選択の果てに
君を一番幸せにできるのは、もしかしたら僕じゃないかもな。
でも僕を一番幸せにできるのは当然君なんだから、もうそれで十分だろ。
選ばなかった未来のことなんて知らないし要らない。
今こうして君と僕が並んで歩く、その事実がすべてなのだ。
運命とか、天命とか、必然とか、予言だとか、全部知ったこっちゃない。
二人の足跡で塗り替えてしまえ。
迷う暇もなかった。
なぜなら君は閃光で、僕は小さな暗闇だったから。
すぐに明るくなった。
ようやく形がわかって、放さないよう強く握った。
そうだよ、偶然の出会いだって言うならそれで十分だ。
頭をぶち抜く偶然は、必然よりもずっと強い。
君と死にたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます