第7話
敬三はおじいさんの話の続きが気になり、手にしたカップのコーヒーのおかわりを取りに行った。
「なんか良い話しぽいじゃん。コーヒーおかわりを入れるから待ってて、そしたらまたおじいさんの話の続き聞かせてよ。」
「待ってるから慌てなさんな。」
敬三はおじいさんのぶんまでコーヒーのおかわりをいれると、再び椅子に座った。コーヒーから香るほのかな良い香りが立ち込める中再びおじいさんは話しだした。
「えーとどこまで話したかのう。あ、そうじゃ、倒れた米兵にとどめをさそうとしたらその人の良い小隊長が情けをかけ止めたという話しまでじゃったの。」
敬三はおじいさんに言った。
「いや、その後のおじいさんだけが、その小隊長のおかげで生き残れたて話の続きからだよ。」
「おう、そうじゃったの笑」
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