第4話 放たれた光
迫る大きな
「どうしよう」
『この空間、ノーシスは幻。こわしても
「攻撃って言われても」
黒い
ラディラブ・ピュアは、
「高いよ。
『お? このままいっちゃう?』
シューの期待とは裏腹に、ピュアは民家のベランダで尻もちをついた。
ふたたび狙われる少女。慌ててジャンプする。
真新しい家が、
「ひどいことしないでって、言ったのに!」
別の家の壁でいったん止まるピュア。勢いよく蹴って、右腕を突き出した。光が
当たった瞬間、桃色の少女は理解を終えていた。
「ごめん。そんなつもりじゃ」
黒い
『ここできめよう。ピュア』
「これ以上壊すのは、ちょっと」
『思いを光にかえて、ハッシャ。きめわざだ!』
安心した表情のピュアが、
「ラディラブビーム!」
のばした右腕から放たれた光は、一瞬で
ピュアが手のひらに力を入れ、増す輝き。雲の切れ間からのぞく太陽の光よりも強く、照らしつづける。
光に包まれて
『それはたぶん別のメイショウだけど、言わないほうがいいだろうなあ』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます