第8話 予知
未来の事を事前に知ることができる。
それは夢であったり、突発的に映像が流れ込んだり、瞑想の過程だったり結果だったりと様々らしい。
知りたいと思うか否かは別にして未来を知ることが出来る。
予知夢って、大概、あっコレ夢で視た…
デジャヴュと同じだ。
記憶が混乱しているだけ、時系列を正確に処理しきれなかっただけ。
だから見たいモノを見てるわけではない。
これは誰にでもある。
問題は…見たい予知を見る、見れるという困った現象だ。
テーブルに鉛筆を立てて、どっち側に倒れるかを知ることができるわけだ。
枝分かれする未来を選び取れる、選べる立場にいるということになる。
ずっと先の未来を見るなら、そこに至る経緯は?
見える人にとっては、未来は決定されているということになる。
何をどう頑張ろうと、変えられないということになる。
ズルいのは、「このままだと…」
コレはもはや、予知を否定しているに繋がる。
つまり、他の未来をも見ている…それは何も決まっていないと言ってるだけだ。
解らないと何が違うのか?
そもそも見たい未来が見えるなら、占いやら超能力者など名乗りはしない。
株でも投資でも、金を稼ぐ方法は無限だ。
その未来を否定したのだろうか?
説得力を持たせるためにも、だから金を稼げるんですよ的な結果を持って予知を公言してほしい。
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