このエピソードを読む
2020年9月12日 11:21
対になる存在……。恋愛ものにおいては、カップルになるまでは「対」ですよね。ではカップル成立した後は、何を「対」に置けばいいでしょうか。「共闘」みたいなものを核にする場合は、対になる、戦う相手みたいなものを設定するのが難しくて……。ちなみに勇者・異世界ものではない、リアル日本の社会人の場合ですが。今ちょっと、「コロナ」「仕事苦・経済苦」以外の敵が思いつかなくて困っております。
作者からの返信
仁志 水ぎわ様、コメントありがとうございます。「対になる存在」は恋愛もので男性主人公ならヒロインになりますよね。 それで、カップルが成立すると「対」でなくなるかというと「対」のままです。 もしカップルでひとかたまり出来たとすれば、ヒロインの父親が「対になる存在」になっろてもいいですね。「わしを納得させられない男とは結婚させない!」と言わせれば「対になる存在」になりますよね。 このパターンはマンガの高橋留美子氏『めぞん一刻』からですが。「共闘」みたいなものを核とする場合「対になる存在」は共闘する者たちにとって「共通の敵」がいちばん手っ取り早いですね。 それぞれ別々の組織を相手にしていると、話は広がるけどかえって分散しがちになりますし、とても「小説賞・新人賞」の原稿用紙三百枚・十万字には収まりません。だから「共闘」させるなら「共通の敵」がベストです。 たとえばさまざまなヒーローがいても、戦う相手は「地球を滅ぼそうと画策している組織」でかまいません。その戦いを各方面からヒーローたちが崩していって他のヒーローの存在に気づいて「共闘」すれば、自然と仲間にもなれますしね。 現代日本だと新興宗教や暴力団などの反社会的勢力が「対になる存在」になりやすいかな。ただそれほど大仰にしてしまうと、やはり三百枚・十万字には入らない。そこで、主人公にとってちょっとした対立相手、たとえば愛する妹の彼氏や会社の気に食わない上司くらいのすぐ手に届く対立相手を「対になる存在」にするのが手っ取り早いと思います。「新型コロナウイルス」はまだ解決策がないため、小説にしても書きようがないんですよね。もし治療薬やワクチンが開発されたら、その開発者をノンフィクションでで書けなくはないのですが。 なので「対になる存在」は、生徒なら先生、部下なら上司、警察なら犯人と、関係性が「対になる存在」を考えるとよいですね。
2019年9月5日 18:36
初めまして、つい最近小説投稿をはじめたものです今、執筆中の小説の主人公がまさに中途半端に能力が高い主人公ですね・・WEB小説を書くのは初めてなので色々参考になります
コメントありがとうございます。小説を投稿し始めたとのことで、これからも頑張ってくださいね。中途半端に能力の高い主人公でも、極端な「対になる存在」を出すことで「強弱」や「高低」をつけることができますので、ぜひそういう視点で構成を考えてくださいませ。時間が空き次第、投稿作品も拝見いたします。
2019年5月22日 22:42
相棒(バディ)小説なんかもそうですよな……書いてみたい分野です。
コメントありがとうございます。バディものも「対になる存在」ですね。主人公ふたりと解釈もできますが、バディものは「でこぼこコンビ」であることが多いですからね。メリハリをきちんとつけて個性を際立てれば、半ば成功したようなものですし。
対になる存在……。
恋愛ものにおいては、カップルになるまでは「対」ですよね。
ではカップル成立した後は、何を「対」に置けばいいでしょうか。
「共闘」みたいなものを核にする場合は、
対になる、戦う相手みたいなものを設定するのが難しくて……。
ちなみに勇者・異世界ものではない、リアル日本の社会人の場合ですが。
今ちょっと、「コロナ」「仕事苦・経済苦」以外の敵が思いつかなくて困っております。
作者からの返信
仁志 水ぎわ様、コメントありがとうございます。
「対になる存在」は恋愛もので男性主人公ならヒロインになりますよね。
それで、カップルが成立すると「対」でなくなるかというと「対」のままです。
もしカップルでひとかたまり出来たとすれば、ヒロインの父親が「対になる存在」になっろてもいいですね。「わしを納得させられない男とは結婚させない!」と言わせれば「対になる存在」になりますよね。
このパターンはマンガの高橋留美子氏『めぞん一刻』からですが。
「共闘」みたいなものを核とする場合「対になる存在」は共闘する者たちにとって「共通の敵」がいちばん手っ取り早いですね。
それぞれ別々の組織を相手にしていると、話は広がるけどかえって分散しがちになりますし、とても「小説賞・新人賞」の原稿用紙三百枚・十万字には収まりません。だから「共闘」させるなら「共通の敵」がベストです。
たとえばさまざまなヒーローがいても、戦う相手は「地球を滅ぼそうと画策している組織」でかまいません。その戦いを各方面からヒーローたちが崩していって他のヒーローの存在に気づいて「共闘」すれば、自然と仲間にもなれますしね。
現代日本だと新興宗教や暴力団などの反社会的勢力が「対になる存在」になりやすいかな。ただそれほど大仰にしてしまうと、やはり三百枚・十万字には入らない。そこで、主人公にとってちょっとした対立相手、たとえば愛する妹の彼氏や会社の気に食わない上司くらいのすぐ手に届く対立相手を「対になる存在」にするのが手っ取り早いと思います。
「新型コロナウイルス」はまだ解決策がないため、小説にしても書きようがないんですよね。もし治療薬やワクチンが開発されたら、その開発者をノンフィクションでで書けなくはないのですが。
なので「対になる存在」は、生徒なら先生、部下なら上司、警察なら犯人と、関係性が「対になる存在」を考えるとよいですね。