第52話 メソンとの対話
「ネモトさん。シューはどうなったの?」
泣きそうな顔のマユの問いに、いつもと変わらない声が返される。公園にいる人も、
「先ほど話したとおりです。あと、その名前は
プシューコロギアとひとつになったメソンを、まだ
「これで
「メソン。なんで、こんなことを?」
声とともにロングヘアを
「心を
「やっぱり、さっきのは。もう
レンマにうなずき、メソンが
「ゲーセーマは、
「
ミツキのおさげがゆれた。なついている少女の
「ひどいのは、人間ではないですか?
マユたちが何かを言う前に、少年が一歩踏み出した。
「
振り返らず、レンマが右手を
「
「ちゃんと
「ギア。答えて。ギア!」
マユとサヤカの言葉に
白くかがやくレンマの
「マユさん、サヤカさん、
石には届かない。手を開いてつかもうとした少年の前で、石に
あっというまに
白い服は
「レンマ!」
「
すこし
「だいじょうぶ?」
「ぼくの頭じゃ
レンマは、ポケットから
そこに
「
メソンからも、その
「
「どうすればいい? ギア」
やはり
レンマとミツキが合流しても、
「なんだよ。新しい
気の抜けた声とともに、黒い服の男が近づいてくる。メソンの次に背が高い。あくびする口元を手で
「
「いや。
「ん? 白い
「
ミツキが首をかしげる。少女は、リョウのことを知らなかった。
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