんとかしたいものだった。
子供は私に、"ママお帰りなさい"と声をかけてきた。
泣きながら。
検査を終えて、夜、私は、身体が動くかの確認をしているところだった
手、足、首、肩、寝返り、起き上がり、一通りの動作確認をして後は立つだけとなった。
座位も保ててる。
ゆっくりと立ち上がっててみた。
あれ、不思議な感覚が体を襲う。
普通に動けた!どちらかという身体が軽い感じだった。
4年寝てたとは思えないほどだった。
それなことをしていると、朝になっていた。
自分が歩いている事に看護師達は慌てている。
たしかに、昨日目覚めたばかりの人が普通に歩いていれば、慌てるのも無理はないのだから。
そんなこんなで1週間後には退院できたのである。
さすがに仕事は、やめさせられていた。
家は、あると。
保険のおかげなのだから、備えあれば憂いなしである。
子供も、それのおかげで、学校に行けているのだからありがたい。
休養しながら、そういえば寝ていない事に気がついた。
寝てるっていうよりも体を寝かしていると言った方が正しいかな。
今日、体を寝かしてあげる事にした。家事を済ませて、子供の世話をして、布団にはいったのであった。
目を覚ますと、エブァンが"おはようございます、"マリー様"
そう声をかけてくれた。
「エブァン、おはよう」
「こっちは、変わらない?」
「変わったことは、特には、ですが、マリー様向こうで何かあったのですか?こっちはとなると、向こうで何かあったと推測します」
「ええ」
そこで向こうの出来事を話した。
エブァンは、少し考えたあと話始めた。
「マリー様、もしかすると、その影響をおよぼしたのは時計ではないかと推測します」
あ!なるほど理解できた。
時計は、出さない方がいいのだとも思ったその時、部屋の一冊の本が光った。
私はあれを手にしないといけないと、そう思った。
そして光る本を手に取った瞬間、私の中に知識のしんずいが流れ出した。
流れる知識の波が私の細胞に刻まれていくのがわかった。考えたことが全て魔法とかす。
そうしたいと望めば、それが魔法に変わる。それを全身で理解したのである。
エブァンは、驚いた。
あれは世界のしんずいを記載した本。だが、普段あれを手にしても、何も書かれていない、本そのものが認めない限りそれを読むことも手にすることもできない、目の前にあるにも関わらず触れる事すら許されないのだから。
光を浴びてマリー様はその本に触れた、光がマリー様を覆った、見守るしかできなかた。
しばらくすると、光は、マリー様の中へと吸い込まれていった。
細心の注意を払いながら話かけた。
「マリー様?」
「エブァン、大丈夫です。心配かけました。 ですが、今回現代に影響与えたのは、やはり時計でした。 私が出した時計は、現代の時計を出したがために、時間が進んでしまったのです。
なので、戻します。今回、小さな時計を出しますから、安心してくださいね」
「は!」
え!それって戻すことができるという事は、全てをやり直す事が出来るということではないかと思った。
だからこそ、質問をした。
「それでは、全てやり直しすればいいのではないでしょうか?」
「いいえ、今回のは、かなり力を使って戻しますが、それはあくまでも今回だけなのです。これは、異世界にいる時にだけしか使えず、現代に戻っても使えないのですよ、
それに、もし、この異世界の時間を変えてしまってはつまらないでしょ、ただ戻しても同じことを繰り返すだけ、だからこの異世界は、4つに世界をわけたのだから、それでもやはりこの異世界は、同じことを繰りした
それは、この木が原因だと思うのです。異世界は、一つ一つの都市があり、別々の道を生みださなければいけないのに、それを木は、許さなかった。たしかに平和を願う木のあり方は間違ってはいないが、それだけでは、それを維持することなどできないというのにね。でも、それをわかったということは、変わっていけばいいということなのだからね」
エブァンは、あーマリー様に全て知識が流れたのだとそして託されたのだと。
「は!」
と跪くのだった。
では、まずは、現代の私の時間戻さないと、このままだとあの結末は、子供に良くないしね。
エブァンの目の前でマリーは、時計を出した、前回出したのとは、思えぬほど小さな時計を。
だがその時計は、あまりにも危険すぎるほどに絶大な力を秘めているのだけは、わかった。
マリーは、その時計を手にとると、裏のネジを回し出した
1時間後、作業は、無事に終わり時計は、再びマリーの中に戻るのだった。
「ふー、これで大丈夫ね」
と、いいつつ、次の作業を始めた。
小さな水晶を引き出しから大量に取り出し、なにかを唱え出した
「大地の地、天空の天、中央の中、地下の下、闇の闇 マリーの名において力を授ける シャイン」
「水晶は、輝き出した、各神殿におもむき最強のになり得る卵に宿りなさい、いけ!」
その瞬間、大量の水晶達は、一瞬でなくなった。
「これで、しばらくは、大丈夫でしょう」
そう言ってエブァンに言っただった。
「エブァン、そろそろ戻る時間です。眠りにつきます」
そういうと、寝室に行き眠りにつくのだった。
目を覚まして、よかった成功したのだと思った。
体が筋肉痛で動きにくかったが、だいぶそれにも慣れ始めていた。
仕事を終えて、帰宅した時のことだった。
やれやれ、疲れがたまっている。仕方ないか、魂の私は、寝ていないのだからね。
日常が続くのだと思っていたが、少し違ったことが起きた。
びっくりなことに魔法が使えたのだ。
物を取ろうとして、届かず、動かすに物が飛んできたら楽なんだけどなって思ってしまった、思ったことで、飛んできたのだった。
焦った、子供が投げたのかと周りを見たが学校だったことに気がついた。
もしかして、魔法が使えた?ってことだよね。
試してみることにした。
物を浮かばせる、飛ぶ、などなど、いやーびっくりだった、もしかしたら時計出せるかもと、異世界の時計を影響が出ないように慎重にと。
出せた、で影響は、、、大丈夫そうだね!
こっちでもできるのね。
これは、現代では、つかうことは、できないね。
それこそモルモットになるし、大騒ぎになるもんね。普通の日常は、なくなったのだった。
そろそろ、異世界に行かないとね。体と寝かせることにした。
目覚めるて、エブァンよりいつもの様に"おはようございます、マリー様"と言われた。
「おはよう、エブァン、今日は、地の都市ウォンに向かいます、準備お願いしますねと間いたのだった」
「は!」
とうとう、マリー様は、動き出すのですね。
これからがとても楽しみです。
エブァンは、ワクワクと至福を胸に抱きながら準備をするのだった。
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