第15話 座敷童

 住んでる家は富むという子供の妖怪。

 なんかポルターガイストに近しいような、幽霊に近しいような…

 なんだろう居て欲しいのか…欲しくないのか微妙な存在。

 出て行くと途端に没落するとか、どんだけの依存関係を強制してくるのか困りものである。

 なんかメンヘラと付き合う感じに近いのかもしれない。

 共依存状態が崩壊すると…みたいな。


 某番組で俳優さんが泊まり込みで存在を証明しようと頑張っているが、日本全国に何人いるのか?

 個人的な感想は、「結構いるな~おい…」である。


 民宿に代表される接客業に多いことから、商売繁盛の招き猫みたいなものではないだろうか?

 ウチは座敷童出ますよ、幸せになりますよ、という噂が客足を伸ばすという幸福のスパイラルが出来上がるのではないのだろうか。


 座敷童とは商売人が産み出した商法ではないだろうか?


 そんな気がします。

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