第116話 カクヨムコン発!日本古代ファンタジー続編刊行!
今回は、カクヨムコン発の書籍化作品のご紹介です。
多少ネタバレ有りですので、ネタバレ完全NGの方はお気をつけください。
と言いましても、どこからがネタバレになるのかは、けっこう人それぞれですよね。
第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門で特別賞を受賞された、円堂 豆子さんの『雲神様の箱』の続編『雲神様の箱 名もなき王の進軍』が、本日10月23日に角川文庫より刊行されました。
第2巻刊行、おめでとうございます!
しっかりとした歴史ファンタジーが、カクヨムコン発で書籍化したということは、とても素晴らしいことだと思います。
今後もカクヨムコンに期待!です!
表紙のイラストは、第一巻に続きイラストレーターの苗村さとみさんです。
琵琶湖を背景に桔梗の花園に佇む雄日子が麗しいです。
眺めていると、そのまま物語の世界に入りこんでしまいそうです。
さて、本作品は、カクヨムにも掲載されています。
こちらを元にブラッシュアップされて本になっています。
読み比べてみるのも面白いです。
今回、注目したのは、岩陰の土蜘蛛です。
彼らをメインにした話も読んでみたいと思いました。
あと、雄日子の影のような存在の角鹿。
彼がいることで雄日子に陰影が生まれてより深みのある人物になっていると思いました。
キャラクタータイプとして、角鹿のようなタイプ、気になります。
他にも、山の呪術パート、セイレン逆ハー?!なパート、雄日子サマが進む!パートetc……読み応えたっぷりでした!
わくわくする物語をありがとうございました!
乞う!続巻!です!
『雲神様の箱』円堂 豆子さん
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154970199
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