e07「何文字くらいが適正か」


 こんばんは、薮坂です。

 暑いですね。もう熱帯夜です。梅雨はいつの間にあけたのでしょう?


 長らく更新できてなかったエッセイですが。

 やっと今日、連載していた「憑かれやすい彼女」のリライトが終わりましてですね。

 あと3話分、まだ未公開状態なのですが、いつ公開しようかなぁ、例によって1日1話くらいのペースかなぁ、なんて考えてながら今日は2話更新したという状況です。はい、我慢できないタイプです。



 さて、気がつけばこの物語も全27話。約70000文字。驚きです。

 「テーマパークで復讐を。」を超えて、私の作品の中でこれが一番長い作品となりました。

 「憑かれやすい彼女」(略称ツカカノ←今決めた)のゲームシナリオは約45000文字でしたので、かなり分厚くリライトしたことになりますね。いやはや。そりゃあ時間かかりますわ。


 リライトしてみてわかったのは、ゲームシナリオは「会話」だけでんですが、小説となると絵がないのでそれだけでは間が持たない、つまり会話ばっかりになってしまうということですね。

 やはり絵の力は偉大です。

 しかし反面、ゲームシナリオではあまり心理描写が出来ません。これは逆に「絵がある」からで、絵があるのにずっと心理描写はしにくいというところにあります。

 いわゆる「立ち絵がなかなか動かない」ってヤツですね。今回のシナリオリライトは、本当に勉強になることが多く、貴重な経験が出来たと思います。


 表現方法によるシナリオの書き方の違いや、それに関して気をつけなければならないことなど。いやぁ、本当に日々勉強ですね。

 でも一番大きく学べたのは、連載中、皆さんにこうして応援して頂けて、本当に嬉しいということに改めて気がつけた、というところです。

 本当に、応援が力になりました。皆さんの応援がなければ、きっと途中で投げ出していたでしょう。もしくはゲームシナリオそのまんまで公開するか。それはもう、小説ではありませんね。笑



 さて、そろそろ今回のタイトルについて。

 「連載1話分は何文字くらいが適正か」問題です。

 私個人としては、1話は5000字くらいが好きなのですが、読む方としては長い文字数は読みにくいのですよね。いやもちろん、文字数が多くてもいわゆるリーダビリティの高い文章は、読んでいて心地良いのですが。自分にその能力が有るのかと問われれば、無いと答えざるを得ません。悔しいですけど。


 となると。やはり2500〜3000字、くらいが適正値なのでしょうか。

 みなさんにその辺りのこだわりなどはありますか?


 ちなみに今回はこの実験も同時に行なっており、各話によって、もちろんばらつきはあるのですが、平均して1話が約2600文字くらいになっています。読みやすいでしょうか? それとも読みにくいでしょうか?


 書いている自分は、この読みにくさってわからないんですよね。自作を客観視するというのは作者にとって必要なスキルだと思うのですが、これを得るのは本当に難しいです。

 誰かに読んで貰いたいと思って書いている以上、当然「自分の中での最適解」で公開しているつもりなので、自分以外の視線が本当に有難いのです。


 文字数についてもさることながら、各話について皆さんに頂けている感想。これも「自分の目線では決して見えないもの」を言って頂けることが多く、勉強になるなぁ、本当に有難いなぁ、と思うところであります。つまり、何が言いたいかというと。

 初めて長期に渡る連載をして、よかったなぁということです。

 いや、まだ終わってないんですけどね。笑


 そういう訳で、応援して下さっている皆さん。本当にありがとうございます。ツカカノももうすぐゴールを迎えますので、よろしければ最後までお付き合い下さい!


 長くなりましたが、今日はここまで。

 いつも本当に、ありがとうございます。


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