第3話 姉が最近おかしい件について

最近姉さんが変だ。

僕の名前はルイ。

ネスト家の三姉妹の末っ子だ。

最近、サキねえの様子が変だと思う。

サキねえはネスト家の次女で簡単にいえば・・・努力家の天才、かな?

一族の中でも凄くて、明るくて優しい、僕が困っていると何時も助けてくれる、そんな僕の憧れであり自慢の姉・・・なんだけど、

ルイ「サキねえ~ちょっといい~?」

サキ「バババ)な、何かな?」

最近何か隠してるようなんだ。

家の至るところで読んでいた本も最近読んでいる所を見てないし、前は堂々とドアを開けていたのに最近は部屋に魔法で鍵をかけているし・・・

それに部屋にいる時間も増えた。

リビングでくつろいでいたら前はかまってくれたのに・・・最近はかまってくれない。

ルイ「どうしたんだろ?サキねえ」

メイド「あら?どうしました?お嬢様」

ルイ「あ、メイドさん」

とりあえず家のいろんなことをこなしているメイドさんなら何か知ってるかな?

と思って聞いてみると・・・


ルイ「むー」

どうやらサキねえは僕がいないときには本を読んだり部屋のドアを開けていたりするらしく、何故かを聞くとどうやら口止めされているらしい。

ただ、「お嬢様の為らしいですから」

らしい。

ルイ「僕に隠すこと、なの?サキねえ」



サキ「最近ルイちゃんに怪しまれてる」

ユリ「・・・いい加減言ったら?」

サキ「言えないよ!あんな純粋でピュアでかわいいかわいい妹をこんな道に引きずり込みたくない!そうなったら嬉しいけど!」

ユリ「で、どうするの?隠すの?打ち明けるの?」

サキ「うう・・・もしそれで引かれちゃったらボク立ち直れないし・・・引きずり込みたくないし・・・」

ユリ「ハア・・・」

リリー「もうパンツ被って部屋に突撃したらどうです?」

サキ「嫌だよ!そんなのただの変態じゃん!」

ユリ「というかリリー、いたのね」

リリー「はい、先ほど情報集めから戻りまして」

サキ「あーもう!ボクどうすればいいの!?」

リリー「仕方ないですね・・・(ゴソゴソ」

サキ「ねえまって何か嫌な予感がするんだけど」

リリー「ここはこの、ルーレットダーツで決めましょう」

ユリ「あらいいわね」

サキ「あらいいわねじゃ無いよ!何て物で決めようとしてんの!?」

リリー「大丈夫です、変なものはありませんよ」

サキ「え?ホント?えーと、なになに?」

百合を布教50%

とりあえず踊って寝る45%

犯す100%

このまま隠す1%

パンツ(ルイさんの)被って部屋に突撃4%


サキ「だめだああああああ!!!」

ユリ「あらいいわね」

サキ「良い分けないでしょ!というか%おかしいよね!?」

リリー「おかしくないですよ、ただ犯すのが確定しているだけで」

サキ「だめだよ!実の妹犯すのは流石にだめだよ!」

リリー「おや、先輩は私の好みを否定するのですか?」←姉妹百合が大好き

サキ「駄目だ!この子自分のことしか考えてない!」

リリー「否定はしませんが・・・自分の為、というと少し違いますねー(ボソッ」

サキ「え?」


まあそんなこんながあり、結局ルーレットの結果を行う事になりました。


ちなみに結果は犯す、とパンツ突撃に決定しましたとさ。



しゃく稼ぎ(キャラ紹介)

リリー

中等部二年、中等部の風紀委員長。

種族は忍者。

忍者は種族、イイネ?

好きな百合は姉妹百合。

とんでもない情報収集能力を持つ。

ルイとはクラスメイト。



ルイちゃんの紹介は物語の関係上次になります。

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ユリよサキほこれ! 邪神ちゃん @kureijyaras

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