応援コメント

1324.物語篇:物語68.平凡な主人公にこそ感情移入できる」への応援コメント

  • 私も最近の俺最強という物語を理解できなかったのですが、ある番組で社会学者の古市さんがこういってました。
    「今の若い子は努力するところは見たくない。主人公が特訓して強くなるよりも、仲間を集め、自分にない部分を補うほうが楽。だから、スポ根物は流行らない」
    といってました。
    不景気が続き、努力した先に成功があるとはかぎらない世の中。物語の中ぐらい簡単に成功したいっていうニーズに答えてるのが、今のチートや俺tueeなのかなと思います。

    でも、それってどうなんでしょうね。現実に努力したくないのはわかるけど、物語の中ぐらい、努力を味わおうよっていいたい。
    だから私が書く主人公はとっても苦労します。それが、今の読者に受けなくても。試練をあたえます。

    作者からの返信

     澄田こころ様、コメントありがとうございます。

     おっしゃるとおりで、最近「ど根性」は流行りませんね。
     たいていはなにがしか一芸に秀でていて、それを寄せ集めて「最強パーティー」を作る作品が多くなりました。
     だからYouTuberが「なりたい職業」の上位に来るのでしょう。
     勉強したり汗水垂らして働いたりするより、自分が好きな一芸だけで成り上がろうという風潮ですね。
     小説の主人公は苦労するべきですね。ただ今ウケている鎌池和馬氏『とある魔術の禁書目録』の上条当麻や、川原礫氏『ソードアート・オンライン』のキリトのように、「最初から強い」んですよね。まぁその強さが心の弱さの裏返しになっているのですけど。
     ちなみに私も長編なら苦労したり修行したりするシーンは必ず入れるようにしていますね。