e16「夏の終わりのアフィシオン」
こんばんは。ずいぶんと涼しくなって来ましたね。秋の始まりに心踊る、夏嫌いの薮坂です。
気がついてみればこのエッセイ、1ヶ月近くも放置状態でした。仕事がまぁ忙しかったというのもあるのですが、この夏はその他のことも忙しかったのです。その分、とても充実した夏になりました。
理由は色々あるのですが、その内のひとつはやはりこれ。カクヨムで交流してくださっているゆうすけさんが企画された、リレー小説「2000光年のアフィシオン」に参加していたからです。
そのアフィシオンが先日、ついに最終話を迎えたのです。自分で言うのもアレなんですけどコレ、めちゃくちゃ面白い作品になってますよ。
リレー小説とはその名の通り、複数の作者が共同して紡ぐお話です。
前の作者が書いたお話を受けて、次の作者がその続きのお話を書く。それを続けて物語のゴールを目指すという、一人でも完結させるのが難しい小説創作を複数でやろうぜ、という狂気じみた(褒め言葉)企画なのですよ。
「2000光年のアフィシオン」のあらすじをざっくりと説明するとですね。
主人公アルバは、神経接続戦闘機「アフィシオン」のオペレータ。アフィシオンに操縦桿の類はなく、頭の中で「思う」ことで機体を操縦する。
同僚のフォッカと共に、アルバは今日も「敵機」と戦闘を繰り広げる。
彼らが戦う理由は、緩やかに終わりを迎えつつある地球から脱出すべく、「約束の地」とされる2000光年離れた「とある場所」を目指すため。
しかし「アフィシオン」にも、彼らが所属する「組織」にも秘密があり、ただ敵を墜とすだけではそこに辿り着けそうにない。やがてアルバの幼馴染が登場し、事態は加速的に動き出す。
2000光年離れた約束の地とは。
彼らの敵とは。
そして辿り着いたその答えとは──。
こんな感じの物語なのです。全部で14話、なんと驚きの約96000字(6人で書いてます)。文字数をみて「うっ」となった方も多いとは思いますが、この物語の売りは「6人の人間がリレーで物語を書いている」というところですので、ひとつの物語なのに味わいが6つ以上という、なんと一粒で六度も楽しめてしまう仕上がりになっていますよ。
これまでSFを書いたことがなかったので、本作がSFになっているのかわかりませんが、もしご興味あれば是非とも読んで頂きたいです。そんなアフィシオンの企画ページはここから。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890542300
という訳で、この夏は特別な夏になりました。いやぁ、楽しかったなぁ。うっかり夏が終わるのが寂しくなるレベルで、楽しくてアツい夏になりましたね。
物語を読んでくださった方々と、共同執筆してくださった方々に感謝を。ありがとうございました!
さて、そんな訳で。この夏は他にも色々ありまして、令和初めての夏は本当に忘れられない夏になりそうですね。
その別のお話については、またの機会にお話するとして。今日は短めですが、色々と作業が終わりましたので良い夢を見ながら眠ろうと思います。
おやすみなさい。薮坂でした。
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