16歳のシルヴィは、本を片手に歩いていると誰かの背中を踏んでしまう。死んでると勘違いするも、生きていることが確認されるとホッと一息。が、その倒れている男性…ガルシアにファーストキスを奪われてしまう。登場人物の描写が細かいので、何も考えずに楽しめました。個人的には、ソワレが好きです…!尊い…。
出会いは道端に倒れていた男を踏みつけたから。そこから、黒魔導師の押せ押せアピールが始まります。普段はヒロインのことしか考えていない手は早いけれど、純情なイケメン魔導師が、いざとなったらパーっと魔法で助けてくれます。恋のライバルに、ヒロインの幼馴染みも加わって、恋の行く末が気になります。
主人公の田舎娘シルヴィはうつ伏せの男を踏みつけた……ら、一目惚れされた?!ってそんなことより看病しなきゃ→どうしてあんなとこで倒れていたの? え、封印されていた? いにしえの大黒魔導士さま?!そんなことより俺のモノになってって、いまそれどころじゃないでしょうっ! あぁ駄目そんな近いちかいって……っ!!大黒魔導士からの求愛と、流れで魔物退治を付き合わされることになった田舎娘の運命はいかに。まっすぐで気持ちのいい愛しっぷりに笑えてしまう溺愛コメディファンタジー