第44話 かがやく宝石
「こんなところで、立ち止まってる場合じゃないのに」
「記憶が戻っても、やっぱり
どちらの
「ごめんね。シューの力を、もっとうまく使えたら」
『違う』
「え? だって、わたしが――」
『
「いいよ。それで」
ピンク色がふわりと舞い、
「わたしが
『
ギアが1回光った。気づいたアレンジが、ピュアのもとへ
桃色と水色の
「何? これも計画のうちか、メソン」
ゲーが、手を顔に近づけた。
ポケットの中のケースは、そのまま。かけらはくっついていない。
「痛そうな見た目じゃなくなったね。よかった」
『そんなことより、ボクがいつも言ってるあれを
ピュアとアレンジがお互いを見る。するべきことは決まっていた。
「エックスカラット!」
二人が、
まぶしさがおさまって、ピュアとアレンジが決めポーズを取る。
いままでの
「相手が
「
ゲーセーマの
『二人の本当の
「シューも
ギアが1回光った。
「そんなことより、とどめ」
ならぶ二人には、世界がスローモーションに見えていた。
「アロングサイド!」
「デザイアー!」
ふたつのかけらが、ピュアとアレンジの手へと飛んできた。
色が戻って、元の世界に戻ったことが分かる。
いつものように、周りが
ラディラブと向かい合う少年が、ゆっくりと口を開いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます