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836.創作篇:読みにくい小説は嫌われる」への応援コメント

  • 三人称でついつい、~できる、~こと、、~ている、を多用してしまいます。
    回りくどく書くと、なんとなくかっこいい文章だと、自分で思い込んでるのでしょう。

    ひとつ、質問です。
    「あまねく空を」を三人称から一人称に書きなおそうと、今準備しています。
    そこで一人称の場合、目上の人にたいして、地の文でどこまで敬語を使えばいいのかわかりません。
    すべてに、敬語をつかえば文章がかなりくどくなります。
    参考にと、同じ明治の時代小説で、一人称のものを読みました。敬語をつかったりつかわなかったりでした。
    一人称でも、説明文の時は敬語をはぶき、感想文では敬語をつかえばいいのでしょうか?

    作者からの返信

     澄田こころ様、コメントありがとうございます。

     ご質問についてお答え致します。
     一人称視点の地の文は「主人公の心の声」です。
     だから、どこまで敬語を使えばよいのかは、主人公の性格によります。
     たとえばどんな人にも敬語を使う主人公なら、地の文もすべて敬語です。
     特定の人に対してのみ敬語を用いるのなら、地の文も平文でかまいません。
     どの範囲まで敬語を使う主人公なのかを改めて認識してください。
     そのうえで「この相手は自分より上役だから敬語で話そう」「こいつは自分以下だから平文でいいや」と、敬語を切り替えるポイントを絞るのです。
     そうすれば、素の主人公は平時から敬語を使う上品な人なのか、平時から平文で話す普通の人なのか、平時から卑俗な物言いをする人なのかが表せますよ。