第7話

ネトカノ第2話『#マイエンジェル #ゾンビ』


 翌日、放課後の生徒会室。

「……と、いうわけで本日の生徒会は終わり。みんなお疲れさまー」

 その日の議題すべてを話し終え、鳥田先輩が大きく伸びをして掛け時計に目を遣り、嬉しそうに声を上げた。

「お! 今日は早く終わったね」

「あ、じゃあお茶でも飲んで休憩していきましょーよ」

 すかさず花咲さんが立ち上がってそう提案した。

 鳥田先輩はパチンと指を鳴らして、にこりと笑う。

「お~、それはナイス提案だね花咲庶務。準備頼める?」

「はい!」

 花咲さんは頷いてすぐさま席を立ち、生徒会室の隅にある給湯スペースのケトルでお湯を沸かしてお茶の準備に取り掛かった。

 僕らはその間に生徒会の質問箱や資料を片付けて席に戻る。すると、花咲さんが各々の席にティーカップとソーサーを配ってくれた。花の蜜のようにほのかな甘い香りがする。色はガーネットのように透き通った赤色だ。何のお茶だろう。

「花咲さん、これは何のお茶なの?」

 自分の席に戻ってきた花咲さんに訊ねると、彼女はよくぞ訊いてくれたと言わんばかりににんまりとした。

「うふふ、ローズヒップティーだよ。わたしが好きなお茶なんだ~」

「へえ」

 僕は一口お茶を飲んでみる。

「おお、美味しいね」

 ほのかに甘酸っぱい。渋くなくてジュースみたいに飲みやすい。

「えへへ、ほんとはちょっと酸っぱいんだけど、ハチミツを入れたからあんまり感じないかな?」

「うん、ほとんど感じないよ」

 さすがは花咲さん。お茶を淹れさせれば彼女の右に出る者はいない。

「あぁ~、花咲庶務の淹れてくれるお茶はいつも美味しいね。きっと今言ったこと以外にも特別なことをしているに違いなーい!」

 まるで探偵が犯人を言い当てるがごとく、鳥田先輩が花咲さんを指差した。

 いきなりのことに花咲さんは戸惑いを見せる。

「と、特別なことはしてませんよ~」

「いんや、これにはきっと何か秘密が……むむ、この香りは花咲庶務の出汁に違いない!」

「しょんなはずないですっ! 毎日お風呂に入ってて出汁なんて出ないはずですもん!」

 花咲さんは顔を紅潮させ、腕を上下に振ってそう言った。

 慌てる花咲さんも可愛いなぁ。でもちょっと可哀そうになってきた。

 しかし、鳥田先輩はにやにやと意地悪な笑みのまま、からかいの手を緩めない。

「出汁はどうやって取っているのかな? まさか……残り湯!?」

「そ、そんなもの使ってませんってば~!」

 花咲さんは恥ずかしそうに顔を真っ赤にして否定していた。

 もう限界だ。助けに入ろう。

 しかし、それよりもワンテンポ早く林檎が口を開いた。

「会長、冗談もほどほどにしてください。セクハラで訴えますよ?」

「あは、ごめんごめん」

 鳥田先輩はイタズラがバレた子どものように舌を出して笑った。

「なんだ、冗談だったんだぁ~……」

 花咲さんが安心したように机に倒れ込んだ。

「ぷふふ、それにしても花咲庶務は反応が可愛いから、からかい甲斐があるな」

 花咲さんの焦りようを思い出してはクスクスと笑う鳥田先輩に、花咲さんが恨めしそうな目を向けた。

「もぉ~、ひどいですよぉ~……」

「ごめんって。ほら、お詫びと言ってはなんだけど、おやつ持ってきたから分けて食べよ。花咲庶務は多めに持っていって」

「わーい! ありがとうございます」

 鳥田先輩がスクールバッグから手の平より少し大きめなサイズのクッキー缶を取り出した。それを目にし、花咲さんは一瞬で元気を取り戻す。すぐさま起き上がって席を立ち、パタパタと先輩のもとまで駆けていくと、クッキーを貰ってすっかりご機嫌な様子だ。

 クッキー一つでころっと機嫌を良くしてしまうなんて、子どもみたいで微笑ましい。

 そんなこんなで、みんなでクッキーを食べながらお茶を飲んでお喋りする。だが、とうとう話題が途切れ、少しの沈黙が訪れた。そこで僕はある話題を出してみることに。

「最近駅前にケーキ屋ができたみたいですけど、もう誰か食べに行きました?」

 昨日の夜、林檎か花咲さんのどちらかがアカネであるということが分かった。そのきっかけとなった投稿には駅前の店で買ったというチーズケーキとウォーカー君が写っていた。これで林檎か花咲さんのどちらかが食べたと答えれば、ずばりそちらがアカネである可能性が高い。

「……せんぱい」

 真っ先に僕の服の裾をくいくいと引っ張って声を上げたのは意外にも春風さんだった。文庫本を置き、感情の読めない真ん丸の目でまっすぐにこちらを見つめている。

 僕が顔を向けると、彼女はただ首を横に振った。

「春風さんはまだなんだね」

「……はい、なので今度連れて行ってください。甘いものは、好き、です」

 え、それってデートのお誘い!? ……いや、それはないか。

 心なしかいつもよりも春風さんの目がきらきらしているように見える。そこには僕ではなく、甘い物に対する恋心しか窺えない。

「おお! 春風書記積極的だね~!」

 鳥田先輩が満面の笑みを春風さんに向けた。

 恐らく先輩は春風さんがデートに誘っていると誤解しているのだろう。

「きっと単に甘いものが欲しかっただけですよ」

 僕はそう言い、春風さんに向き直る。

「じゃあ今度お土産に買ってくるね」

 春風さんは満足そうにこくりと頷くと、文庫本を手に取り、読書を再開した。

「ところで、駅前って篠洲駅かな?」

「はい、そうみたいです」

 鳥田先輩の問いに僕が答えた。昨日あれからネットで調べたところ、篠洲高校の最寄り駅である篠洲駅の前に、確かに最近新しいケーキ屋ができたそうなのだ。

「へえ、そこにケーキ屋ができたんだね、知らなかった」

 先輩のその発言に、林檎が驚きの声を上げる。

「ちょっと鳥田会長、それは女子として知らなきゃダメですって! 篠洲高生なら常識です。……といってもまだ私も行ってないんですが」

 最後の方はばつが悪そうに髪をさっと撫でて言っていた。常識とまで言ったのに、まだ行っていないことが恥ずかしいのかもしれない。

「あはは、流行とかにはどうも疎くてね~」

 鳥田先輩は全学年の生徒と話しているところをよく見かけるから、知っていてもよさそうだと思ったのだが。

 ともかく、これで春風さん、鳥田先輩、林檎の三人がまだ行っていないことが分かった。

「じゃあ、花咲さんは?」

「えへへ、実はわたしも昨日林檎ちゃんに教えてもらったばかりで行ってないんだ」

 花咲さんは頬を掻きながら恥ずかしそうに笑って答え、首を傾げる。

「ところで、その言い方だと昨日誰か似た人を駅前のケーキ屋さんで見かけたの?」

「ああうん、そんなところ……」

 あれ、どういうことだ。誰も行っていないはずはないんだけど。まさか、アカネがリアルバレを恐れて嘘を吐いたのだろうか。そうとしか考えられない。

「それにしても天野会計は意外にも流行に詳しいんだね?」

 鳥田先輩に感心するような口調で言われた。

「あ、いいえ、実は昨日ツインクラーでそんな投稿を見て知ったんですよ」

 そうだ、ツインクラーだ。ケーキ屋に行ったかで嘘を吐かれてしまったから望みは薄いだろうが、アカネ探しの手掛かりはもう一つある。

「そういえばツインクラーで思い出したんですけど、みんな裏アカとかやってます?」

 アカネのアカウントはきっと裏アカだ。ならば林檎か花咲さんのどちらかが裏アカを持っている情報が掴めれば、そっちがアカネの可能性が高いと考えることができる。

 僕の問いに、まず花咲さんが小首を傾げた。

「ねえ天野くん、裏アカって何?」

「えっとね、裏アカっていうのは、リアルの人間……つまり学校の友達とか家族には教えていない秘密のSNSアカウントのことだよ」

「へえ、そうなんだ…………友達とか家族に教えていないアカウント、へ、へえ……」

 花咲さんは冷や汗たらたらであからさまに目を逸らした。やっぱり彼女には裏アカウントがあるのだろうか。いや、まだ判断するには早すぎる。

 そこで鳥田先輩が口を開く。

「それなら残念ながらあたしに裏アカはないかな。SNSはアイン以外やってないしね」

「意外ですね。何をやってもあっという間に人気出そうなのに」

「それだからだよ」

「あ、なるほど。ネットの姫ならぬ、女王になってしまいますもんね」

 鳥田先輩が窓辺に立つだけで、たちまち外には彼女に手を振る生徒が集まってくる。そんなカリスマ性を持つ先輩が例えばツインクラーなんかをやれば、通知の嵐でまともに活動できなくなるだろう。それでは純粋に楽しめない。

 と、するともう一人、SNSをやるのが難しいメンバーがここにいる。

 僕は隣で文庫本に目を落とす後輩に声を掛けた。

「春風さんは? 裏アカ持ってない?」

 彼女は左側の尻尾髪をぴくりと震わせ、ゆっくりと綺麗な顔をこちらに向けた。そして真ん丸のつぶらな瞳で小動物みたいに僕を見つめ、透き通ったソプラノボイスで言う。

「……持って、ません」

「春風さんもなんだ。ひょっとしてSNS自体やってない?」

「……アインだけは、やってます」

「そっか、生徒会役員のグループにちゃんと入ってるもんね」

 鳥田先輩と同じく、春風さんもSNSをやれば通知の嵐となってしまうだろう。人気者ゆえ仕方ないことだ。

「ありがとね、春風さん」

 春風さんはこくりと頷いて読書へと戻っていった。

 さて、と。

 残るは林檎と花咲さん。アカネの可能性が高い二人だ。だがどちらかと言えば花咲さんの方が濃厚だろう。気遣い上手なところや優しいところ、雰囲気などアカネと花咲さんはどことなく似ている気がする。

 じゃあ可能性の高い方を後に残すとしよう。

「林檎は?」

 今までずっとスマホを弄っていた林檎が顔を上げて僕を睨む。

「どうしてそんなこと天野……犬なんかに話さなきゃいけないわけ?」

「わざわざ言い直さなくても……というか、そんな言い方するってことは持ってるの?」

「はっ! そんなこと気にするってことはまさか私のこと好きなのっ?」

「そ、そんなわけないじゃん!」

 どうしてそういう解釈になるんだ。林檎を好きになるなんてあり得ない。

 林檎の方もこれ以上この話をするのが嫌だったのか顔を背け、一瞬だけ髪に手を伸ばしかけてやめた。

「じゃ、じゃあもう聞かないでちょうだい。そもそも私もうツインクラーやってないし」

 あ……たぶん嘘だ。

 林檎の癖について昨日花咲さんが言っていた。彼女は嘘を吐くときいつも髪を弄るのだそうだ。

 たった今林檎は髪に手を伸ばしかけたように見えた。それにわざわざ隠そうとするということは、林檎には裏アカがあると見て間違いないだろう。

 そうか、一度やめたと思ったけど、またツインクラー始めたのか……。

 しかし、これだけで林檎がアカネであるとも考えづらい。というか、できればあってほしくない。だから花咲さんにも確認しておこう。

「じゃあ最後に花咲さんは?」

「わ、わわわあ、わたしも持ってもも持ってないよっ?」

「……」

 動揺を絵に描いたかのような慌てぶりに、場が静まり返った。

 誰がどう見ても嘘を言っていることは明白。まさかここまで嘘が下手な人がいるなんて思わなかった。しかしどうやら隠したがっているようなので僕は気付かないふりをする。

「そ、そうなんだ、ふーん」

 林檎も話題を逸らしてあげようと思ったのか、ニコニコしながら僕に訊いてくる。

「そういう天野は持ってるわよね~? どうせ彼女と出会ったのも裏アカなんでしょ?」

「そ、そうだけど、何か文句ある?」

「いいえ、別に。だけど天野、中学生の頃から何も変わってないのね~」

「うるさいな」

 中学時代、僕と林檎の間にはちょっとした出来事があった。けれど、できればそのことは掘り返さないで欲しい。

 すっかり話題の中心が自分から逸れたことに安堵の息を漏らす花咲さんは、ふと疑問に思ったことを訊いてくる。

「そういえば林檎ちゃんと天野くんって同じ中学出身なんだよね? その頃から仲良かったの?」

「は、はあ!? だ、誰がこんなSNS廃人でオタクの天野なんかと! 仲がいいわけないでしょっ!」

「SNS廃人?」

「ずーっとSNSやってるバカってことよ」

「え、ずっとSNSを…………それなら……くんなら」

 花咲さんは俯いて何かをぶつぶつ唱え始めた。

 何か思い当たることがあるようにも見えたが、真面目な花咲さんのことだ。きっとSNS廃人という新しく覚えた単語を頭の中で反芻しているに違いない。

 それはそうとして、僕は林檎に続いて花咲さんに念を押すように言う。

「いい? 花咲さん、僕らはただの宿敵なんだよ」

 すると、花咲さんが反応するより前に、僕の服の裾を引っ張る影があった。

 椅子に座ったまま僕を見上げる春風さんだ。

「……せんぱいたち、闘ってるの?」

「うーん、まあそんなところ」

「……せんぱい、負けないで」

 春風さんは僕にしか聞こえないように囁き、小さな拳でガッツポーズを作って見せた。

「あ、ありがとう、春風さん」

 よく分からないがエールを貰ったのでお礼を言っておいた。

 すると春風さんは満足したように微かに笑みを浮かべ、また本の世界へと帰っていく。

「おやおや、春風書記がそっちにつくなら、あたしは月見里副会長の味方になろうかな」

 春風さんの仕草を見ていた鳥田先輩がそう言いながら林檎に背後から抱き着いた。

 その顔は楽しいことを見つけた子どものように無邪気だ。

「なんでですか。というか暑いので離れてくださいって」

「なにー! 反抗する月見里副会長にはこうだ~!」

「きゃっいや! ちょっとやめてください会長っ! ふにゃっ」

 鳥田先輩は林檎の身体をくすぐり出した。ブラウスの上から脇や腰、胸などあちこちをこちょこちょとまさぐる。

 林檎がくすぐったそうにもがくが、先輩はまるで逃がすような気配がない。

「あんっ、はぁん、やめっ!」

 ごくり、と僕は生唾を飲み込んだ。

 どうしてだろう、林檎の声がすごくいやらしいものに聞こえる。

 頬が上気して、片目をぎゅっと瞑って我慢するような表情。鳥田先輩にくすぐられているだけなのに、林檎の姿までもがすごくエロく見えてきた。そんな彼女から目が離せなくなる。

「いやぁあああ……」

 そしてフィニッシュと言わんばかりに鳥田先輩が林檎の脇を責め続け、彼女は大きな声を最後に机へ力なく倒れ込んだ。

 うぅ、林檎相手に、できればもうちょっと見ていたかったと思ってしまうのが悔しい。

 一仕事終えた顔で鳥田先輩は額の汗を拭うような仕草をし、元気よく今度は花咲さんに顔を向ける。

「さあ花咲庶務! 君はどっちにつくのかな?」

「…………天野くんなら……」

 けれど、花咲さんは僕を見つめてぶつぶつ呟いていた。

 僕の名前が聞こえた気がしたけど、ひょっとして僕の味方に付いてくれるということだろうか。でもそうしたら花咲さんまで鳥田先輩の餌食に……ごくり。

「花咲こころさーん」

 もう一度鳥田先輩が花咲さんの名前を呼ぶと、びっくりして我に返った。

「あっはい! はい、な、なんでしょうっ?」

「君は月見里副会長と天野会計のどっちの味方だね? 五秒で決めたまえっ!」

「えっ!? えーと、わたしは……えと、えっと……」

 あたふたと焦る花咲さん。

 鳥田先輩はまたもそんな彼女を見ては楽しそうに笑っていた。

 先輩も本当に趣味が悪い。とんだドS女王様だ。

 このままいけば花咲さんのくすぐられる姿も見られそうだったが、日頃お世話になっているだけにやっぱりちょっと可哀そうだ。

「花咲さん、こんなくだらないことに付き合わなくていいよ。というか、鳥田先輩も花咲さんを困らせないでくださいよ」

 僕は花咲さんに優しく言った後、鳥田先輩を呆れ気味に窘めた。

「あは、怒られちゃった」

 鳥田先輩は自分の頭をポカリと叩いて、あっけらかんと笑った。間違いなくこの人は反省していない。

 詰問から逃れた花咲さんがほっと胸を撫で下ろした時、完全下校時刻の予鈴が鳴り響き、僕らは全員真っ青になった。

 しまった……! ちょっとゆったりしすぎた。本来模範となるべき生徒会役員全員が完全下校時刻を破ったなんてとんだお笑い種だ。

 僕らは慌てて残ったお茶を飲み、帰り支度のできた者から随時帰ることとなった。机に倒れていた林檎も鳥田先輩に起こされ、焦って帰る準備をする。

 さて結局、林檎と花咲さんの両方に裏アカがあることは間違いないと見た。

 そうなると、あの動揺具合から考えて花咲さんが怪しい。彼女と二人きりになったタイミングでまた確かめてみよう。完全下校時刻も来たし、今日のところはもう帰らなければ。

 鳥田先輩や林檎、春風さんに続いて僕も帰ろうとした。

「あの、天野くん。ちょっとお話が……」

 だが、背後からの声に呼び止められた。

 振り返ると、頬を少し赤らめ、恥じらうように目を背けた花咲さんが立っていた。

 花咲さんのお願いなら断る理由がない。

「うん、いいよ。でも下校時刻だし、校門とかでいい?」

「校門はちょっと……」

 どうも歯切れが悪い。花咲さんらしくない。

「そんな大事な話なの?」

「大事というか……」

「じゃあ、誰にも知られたくないような話?」

 花咲さんはこくりと頷いた。

 な、なんだろう。なんだろなんだろ。

 これじゃあまるで、告白をする女の子みたいじゃないか!

 まさか花咲さんのような素敵な人が僕なんかに……いや、ないない。うーんでも。

 ダメだと思っても期待してしまう自分がいた。

 ん、そういえば……前にもこんなことがあった。

 そうだ、確か半年ちょっと前にも、僕は花咲さんに呼び出されたのだった。

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