クライマックス~後編~
【第2ラウンド】
セットアッププロセス。
PCたちは《フラジャイルの逆襲》を宣言し、メグちゃんはさらに35m離れた。
ホールの中は70mあるのかとか考えてはいけない。
遺産は《原初の黄:アクセル》を使用せず《原初の虚:融合》のみを使用した。
ミユキの持つ装置が徐々に効いて弱体化しているのだ。
ヒューマン:ここでEロイス《楔の呪い》を使用。
このラウンド間、タイタスの効果は復活しか使えません。
GM:イニシアチブプロセス!
弱体化により《加速する刻》は使えないのでメグちゃんの番!
メグ:了解です。仮面撃ち割りますね。
狙い穿つは「遺産の仮面」。判定(コロコロ)31!
ダメージ(コロコロ)41点装甲有効! かっとびなぁ!
GM:はい。計算するまでもなく仮面に直撃してHPゼロになります。
メグ:OK!
椎名:おしおし。
GM:イニシアチブ、ネクスト椎名!
椎名:はーい。メジャー同じコンボで《キリングパフューム》を追加使用
GM:ぐぁあついに来たリアクション不可攻撃!
椎名:ダイスが-16個します。
「その場から動くんじゃないわよ!」
振ります(コロコロ)19
ヒューマン:リアクション不可だから避けられない!
イニシアチブプロセス。玲音のターンになる前にエフェクト宣言!
《リザレクション》を遺産に使用!
メグ:《リザレクション》!?
ヒューマン:遺産を復活させます!
そのまま遺産がEロイス《虚実崩壊》宣言! 《原初の虚:融合》をこの瞬間に使います!
「まだ、です。まだなのですよ!」と壊れかけた遺産にレネゲイドを注いで強制起動する!
なお、代償としてヒューマンを倒せば遺産のHPも自動的にゼロになります。
GM:イニシアチブ、ネクスト玲音。
玲音:《カウンター》のために待機します。
ヒューマン:ではお望み通り玲音に攻撃といこう。
えーっと、-16個されてて……8個しか振れねぇ!
命中判定(コロコロ)33
しょぼい(´・ω・`)
玲音:《カウンター》Lv2を宣言!
小栗子:《援護の風》LV6発動!
玲音:命中振ります(コロコロ)53。
27個も振ってるのにひーくーいー!
椎名:まぁでも決まったから大丈夫。
玲音:《フェンリルの剱》って誰か使いたい人いる? いないなら今使ってもいい?
メグ:かまわん、やれ。
玲音:OK《フェンリルの剱》使用、ダメージは合計で13Dです。
(コロコロ)あ、2が多い。64点装甲有効。
ヒューマン:HPがゼロになるけど《ラストアクション》!!
玲音:知ってたよコンチクショウ。
メグ:さて、何をしてくるかな?
GM:どうせ最後の攻撃なのでぶっちゃけると、この攻撃実は意味ありません!!
この攻撃にDロイス《
椎名:攻撃した途端勝利が確定するのか。
GM:ぶっちゃけ悪あがきだからね!
だからこっから先は、格好よく力尽きるから格好よくさばいてくれ!
ヒューマン:マイナーで武器作ってメジャーはさっきの範囲攻撃に《戦神の祝福》追加!!
さらにDロイス《愚者の黄金》を使用してレベルアップ!
輪廻の獣の力を、己ができる最大限の演算を以てして制御してきたヒューマン。
あらゆるシンドロームのエフェクトを束ね纏った双刃を、“フェンリルバイト”青峰ミユキがさばく。
ミユキの剣戟に合わせるように小栗子が魔眼で支援、さらに玲音がヒューマンの隙を狙って必殺の狙撃が命中する。
ヒューマン:「……まだ、まだ、まだだ!!」
輪廻の獣とアルティメットワンの再生能力が相互に補いながら立ち上がる。
飢餓の衝動、進化の欲望。
迸るレネゲイドが、刃を禍々しく凶悪になり周囲への破壊力が増していく。
その攻撃が確実に全員を捕らえ、双刃を振り下ろす。
椎名:《ミスディレクション》宣言。
薫:では椎名に合わせる形で演出 《ドッペルゲンガー》でかく乱して、ヒューマンの顔を見て笑っています。
間違いなく、全員を絶った。
だが、違和感に気付いた時には遅かった。
ヒューマンの脳裏に過ったのは、レジェンドとプラントによる共有記憶。
ヒューマン:「ドッペル、ゲンガー……!!」
それは住良木の能力による錯覚。
椎名の幻覚と合わせることによって、それを偽物だと確信するタイミングを、二歩ずらされた。
ヒューマンはそのまま直感に従い、双刃を振るい、真贋を見極めて本物の椎名へと振り下ろす。
ヒューマン:ダメージ(コロコロ)133点!
椎名:「かはッ……!?」威力的に壁まで吹っ飛ばされてそう。
「……ちょっとは、役に立てたかしら……?」
ヒューマン:能力行使の反動によって、身体に走るノイズが大きくなり、レネゲイドも加速度的に弱まっています。
GM:《ラストアクション》による戦闘不能の処理を解決します。
蘇生エフェクトで復活しますが、その後 《
戦闘終了条件を満たしました。お疲れ様です。
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