第44話 スプーン曲げ

 超能力ブームの原点。

 撫でてるだけでスプーンが曲がります。

 フォークも曲がるはずですけど…スプーンを曲げます。


 全国でスプーンを曲げまくる人が続出、家庭では子供がスプーンを壊すというテロが増えた。

 思えば家庭内暴力が増加したのも、この辺だったような…

 あのユリ・〇ラーさん、色んなモノをブラウン管越しに発信したんじゃないだろうか?

 公共の電波にテロリズム波流したとしたら、MI6のスパイだった説を超えてくるよ。

 MI6は新聞で人材募集を募るという国民に開かれた諜報機関だからね、面接も一芸入試みたいな感じなのかもね。

「4番、スプーン曲げます」

「合格!!」

 みたいなノリでね。

 イギリスってそういう国だし(偏見)

 永遠の7番スパイなんて、そんなノリじゃなきゃ始末されてるからね、身内から。

 目立ちすぎなんだよ…スパイの教育受けてるとは思えないよ、あの人。


 あっ『スプーン曲げ』だった。

 アレ、僕も出来ます。

 もちろん超能力じゃありません。

 最近はコップにコインを通す芸を勉強中です。

 言っちゃったけど…アレ芸だから…


 支点、力点、作用点、それがスプーン曲げというやつです。

 クイッと曲がります。


 壊れた時計が不規則に動き出したり…規則正しく動かないから壊れてんだろ!!

 とか思ってましたけど…観てましたからハマっていたと言わざるを得ないわけで、まぁ面白かったです。

 念力を公共の電波に乗せるという超能力と電波の相性が良いということを伝えた伝道師ユリさん。


 今は油田掘り当てて大富豪だそうです。

 スプーン曲げて大富豪だよ…

 僕、タイムマシーンがあったら、過去に戻ってスプーン曲げるよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る