白いシャツ、黒い長ズボン、革のブーツ
特徴といった特徴のない装い。
目を覚ました――という言い方がこの状況で適切か分からないが――私にとって
着ているものや手元にあるものはなるべく記載しておきたい。
これはいわば、夢に降り立ったことを認識する為の儀式であるが、
これ程までに特徴がなければ書くことも少ない。
アルカハムの上位会派の連中が来ている派閥ごとの奇抜な服装が揃った状態で
目を開けることができたなら、記録はより楽しい時間になったのかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます