第36話 ロマンシス? シスロマンス?
富士見L文庫×カクヨム「オーバー30歳主人公コンテスト」に参加してほどなく、新たなコンテストのタイトルに目が奪われました。
富士見L文庫×COMIC BRIDGE 「頑張る女子主人公コンテスト」
「デビューと同時に書籍化&コミカライズ!
頑張る女子の物語でメディアミックスを目指しましょう!」
んん?
これは、いったい、何があったのかな、と思いましたよ。
オーバー30の方に富士見L文庫さんの求めるタイプのエントリー作品があまりないので、新たに募集をかけたのかな、などなど。
疑問を解くべく「COMIC BRIDGE」がどんな媒体なのかを見にサイトに飛びました。
『COMIC BRIDGE online』
https://comic-walker.com/comicbridge/
プレスリリースによると「この『COMIC BRIDGE online』では、オフィスや家庭、学校・・・と様々なシーンで奮闘中の女性に向けて【楽しくてためになる】マンガ」といった具合の無料配信サイトになるのだそうです。
公式サイトの説明では、「『COMIC BRIDGE online』はKADOKAWAがお贈りする”大人女性向け”WEBマンガ誌です。恋愛マンガの胸キュン・トキメキだけでは物足りないあなたに、明日の生活が少し変化する『楽しくてためになる極上フィクション』をお届けします。」だそうです。
「楽しくて」+「ためになる」が「キモ」ですね。
さて、今さっき見た限りなのですが、トップページで紹介されている作品に、頑張る女子があまり見当たりませんでした。
そうです、男子があれこれ頑張ってるのを楽しむ系の作品が目につくのです。
なるほど、腑に落ちました。
そこで、今回のコンテストなわけですね。
だったら参加してみようかな、と、むくむくとまた
Web上に載せてしまうと公募は駄目な場合が多いので、ついこうしたコンテストを見かけると、陽の目を見せてあげたくなるんですよね。
10万文字以上の女子主人公の話を推敲して出してみようかと検討中です、ってもう読者選考期間半分過ぎてますね、要再考です。
懸案事項としては、富士見L文庫では、あやかしさんをよく見かけますが、ここには、あやかしさんが見当たらないことです。
いないからこそプッシュすべきなのか、いないというのは需要がないということなのか。
その辺が思案のしどころです。
(注:過去作品などよく探せばあるかもしれませんが、たまたま見た時のトップページには見当たらなかったのです)
それはさておき、『COMIC BRIDGE online』のページに、「女同士の魂の結びつきを描く」と銘打たれた作品がありまして、そのジャンル表示に「ロマンシス」という言葉を見かけました。
初めて見る言葉だったので早速調べてみましたら、「シスロマンス」という言葉もあるそうで、シスター+ロマンスというのが元になってるみたいです。
シスター=sisterの頭文字のsをとった「エス」というのは、戦前の女学生同士の絆を描いた小説などのフィクションの世界や、女学校などの現実世界での少女同士の関係性を指します。
友情以上恋愛未満的な関係のようですが、はっきりしないさせない微妙な関係性を含むというイメージとしても捉えられるかもしれません。
「エス」と「ロマンシス」はまた違うようにも思いますが、「百合」「ガールズラブ」というのがどうもしっくりこない時は、「ロマンシス」というジャンルを検討してみるといいかもしれません。
#ロマンシス
『サルビアとガーデニア 作家志望の彼女と私』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890430472
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