第14話 ポルターガイスト

 日本では『騒霊』

 もし幽霊というならば…自己主張が激しいのか、姿は視えないのだから奥ゆかしいのか…判断に困る、難しい性格なんだろう。

 自己顕示欲のある引き籠りみたいな感じなんだろうか?


 大概は木造建築の場合は家鳴りであり、鉄筋の場合は配管の震えとか共振現象だったりする。


 稀有な例では、電磁波の反射が火の玉まで産み出した事例もある。

 防音設備と機械設備の奇跡の配置が産み出した事例であるらしい。

 某有名なプラズマ教授が解明したらしいが…まぁ思うにだね~、実際のポルターガイストより怖いだろ…リアルに原因不明の火事だからね。


 ラップ音とかもポルターガイスト現象になるのなら、誰の家でも起こると思うのだが、なぜピシッ、パシッって音で霊現象と結びつけたのか?

 個人的には理解できない。


 ウチのクロさん(猫)なんて撫でるだけでピシパシ静電気鳴らすからね。

 寝苦しいと思ったらチョビさん(猫)が乗っかってるからね。


 それとも霊は電気と関係があるのでしょうか?


 思うにですね、金属なんて温湿度で変形するんだから音くらいしますよ。


 本が飛ぶとか…なんかそういう場合は、プラズマ教授に相談したらいいよ。


 霊現象だと言い張るのなら?

 霊が何を思って騒ぐのか?

 そのあたりから考えれば収まるかもよ…

 引き籠りが騒ぐんだからさ。

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