e17「9月21日」
こんばんは。日に日に陽は短くなり、めっきり秋らしくなって来ましたね。暑い9月は嫌いですが、涼しい9月は大好きな薮坂です。
最近エッセイもなかなか書いておらずでして。近況報告がてら、今日もだらりだらりと毒にも薬にもならない話を書き出していこうと思います。
さて、先ほども言いましたが秋です。本当に良い気候です。厳しい夏を乗り越えたからこそ感じられる、この秋の素晴らしさ。
秋って良いですよね。本当に大好きです。少し肌寒さを感じるくらいが言葉にできないほど心地よく、何をするにも良い季節の秋。
春も大好きなんですが、これから暑くなっていく春と、これから寒くなっていく秋を比べたら、やっぱり私は秋の方が好きだなぁ、と改めて思いました。
秋の夜長に本を読むのも良い。身体を動かすことだって、夏よりはよっぽど良い。食べ物も美味しいし、赤く染まる山々の紅葉も美しい。旅行にも最適の季節。いやぁ、秋は捨てるとこないなぁ。
夏好きの方には申し訳ないのですが、私は夏がようやく終わりを告げそうで清々しています。この夏はいろいろ疲れました。プライベートでは真夏に夢の国へ遠征したり、仕事ではまたも日帰り800km運転をしたり。本当に暑かった。と言うわけでさよならサマー、ようこそオータム!
そう言えば、どうして秋だけ「オータム」と「フォール」があるのでしょうね。調べてみればなんてことない、語源の違いらしいのですが、秋だけ2通りの言い方がある分、特別な季節と思ってしまいますよね。やっぱり秋は最高です。
そんなわけで今回のタイトル、9月21日。本当はこの日にアップしようと思ってたのですが、諸事情で数日落ちしてしまいました。
9月21日。この日は何の日か、勘の良い人ならもうお気付きでしょう。
そうです。あの伝説のファンクミュージック・バンド、「Earth, Wind & Fire」の名曲「September」に歌われている日です。
私が生まれる前に発表された楽曲なのですが、今聴いても古臭さを感じない、本当に素晴らしいディスコナンバーですね。
タイトルが示すとおり、これは「9月」のことを歌った曲。でも実はこれを歌っているのは「12月」という話なんですよ。歌詞を紐解くと「12月に9月のことを思い出している歌」ということがわかるのです。
まぁ細かいことは置いといても、また歌詞を知らずともそのグルーヴが素晴らしいんです。思わず踊りたくなるような、まさに名曲。是非、通勤や通学のお供に聞いてみて下さいね。
ところで、なぜ冒頭で音楽の話をしたのかなのですが、「小説」と「音楽」って相性があまり良くないよなぁ、とふと思ったからなのです。いやもちろん、音楽をテーマにした素晴らしい小説はあります。でも、それを書いた方は音楽にとても造詣の深い方であると思うのですよ。実際に音楽をしているとか、あるいは過去にしていたとか。あるいは物凄く勉強したとか。
私は音符も読めないズブの素人なんですけど、そういう素人にとって「音楽」というテーマはなかなかに手が出しづらいと申しますか。付け焼き刃の知識で書いたとしても、そこにはリアリティが欠落していて、読んでいて面白くないどころか、書いていて面白くない事態に陥ってしまうんですよね。
自分が書いていて面白いと思えるかどうか。これは私の中で結構重要なことなのです。
まぁ、そんなわけで。音楽をテーマに「女の子主人公コンテスト」に参加しようと思ってたんですが、音楽のことを調べているうちになんだかよくわからなくなり、さらには忙しくて時間も取れなくなってしまい、結果その作品はお蔵入り、という結末を迎えることになりました。
過去のエッセイで「面白くないからもうやめた病」についてお話ししたと思いますが、これはその病気ではありません。ただの知識と経験と勉強が不足していたのです。あぁ、知らないことをテーマにするって難しい。日々勉強だなぁ、なんて思いましたね。
小説とは、その作者の「知識や経験」から構成されるのか、というテーマの話に突入しそうなのですが、これはなかなか深いテーマですので、別の機会に長々と書いてみたいなぁ、なんて思ってます。
さてさて、話はガラリと変わりますが。カクヨム コンテスト5の開催が発表されましたね。前回は短編部門に参加したのですが、今回も短編かあるいは、長編での参加を視野に入れています。音楽に関しては知識と経験のなさが露呈してしまいましたので、次は別のテーマで勝負です。
さっきの話、裏を返せば「知識と経験が豊富なテーマ」なら勝負できるんじゃあないかと。そんな風に思うわけです。
まぁ、たいした人生を送っていない私が言うのもアレなんですけど、あんまり知られてない世界(というか業界)の話って面白いですよね。お仕事小説、大好きです。ですので今回はそう言うのを書こうかな、なんて思ってます。
ちなみに、みなさんは参加されるご予定ですか? 私もこんなこと言ってますけど、一番の難敵は時間の捻出です。あぁ、1日が36時間くらいあったらいいのになぁ。
最近忙しいのは、まぁ仕事もそうなんですけど、一番は引っ越しの準備なのですよ。同じ市内への引っ越しなんですけど、5年も住めば結構荷物が増えるものでして。日々梱包作業をしながら、ひょっとして自分はダンボールの中に住んでいるのでは? と錯覚する毎日です。なので最近、ほとんどお話を書けていません。引っ越しが完了すればまた時間が取れるかな、というところですね。
その次、忘れていた宣伝です。以前、「憑かれやすい彼女」というノベルゲームのシナリオを担当して、それを小説にリライトしたとお伝えしてましたけど、また新たなノベルゲーム作りに参加していました。前回の絵担当のナイスガイと、新たな絵描きさんとライターさん、今回は計5人チームです。
タイトルは「キミの瞳に映る夏」。短いシナリオが3本入った、オムニバス形式のゲームです。そのうちの1シナリオを担当しました。あとの2シナリオは別のライターさんが書いています。
テーマは「夏にクラスメイトとお出かけする短編」というもの。なーんにも考えずにさらりと読める作品です。私が担当したのは「牡丹花火」というシナリオ。KACのアレとは別物です。本当に、なーんにも考えず読めるものに仕上がってます。自分が作ったお話に絵をつけて貰えるってなかなか出来ない体験ですし、今回は別ライターさんたちと一緒に作りましたので、いろいろ勉強になりました。ゲームシナリオと小説って、本当に違いますよね。と言うわけで、よろしければ是非!
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm10588
そんな訳で私の、令和初めての夏は完全に終了を迎えました。思い出深い夏になりました。
真夏の夢の国への旅行。仕事で強行運転800km(2回目)。リレー小説のアフィシオン。引っ越し。新たなノベルゲームの完成。
夏は嫌いだと公言していますが、終わりを迎えれば不思議と寂しく思えるもの。来年の夏も、思い出深い夏になればいいなぁ、と思いつつ。とりあえず大好きな秋を、目一杯楽しもうと思います。
今回も驚くほどまとまりのない散文となりました。まぁそれが「エッセイ」ってヤツだということで。笑
いつもありがとうございます。
それでは、また。
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