第118話 北欧の物語とパン屋さんとコーヒー、そしてカクヨムコン6エントリー

 北欧には日本でおなじみの児童文学がいくつもあります。

 ムーミン、ピッピ、ビッケ、スプーンおばさんetc

 口ずさむと軽やかな気分になりそうな主人公たちです。

 北欧の冬は、寒く暗く長いです。

 その低空飛行の季節を明るく照らしてくれるのが、いたずらも楽しんでしまうファンタジックな物語なのだと思います。

 そうそう、ロマンティックなアンデルセンも忘れてはいけません。

 壮大な神話伝説のアイスランドのサガも。

 

 日本でとくに注目されてきた北欧諸国は、ライフスタイルストアのイケアのスウェーデンと、ファッションファブリックメーカーのマリメッコのフィンランドです。

 最近では、コペンハーゲン発の雑貨屋さんフライングタイガーのデンマーク。

 デンマークは、イヤープレートで名を馳せたロイヤル・コペンハーゲンも、そして、ノルウェイは「森」で注目されましたね。

 北欧全体では、コーヒー!

 北欧諸国は世界的にコーヒー消費量が多いのだそうです。


 北欧パンに特化されてるパン屋さんは、意外に見当たらないように思います。

 代々木八幡・代々木公園駅近くのイエンセンくらいかな、デンマーク大使館御用達パン屋さんです。

 上野桜木あたりの古民家パン屋さんVANERヴァ―ネルの店長さんは、ノルウェーでパン焼き人生を始めたそうです。

 北欧の香りカルダモン風味のシナモンロール、ふらっと食べに行きたいです。

 アンデルセンは、日本に北欧パンを紹介したさきがけですね。

 静岡県下には、バンデロールという昭和レトロの時代にデンマークのパン、デニッシュ・ペストリーを紹介したパン屋さんがあります。

 ちなみにデンマークではペストリーはウィーン発祥と考えられているため、デニッシュ・ペストリーではなくウィーンのパン「ヴィナーボズ」と言われているそうです。

 

 北欧のライフスタイルも浸透してきてますよね。

 映画「かもめ食堂」でのまったりした雰囲気や、スウェーデンのコーヒーブレイクフィーカは、気忙しい日常の中に日だまりを作ってくれたように感じました。

 デンマークでのフィーカに当たる過ごし方は、ヒュッゲです。

 厳密には違うかもしれませんが、ほっこり和むという点は共通だと思います。

 ほっこりやまったりという言葉も、すっかりなじんで使われ過ぎて、くたびれてる感もありますが、疲れてる時には欲しい言葉なのです。

 ください……!



 さて、カクヨムコン6のエントリー作品を公開しました。


 カクヨムコン6 キャラクター文芸部門エントリー作品

 『純喫茶ロムの小さな秘密 武蔵野ヤマ野辺で待ち人になりました』

  https://kakuyomu.jp/works/1177354055374690655


 この物語は、第1回角川武蔵野文学賞最終選考対象作品に選出された『ヤマ野辺の待ち人』をもとに長編化したものです。

 作中に、『ヤマ野辺の待ち人』を一部改稿して組み入れています。


 今回は、オーソドックスなキャラクター文芸小説を目指します。

 シュミの伝奇要素も、絡められたらいいなと思ってますが。

 今からですと、読者選考を突破するのは難しそうなので、無理せず気楽にコンテストに参加します。

 目標はエントリー期間内に10万文字に到達すること、です。

 最近、めっきり体力が落ちてるので、カク体力と筋力を回復させながらのチャレンジです。

 よって、コンスタントには掲載できないと思いますが、よろしかったらおつきあいください。







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