第16話 ドッペルゲンガー

 もう1人の自分。

 遭遇すると死ぬとか…

 ドッペルゲンガーは周囲の人間と会話をしない…無口?

 本人に関係のある場所に出現する…引き籠りはどうする?

 ドアの開け閉めが出来る…むしろ出来ろ!!

 忽然と消える…何で出てきた!!


 が特徴なのだそうだ。


 つまり引き籠りはドッペルゲンガー遭遇率が高いと云える。

 いや…案外、家族と食事してたりして…喋らないけど。


『バイロケーション』との違いは本人の意思で出現させるのが『バイロケ』で、『ドッペル』のほうは自覚が無い。


 念能力みたいだ。


 質量を持った自我、あるいは霊体なのだろうか?


 考えると幽体離脱に近いような気もする。

 そう考えると起こり得ることなのかもしれないけど、ドッペルゲンガーに出会ったらと思うとゾッとする。


 結局、人間は自分を見ることが一番、嫌なことなのかもしれない。

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