応援コメント

1406.構文篇:一作応募して満足しない」への応援コメント

  • 質問です。主人公のキャラクターを変えるとか、主人公が目立つようなエピソードを付け加えると書いてありますが、毎回、新人賞で主人公の名前と容姿と性格をそのままにして、丸ごと違うストーリーして応募するはありですか?

    作者からの返信

     サファイア様、コメントありがとうございます。

     「同一主人公」でストーリーの異なる作品を書くのは、もちろん「あり」です。
     異世界ファンタジーでもミステリーでも恋愛でも日常でも。
     ジャンルがまったく異なるのに、主人公はまったく同じ。
     それでもかまいません。

     ただ、紙の書籍を目指した「小説賞・新人賞」の場合、仮に受賞しても主人公は書き換えられると思ってください。
     作品として面白いのと、主人公が活きているかは別問題です。

     この面白さなら大賞だ。となっても、でも複数作品で同じ主人公だから代わり映えしない。
     それでも頭抜けて面白いから「紙の書籍」化してもよかろう。
     ただ、主人公がまったく同じでは物語の必然性が下がってしまうから、主人公は変更で。

     という流れになるはずです。
     短編連作や長編続き物などは、必然的に同一主人公になりますが、こちらは「続き物OK」な小説賞には応募できます。
     ジャンルすら異なっていても、その主人公に必然性があればまったく問題ないのです。
     ただ「この作者、同じ主人公でないと小説が書けないのか?」と疑われると「小説賞・新人賞」では若干不利に働くかもしれません。

     ですので主人公を変えましょうと提案しています。
     より受賞しやすいからです。
     ただ、この主人公は自分の分身で、この人でないとうまく物語が書けないのであれば。
     書かないよりは同一主人公でも書いて応募したほうが、遥かに受賞しやすいのは確かなので、そういう理由なら同一主人公でもよしとします。

     まあそもそも「小説賞・新人賞」は皆が「勝とう」と思って応募してくるので、受賞の確率を高める手段はできるだけ取り入れたほうがよい、とは思いますよ。