応援コメント

第3話 僕が20世紀と暮していた頃 When I was living with the 20th Century」への応援コメント


  • 編集済

    野田秀樹、夢の遊眠社、知っています!
    知っているという程ではないのかもしれませんが、思い浮かべる事ができます。
    独特な動きというか、夢の遊眠社の舞台だってすぐわかる独創性がありますよね。

    「桜の森の満開の下」「半神」は本と漫画をそれぞれ読んだ事があります。(半神は確か16ページぐらいの短い作品だった気が。忘れられない強烈な内容でした。)

    「僕が20世紀と暮していた頃」は読んだことがありませんでしたが、図書館にあるみたいなので、読んでみたくなりました。

    時代って本当にあっという間にに過ぎていっていろんな物が過去のものになっていきますが、記憶の引き出しに入れて、ふとした時に思いがけずひょっこり出てくるというのがちょうどいいのかもしれませんね。

    (挿絵もちょっと見てみたいかも、です)

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    読みました!
    素敵な、いい本でした。(o^-^o)

    そこにいる野田少年の姿と当時の風景が、映写機に映し出されるみたいに目の前に広がってくるようでした。

    孫たち(威一郎とまり子)とのやり取りも面白かったです。

    『そろばん』の章など、そろばんの本来の用途ではない使い方が書かれていて、なるほど、なるほど、と思ってしまいました。

    章ごとに書かれている消えて行ってしまった物それぞれに、野田秀樹が愛着を感じているのが伝わってきて、温かい気持ちになりました。

    『じゃあ、おじいちゃん、たらいも洗濯板も、人をほっとさせるものだったんだね』
    『そうだな、ランプと同じだ。今はもう役にはたたないけれど、人間の心にいい映画にでてくるような景色を甦らせる』 ——「僕が20世紀と暮らしていた頃」引用

    この言葉が好きです。

    (挿絵もすごく緻密に描かれていて不気味だったりするものもありましたが、ノスタルジックで飽きさせない魅力がありました。ワニの目の中に描かれた縁台に座る少年の絵など魅入ってしまいました!)

    作者からの返信

    @cypressさま
    コメントありがとうございます!
    夢の遊眠社をご存知なんて、ツウですね。
    若いころに結構好きだったのですが、
    ああゆう元気な劇を楽しめたのは、若さあってのことだなぁと思います。
    同時期に結構好きだった「劇団 キャラメルボックス」も
    今般活動を休止しましたしね。時代を感じます。

    図書館で入手できましたら、是非感想お寄せください。
    お気に召したら幸いです。