第12話 こっくりさん

一度はやったんじゃないでしょうか?

僕もやりましたよ。

時代によってはキューピットさんとかね。


降霊術としてはメジャーな方法だそうで、海外でも広く『ウィジャボード』『テーブル・ターニング』などとして占いなどでも用いられる手法だそうだ。


コックリ=狐狗狸というのは当て字だそうです。


アメリカで流行った『テーブル・ターニング』が日本では御櫃に3本の竹を足で支え傾く様を『こっくり』…これにきつねいぬたぬきを当てたそうです。


なんで10円玉だったんだろう?

それは不思議。


動物霊が…という話は某有名怪奇漫画の影響なのだそうだ。


社会現象となった『こっくりさん』集団ヒステリーだの感応現象だのと騒がれ、事件になったこともあるので、広く認知されているのではないだろうか。


困ったことに、この動物霊…割と帰りたがらない…。

「お帰り下さい」『NO』みたいなね。


起源は古く、ダヴィンチも言及していることから15世紀のヨーロッパでは、すでに広まっていたと思われる。


指の筋肉疲労とか…潜在意識とか…まぁ肉体の自然現象だそうです。

ただ…集団ヒステリーのような状況を産み出すのは事実であり、一種のトランス状態を引き出す方法なのかもしれません。


ちなみに1人でやると…ヤバイのはご想像通り。

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