第17話 ツチノコ
もう『アオジタトカゲ』でいい。
そっくりじゃん。
まんま『アオジタトカゲ』だよ。
日本を代表するUMAなんだけど…
残念なことに外来種だよ。
1970年代に目撃例が多発するらしいのだが、ペット用として輸入された時期と一致するようだ。
歴史が古いとされているようだが、それは妖怪『ノヅチ』に代表される蛇のような妖怪が多数おり、『アオジタトカゲ』の目撃証言と混ざり合って『ツチノコ』が出来上がったと思う。
知らない人が『アオジタトカゲ』を見れば胴体の太い蛇に見えるだろう。
証言が、かなり正確であった為に日本各地で目撃されているにも関わらずディティールがブレないという珍しいUMAが登場するのである。
バチ蛇とか呼ばれていた未確認生物も、なんかの理由で意図的に、もしくは偶然、日本へ持ち込まれた『アオジタトカゲ』ではないだろうか。
歴史と空想…そして現実が合わさって現代に伝わる珍しいUMAではないだろうか?
非情に面白いUMAだと僕は思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます