母、タライまわされる

 父が田舎へひっこんで、母は独りで動くはめになった。

 まあ、いいじゃないか。

 2019年5月8日(水曜日)。

 保土ヶ谷警察署の知能犯を訪ねようとしたら、勝手が違ってわからない。

 そばを通りかかった女性警察官に助けを求めたら、知能犯は刑事課で、契約のいざこざは民事ですねと言われ、そのまま帰ってきた。

 証拠のメールを見せても、危険ワードがないので脅迫にはあたらないと。

 ますます知能犯だ。

 危険ワードにひっかからないように、他人を脅す。

 怒りたいな。怒っていい?

 朝から何通もしつこくメールを送ってくる、これが業務連絡とは思い難いのに、脅されている身にもなってほしい。

 百歩譲って、たとえばの話、脅しでないとすれば、業務以外のメールをえんえん送り続けるのは違法性ないのか? なくても公私混同じゃないのか。ろくでもない。


 今日は朝から女たちで散歩に行った。紙ごみを出すついでに公園の周りをぐるりとまわってから、帰ってきた。

 空は雲一つなく、晴天。

 あんなきれいな空、久々に見た。

 なのに心は晴れることはない。

 心が曇っていれば、光もまた闇に映るものだ。

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