第5話 作家や漫画家に夜型が多い理由



夜は日中と違い、クリエイティブな思考が働くらしい。

日中制御している、現実的なことを思考するリミッターが外れて、

面白いアイディアが湧きやすいのだそうで。




ああ、だからか。

作家、漫画家、音楽家など、夜型の人間が多いのは。




彼らは本当に魂を削って作品を作っている。

アイディアは行き詰まったり枯渇したりするので、捻り出したり絞り出したりしなければならない。


しかしアイディアを貯めるために休止してしまうと、すぐにその椅子は別の誰かに取られてしまう可能性がある。忘れられる不安がある。


私も物を作る側の人間として、「魂を削る」の意味を始めて知った。

大袈裟ではなく、本当に命を削っている。


私もここ3年で急激に老け込み、頰がやつれ、まだ年齢的に若いのだが白髪が。

メンタルも崩れかけた。


夜眠れなくなったり、心配ごとや不安が増える。

一人でやってるから余計に、日増しにやることに追われ、時間に追われて、自分を見失った。


この話はまたいつか。




さて、北欧の「ヒュッゲ」をご存知だろうか?


心地よい空間や時間を過ごしている状態をヒュッゲという。(ざっくり)


世界で一番幸福度が高いと言われているのだが、その一方で自殺率も上位である。


理由はやはり日射が少ないこと。


日に浴びないことが気鬱につながることは精神医学の方では言わずもがな。

新潟の友人が言ってた。

「東京と違って新潟の冬はずっと曇っていて雪でどんよりしている。気分が滅入る」

確かに毎日曇っていて雪の状態が3ヶ月以上続くことを想像すると、過酷だ。


ということは、夜型の人間が病む傾向にある理由はここにある。


日が昇る頃に眠り、日が沈む頃に起きる。

太陽を浴びない生活と毎日のMPの使い方、強い不安やストレスから、太宰治など各著名人は短命な方が多いのでは。(自殺も含めて)



つまり人間にはやはり、

太陽が必要なのだ。





To be continue




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辛い思いをしてる人が立ち直る、ちょっとしたヒントやキッカケになれば幸いです。

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