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>「動機」があるからキャラは独りでに動き出すのです。
『キャラが勝手に動く』という言葉、書き手としてはかっこいい言葉なので、ついつい使っていましたが。(笑) どうしてそういう状態になるのか、今回で、理論として理解出来ました。
じゅうぶんに練り上げて造ったキャラは、出来事(イベント)の中に放り込んでやると、いきいきと喋って動いてくれます。ここで、どう言わせようか、どういう態度をとらせようかとか、書き手として考える必要がありません。あとは、読者を魅了する文章に書く力が注げます。
作者からの返信
明千香様、コメントありがとうございます。
まさにそれで、キャラクターに動機があるから、ある状況ではこう動くのが自然、というものがあります。
ラクをしようとしているキャラクターが、危機に巻き込まれたからといって覚醒して困難と戦うなんてのはまずありえませんり
危機の状況でいかにラクをして生き残るかを考えるのが自然なのです。
だから主人公に限らずキャラクターに動機を持たせておけば、あえてこう動くかなと考えなくても、キャラクターは勝手に動き出してくれます。
そこに気づけさえすれば、創作は劇的に容易になってきます。
明千香様の作品づくりに反映できたらと存じます。
動機が無ければ作ればいい、名言ですな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
動機なんて飾りです。偉い人にはわからんのです。
と言えればいいのですが、実際には誰にでも動機はあるので、状況に合わせて動機を与えてあげれば、後はキャラが勝手に動き出してくれますね。
動機ですか、なるほど。いかに大事かが分かりました。それと、質問ですが、もし自分が書いている作品が最近落ちてきていまして、原因はご都合主義や登場人物が多いなどと考えています。おまけにかなり長く書いていますので、この場合、一旦削除か新しく書き直すしたほうがいいですか?
作者からの返信
サファイア様、コメントありがとうございます。
登場人物が多い場合は、主要な人たちを残してあとはフェードアウトさせてください。前半と後半で構成する人間関係を変えてしまうくらいに振り切ると、要らない人物を一掃できるのでオススメです。
ご都合主義はなかなか難しいのですが、それまでの解決法は後になって変えると今最前線で読んでくださっている方に不親切になります。
ここも、後半からはご都合主義がなくなるように注意していけばよいでしょう。
できれば、この前半と後半という考え方を明確にするため、「第一部」「第二部」など大きな見出しを付けておくと、新参の方は第二部の冒頭をチェックしてくれますし、既存の読み手も「部が改まったから、内容も新鮮になるかも」
という期待を高めるのに効果があります。
試していただけたらと存じます。