第7話 副団長と魔力操作

メイドさんがクラスの全員に次の目的地を案内していたのでそれに着いて行った。

着いたのは的がちらほらある訓練場だった。

「ここは、魔法の練習専用の訓練場です。これからは、ここで魔法の練習を行うと思いますので、覚えておいてください。」

と言い、メイドさんはどこかへ行った。

「あなた達が勇者ね。」

と声が聞こえ、そちらを向くと、ナイスバディな女性がいた。

「私がこれからあなた達に魔法を教える、副団長のティアーナよ。よろしくね。」

男性陣は興奮し女性陣は憧れた。

「では、今日はあなた達には魔力操作を行ってもらうわ。まず、魔力とは心臓から流れてくる気体のことを言うわ。魔力の素である魔素と言うのは、空気中に沢山あり、この魔素があるから、私達は魔法を使うことが出来るのよ。よく覚えておいてね。」

と言い、ウィンクをした。

男は「ぐはっ」と胸を撃ち抜かれ、女の子は「お姉様ぁ〜!」と気持ちが高ぶっていた。

「そして、今日は先程も言った通り、魔法の源となる魔力を操作できるように訓練します。魔法は魔力操作が出来ないと、使用することが出来ないので、早く覚えて、魔法を使いましょう。」

「はい!」

と、クラスの大半が大きな声で返事をした。

それから訓練が始まった。

「まず心臓に魔力が流れているイメージをしてください。そうすればなにか感じるはずです。」

そう言うと、一斉に全員が目をつぶりイメージをしだした。

俺は魔力感知と魔力操作を持っているので、魔力の場所は分かるし、魔力を動かすことも出来る。なので、魔力操作の練習をしようとした時に、ティアーナさんも魔力感知を持っているかもしれないと思い、魔力の気配を薄くしようと試みると、

[魔力隠蔽Lv.1を覚えました]

と聞こえ、すぐに魔力隠蔽を使用した。

そうすると、自分でもわかるくらいに魔力の気配が薄くなった。これならバレないだろうと思い、魔力操作の練習をした。

それから少し時間がたったら、全員が魔力感知と、魔力操作を覚えた。

正直、俺は成長促進のおかげで数秒で覚えたから、これが速いのかは分からなかった。

あ、結果は魔力隠蔽と魔力感知がレベル3になって、魔力操作はレベル5まで上がったよ。

「今日はこれで、魔法の訓練を終わります。後は、各自自由に過ごしてください。」

と言われたので俺は図書館へ向かった。


____________________


名前 ハヤト サクラギ

種族 人間

HP 500 (1800)

MP 600 (1500)

物理攻撃力 250 (600)

物理防御力 250(500)

魔法攻撃力 250 ( 700)

魔法防御力 250 (600)

運 250 (10000)

スキル

刀術Lv.1 剣術Lv.1 格闘術Lv.1 魔力操作Lv.5 魔力感知Lv.3 魔力隠蔽Lv.3 全属性魔法Lv.1 鑑定Lv.1 アイテムボックスLv.1魔纏 Lv.1 隠蔽Lv.2 限界突破Lv_

ユニークスキル

ランダムボックスLv._ (成長促進Lv._)

称号

異世界人 幸運の持ち主

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