一話一話きれいにまとまっていていいですね。 いいたいことが短い中に凝縮されています。
素晴らしい。ひょっとした思いつきがシンプルに書かれていて、とても良いと思いました。ぼんやり思った事がほんわか書かれていて、ショートストーリーなのにしっかりいいものを読んだという感じでした。
本作はとてもインパクトのある詩集です。詩集というと自然の風景や日常の一コマを縁取る優しいイメージを抱きがちですが、どちらかというとアグレッシブな感じであり、読んでいてグサリと突き刺さるものもあります。しかし、それは決して不快なものなのではなく、大切な何かを気付かせてくれたような気にさせてくれるのです。
とある詩の題名に惹かれ読ませて頂いた詩集ですが、ひとつひとつの言葉に宿るものと紡がれていく世界。共感とズキリと痛みを感じる心。繊細さと何かを諦めてしまったような……それでも何かを掴もうとするような力強さを感じてみてください。
短い中に刺さる言葉がぎっしりつまっています。読んで見てください。感じてください。