墓守りの猫

「潤実、昨日の戦いぷりはなんなの?」


とサキュラは不機嫌な顔で手と足を組んで私に問いただす。


私はひたすら下を向き、答えを探しながらサキュラと奈照に注視される。


一方で奈照は「まあまあ」と時にサキュラをなだめ、サキュラが言い過ぎるのを仲裁する。


「奈照はまだ仕事中で患者のリハビリを助けていたのよ、それなのに助けを呼ぶ羽目になってどれだけ迷惑かけたと思ってるの?」


「ごめんなさい…」


私は謝るも腑に落ちない気持ちになる。

確かに迷惑はかけたけれど慣れない戦いでどうすれば良いかわからなかったのだし、相手は危険な武器とか技とか使ってきたりして怖かったし。


「謝る気持ちがあるのだったらKEIさんとかにゃぱりんことか言ってないで訓練も集中してちゃんと戦いなさい!!」


ひたすら謝っているのに怒号をあげるサキュラ。


ついに私も我慢出来なくなる。


「私だって戦ってたよ!!」


私は立ち上がり大声を上げる。

目の前は潤んで殆ど見えないが私はサキュラを睨んで言いたい放題言い放った。


「何で私ばっかり責められるの?何で私ばっかり悪者になるの?こんなに頑張っているのに!どうして私の事誰もわかってくれないの!??」


自分でも自分が何言ってるのかわからない…ただ、悔しくて、腹立たしくて、腹の底から言いたい事をぶちまけた。


「どうせ私はドジでノロマで何も出来ない嫌われ者よ!そう思ってたらそう言っちゃえば良いじゃない!!これだけ謝っても、頑張っても、戦っても認めて貰えないんだったらもうクトゥルフなんて辞めてやる!!」


私はこう言い捨てると半分理性なんてそっちのけでそのまま部屋をバンッと強く閉め、この場から外へ出てしまった。


「潤実…!サキュラ、ちょっと言い過ぎよ!!」


奈照さんがサキュラにそう注意するが


「あの子には、あれくらい言わないと駄目なのよ」


と漏らした。


我を失い勢いで外に出てしまったがしばらくしてほとぼりが冷めると何であんなに感情的になってしまったんだろうと激しく後悔し自分が嫌になった。


戻って謝りたい…でも今戻ったら「何しに戻ってきたの?」とか言われそうだ…。


あぁ、何で私ってこうなのかな…。


今のでサキュラにも奈照さんにも嫌われたかも知れない。


もし二人にも嫌われたら私は本当に独りぼっちだ。

嫌われている事なんか慣れているつもりでいたけど…いつまで経っても慣れないものだ。


私ってばいつもこうして損ばかりしている。


感情的になっても、大人しくしても嫌われ続ける…。


一体どうしろと言うんだろう?


ハアッと白い息を吐き漏らす。

寒い…でも今戻るのは嫌だし…。


コンビニでも行って時間潰そうかな?

私はアパートから降り、徳島の夜の街並みを歩く。


どうせならネカフェに行って泊まろうかな?

あそこならネットし放題だしWNIもどうレイも好きなだけ読める。


ネカフェへ向かって歩いていると異様な光景が私の目に飛び込んできた。


不良っぽい若者が1箇所にたむろしている。

三人いたが、三人とも高校生だろうか?


彼らは下劣といった表現がしっくりくるような笑い声をあげる。


(こんな夜に家も帰らずにたむろしているなんて…)


と思い素通りしようとしたが三人の若者の足元には何かの燃えかすとフギーと唸りながら三人に立ち向かう傷だらけの猫がいた。


三人はどうやら猫をいじめているようだった。


「なんだこいつ!どれだけいじめても逃げやしねえぞ!」


「クソジジイの墓を守ろうってのか生意気なクソ猫だ!」


なにかを守るように立ちはだかり不良を威嚇する猫。


しかし小動物が威嚇した所で大きな人間の男が立ち去るはずもなく、三人は逆に猫を追い出すようにいじめ続ける。


三人が一匹の猫をいじめているのを見て私は思わず足を踏み入れてしまった。


「君達!何をヤッているの!??」


私は猫をいじめている三人の若者を呼び止める。


「なんだ姉ちゃん?」


三人は振り向く。

三人は学ランを羽織っているがそれぞれ頭に被っているものは違っていた。


一人は野球帽、もう一人はヘルメットに口元にタオルを巻いている、もう一人はポケ○ンボールのような帽子。


それぞれ野球帽、ヘルメット、ポケ○ンと呼んでおく。


「あんた達弱い者いじめをしているとロクな大人にならないわよ!」


いくらなんでも、弱いものいじめは絶対駄目!


「とっくにロクな大人じゃねえよ、それより姉ちゃん中々可愛いじゃねえか、こいついじめるのも飽きたしどっか遊びにいかない?」


そう言って野球帽は私に手を伸ばす。


「お断りよ!

アンタ達は早くお家に帰りなさい!」


私は怒鳴る。


「なんだ姉ちゃん説教のつもりか?」

「俺たちが誰だかわかってんだろうな?」


若者達は私に詰め寄ってくる。


「私を女の子だと思って舐めてかかると痛い目見るわよ!」


私はすかさずクトゥルフ戦士に変身した。


クトゥルフ戦士に変身した私はトライデントの刃先を三人に向ける。


三人はヒューッと口を鳴らし、余裕を見せる。

なんなの、この子達…。


「チンチクリンなのかと思ったら中々プロポーションは良いじゃねえか、気に入ったぜ♪」


とこんな事を言ってくるではないか!


「どこ見ているのよ!」


私はトライデントを振るう。

その時ヘルメット男がマシンガンのようなものを取り出す。


こ、これって!?


バババババ!!


マシンガンの銃口から弾が飛び出し、それは私に炸裂、私は「痛い痛い!」と喚き身を防ぐ。


この弾はBB弾!?


「ひゃはは、喚け喚け!」


ヘルメットは更に面白がるようにBB弾を私の至近距離で撃ちつけようとする。


そうは行くか!


「ウォーターバリア!!」


私は水の膜のバリアを張った。


「こ、これは…」


驚く様子を見せる三人。


「驚いた?このバリアを破れるものなら破ってみなさい!!」


私は自身と猫を水のバリアで囲む。

猫ちゃん、もう大丈夫だよ!

じっと私を見上げる猫に私は微笑む。


さあ、これで奴らは手を出せまい!


その時ポケ○ン男が鞄からモンスターボールを投げ出す。


え?これって…!?


「出でよ!ピカライオン!!」


ピカライオン!?


ボールが割れたかと思うと中からは雷鳴が轟き、稲妻を纏った大きな獅子が現れた。


「いけ!ピカライオン!100万ボルト!!」


ポケ○ン男が命令するとピカライオンは凄まじい稲妻を私達のいるバリアめがけて放った。


バアアアアン!!!


凄まじい雷撃を私達はもろに喰らい、バリアは破られる。


「そ、そんな…馬鹿な…」


私と猫はさっきの電撃で体が痺れ、動かなくなる。


「ふふふこのポケ○ンボールからはな、好きなキャラクターを出す事が出来るんだ!」


ポケ○ン男は自慢をする。


好きなキャラと言う事はミケネコーンや蓮香ちゃんを出す事も出来ると言うのか…とそんな事言ってる場合じゃない。


水のバリアはこいつらの前では命取りだ。


しかし私にはまだ切り札がある!


「ひひひ、お前もそこの猫と一緒にいじめてやる!」


三人はジリジリと私達に詰め寄る。

しかし、私の中のゲージはついに溜まった!

スタンバイOK!


私は一呼吸を入れると手を前に差し出し、巨大な渦潮の砲を放った。


「メイルストローム!!」


巨大渦潮が三人を襲う。

しかし野球帽の男はそんな時にバットを構え出した。


これでどうするつもりなの!?

と思ったら野球帽はなんと私の放ったメイルストロームをバットで打ち返すではないか!


「カキーン!!」


と言い野球帽はメイルストロームを空の彼方まで飛ばしてしまった。


この男の子達…まさか…。


「貴方達…まさか…」


私はワナワナと聞く。

ウォーターバリアも破られ、メイルストロームも打ち返され、只者では無いと推測した。


「ヒヒヒ、そのまさかよ…」


三人はニヤニヤしながら私に近づいてくる。


私は力強く腕を掴まれる。


「いや、離して!KEIさん助けて!!」


「助けを求めても無駄だヘルメットの『密偵』というスキルで誰も俺達の事など気づきやしねえんだからな!!」


しまった!既にスキルを使われていた。

密偵とは、レンジャー部隊の主な職務で、敵に見つからずに行動をする事で、それになぞらえて人に見つからない結界を作ってしまうと言うスキルである。


駄目だ!誰も助けに来れないとなると私は…。


猫を…猫だけでも守り通さなければ!


私はトライデントを振るって何とか男達が掴みかかるのを阻止する。


ここで破られたら全ては終わり…しかしこのスキルに全てをかけるしかない!


私は最後の切り札「オーシャンバレー」を放った!

それはバレエと称して敵と戦い、翻弄する戦法だ!


ガシッ!


それさえ私は見切られ、私は襲われる事になる。

もう終わりだ。


私の全身から絶望の汗が噴き出る。


「勝負あったな♪」


男達はにやけ、私に掴みかかる。

その時、とある異変が起こった。


私は男達に押し倒されるがその刹那、黒い影が私の上を飛び越え、三人の男達の前に颯爽と立ちはだかった。


「じっちゃんの墓と女の子に乱暴する奴はわいが許さへんじょ!!」


最高の阿波弁がボーイソプラノで放たれる。


立ちはだかった少年は三人を射るように見据える。

虎模様の髪、半裸の姿に健康的な肌、傷だらけではあるが顔立ちの整った美男子。


見た感じ歳は12、3くらいだろうか。


「正義の味方面した奴が一度に二人も来るなんて世も末だぜ!」


「俺達は墓のじじいやてめえらのような正義の味方面した奴が大嫌いなんだ!」


詰め寄る若者達。


「だったら本来正義の味方であるピカライオンをじぶん側に使ったらあかんで!高校生は早よ家でねんねせえ!!」


放ち返す少年。


「お嬢ちゃんわいを助けてくれてサンキューな、あとわいはトラテツ、猫のクトゥルフ戦士なんじゃ!」


その少年、トラテツは私に微笑みかけた。

その笑顔に私は心を奪われそうになる。


「俺達を無視すんじゃねえ、どりゃー!!」


野球帽がバットでトラテツを叩きつけようとする。

パシッ!

しかしトラテツはそのバットを両手で受け止め、野球帽のうでを捻った。


「ぎゃぎゃぎゃぎゃ!??」


奇声を上げてもがく野球帽。


「くそっこれでも喰らえ!!」


ヘルメットがBB弾をトラテツめがけて放つがトラテツは野球帽を盾にして身を防ぐ。


そしてトラテツは野球帽とヘルメットをドミノのように倒す。


「く、くそ!」


ポケ○ンは鞄を漁ってポケモンボールを取り出そうとするがポケモンボールは見つからず。


「お前が探しとんはこれか?」


声をした方へポケ○ンが向くとなんとトラテツが4、5個のポケ○ンボールをあや投げして遊んでいた。


「く、くそ!」


「あ、忘れもん返すじょ!」


三人は逃げ出すがトラテツは奪ったポケ○ンボールを投げてモンスターに三人を襲わせた。


向こう側で「ギャーッ!!」と言う悲鳴が聞こえ、静かになった。


「お嬢ちゃん、怪我はないか?」


トラテツは私に手を差し伸べる。


「あ、ありがとう、それとトラテツ君って…」


私はきょとんとしてトラテツに尋ねる。


「ほうよ、ワイはアンタの助けようとした猫なんよ!」


トラテツは答えた。


「あとじっちゃんの墓も壊されんで済んだ、ありがとうなお嬢ちゃん!」


トラテツはニカッと笑顔を私に向けた。

その笑顔がとても眩しくて。


「私、海溝潤実、潤実って呼んで」


「ほうで、良い名前やなあ」


「ううん、でも、どうしてあの三人はこの墓を壊そうとしてたの?」


私はトラテツに尋ねた。


「ほれなんやけどな…わいのじっちゃん、虎徹頼太郎こてつらいたろうて言うんやけどな、この板野町じゃ名の知れた正義の味方だったんよ」


トラテツは語る。


ーーー


時は頼太郎没前に遡る。


トラテツSIDEーーー


わいのじっちゃんはな、警察官を辞めた後も現役みたいにバリバリと悪い奴を懲らしめたりしよった。


「この悪ガキ!もう悪さしたら承知せえへんじょ!!」


じっちゃんは怒号を上げる。


「ひえぇ、すいません!!」


じっちゃんの背中をわいはずっと見とったんよ、じっちゃんみたいなんが真の漢やってずっと心に刻み込んどったんよ!


そして死ぬ間際じっちゃんは言よった!


「わいはな、朽ちても正義は貫き通したいと思うとるんよ、例えみんなに恨まれても最後には正義が勝つ!ほなけんトラテツ、お前はわいが死んでも正義の心は失くしたらあかんじょ!」


そう言ってじっちゃんは亡くなった。

そしてじっちゃんに成敗されて根に持っとる不良がじっちゃんの墓を壊そうとするんをワイはずっと守って来よったんよ!


海溝潤実SIDEーーー


こんな傷だらけになるまで墓を守ってきたなんて…。


私はこの子のように自分の身を投げ打ってでも守りたいものってあっただろうか?


そんな時の事だった。


「潤実!こんな所で何やってるの!??」


と女の人の声がした。

振り向くと奈照さんとサキュラちゃんの姿が見えた。


「奈照さん!あ、サキュラちゃん…ごめんなさい…」


「そんな事は良いわこんな暗い所ほっつき歩いていると変な奴に絡まれるわよ!」


そう言ってサキュラは私の手を引こうとする。


「あ、待ってこの子…」


私は二人に言い淀んでトラテツのいた所に向く。

トラテツは少年の姿では無く、猫の姿に戻っていた。


「にゃー」


トラテツはこんばんはと言うふうに二人に挨拶をする。


「可愛い♪でも怪我してるわね、一体何があったの?」


奈照さんが傷だらけの猫を覗き込む。


「うん、この子この墓を守っているの、ついさっきまでこの子がいじめられているのを黙っていられなくて」


私はいきさつを二人に話した。


奈照さんが手から淡い光を発して猫の傷ついた体を癒していく。


「人の墓を壊そうとするなんて難儀なやつもいるものね…」


サキュラは顔をしかめる。


「この子ずっと墓を守っているんだけどこの墓のおじいちゃんに恨みを持ってる人もいるらしくて…なんとか出来ないかな?」


私は二人に聞いてみる。


「良し出来た♪なになに?この子が守っている墓を守ってあげたいって?」


何を言うのと言うふうに私に聞いてくる奈照。


「うん、独りでずっとこの墓を守っているままだといつまた今日のような事になるかも知れないし、それにこの墓を独りぼっちで守っていかなければならないかと思うと可哀想で…」


私は傷だらけになってでもずっと墓を守り続けるトラテツを不憫に思えて仕方が無かった。


「それは良いけど…貴女赤の他人の為に何とかしてあげようと言う癖はやめた方が良いわよ」


サキュラは呆れ口調で漏らす。


「じゃあこうしよう♪」


奈照が明るい声で言ってきた。


「私の知り合いに神社の巫女さんやってる子がいるの!その子結界を張って悪霊や悪い人から墓とか先祖の遺品を守る事が出来るからその子に私の方からお願いしておくよ♪」


奈照さんは言ってきた。

凄いな奈照さんは色んな人と仲が良いんだ…。


いつもこんな笑顔だし、友達も沢山出来るわけだね…それにひきかえ私は…。


「サキュラちゃん、奈照さんって強いね」


自分と彼女を見比べて少し気落ちしてしまう私。

駄目だなこんな良い人なのに嫉妬を覚えてしまうなんて…。


「そうね…でも私的にはあの子はちょっと無理し過ぎている所があるんじゃないかと思ってるの」


サキュラは意外な事を言う。


「貴女には言わなかったけど…実はあの子は体がとても弱いの」


「え?」


それを聞いて小さいショックを受ける私。

あんな明るくて元気で、強い人が…。


「実は今は随分前のことになるんだけど…あの子は難病に冒されていたの…余命幾ばくもない中で自分の死期が近づいてくる事に自身もとても焦っていたわ」


「私は無理を言ってガニメル兄さんにお願いしたの、何とか奈照を助けてあげられないかって…奈照、ずっと人を助けていきたいって意気込んでて…その矢先に倒れてしまったから…」


「で、でも今は元気なんでしょ?」


私は出来るだけプラスな事を聞きたくてこう質問を投げかける。


「でも…あまり変身し過ぎると体に響くわ…」

「え…」


私は体は固まるが心はショックな気持ちと後悔がぐるぐると渦巻いていた。


だからサキュラ…あんなに怒ってたんだ…。


奈照SIDEーーー



「あ、私洗い物しとくね」


「そう、宜しくね」


夕食を終えた後潤実ちゃんが洗い物に向かう。

それにしても潤実ちゃん、いつも頑張ってるけど…今日の様子はいつにも無く必死と言うか…。

焦っていると言うか…。


昨日の事もあるのかも知れないけど…もう少し自分を大事にして。


とりあえず私は風呂に体を温めてもらいますか。

それにしてもよく冷えるなあ…。



「ゴホッゴホッ!」


風邪引いちゃったかな?

寒い季節だし、でも風邪なんて一日寝ていれば…。


ゴホッゴホッ!


私は咳が止まらなくなり、咳が止まらない事に苛立ちを覚えてくる。


どうなってるのよ!と思った矢先、突然体の内部が痛みだす。


「グフッ!」


な、なにこの赤黒いもの…。

私に幼い頃の悪夢が蘇る。


「奈照さん?」


たまたま通りかかった潤実ちゃんが私を心配そうに呼びかける。


「な、なあに?」


「咳こんでるし、顔色良くないから大丈夫かなって…」


潤実ちゃんは今の私の心理を代弁するかのように不安そうに見つめる。


「きょ、今日はよく冷えるから、風邪引いちゃったのかなって♪」


「そうですか、あ、あまり無理しないでくださいね?」


潤実ちゃんは私を覗き込むように見た後その場を去る。


ふう…あの子の悲しむ顔とかはあまり見たくない…ずっと笑顔でいて欲しい…だから…なるべく私の体調の事は誰にも言わないでおこう…。


私は自分以上にあの子が心配になっていた

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