トリガーイベント
【シーン名:究極の進化。輪廻の超越】
ヒューマン:「さて、ではもうひとつクイズを出しましょう♪」
といって白い仮面を見せびらかします。
「皆さんは、この仮面の正体が、わかるでしょうか? ヒントは、ウロボロスで白い仮面」
薫:「……確か、輪廻の獣、だったかしら?」
メグ:「アルマ・レグナム……!」
GM:ちょっと解説タイム入ります。
歩く音がホールに静かに響く。
「ウロボロスで白い仮面。唯一無二の、真の意味での不死を体現するもの。
そう、我々は《これ》が欲しかったのです」
仮面をくるくると弄びながら、ヒューマンは続ける。
「我々は、進化する。輪廻の果て、無限の境地。そこにある可能性を目指して。
ですが、あらゆるものが足りなかった。我々は、弱かったのです。
だから、この遺産を狙った。なぜなら
己が弱さを認める彼女だが、しかし情報収集したから知っている。
存在が不安定であるが故に、遺産がなければ自然消滅すると。
「遺産がなければ我々は消滅する? だから狙ったのでは?
ええ、その通り。ですが、それがすべてではないのです。
すべては今、この一瞬のために計算されたプランなのです」
遺産が休眠状態になっている。
それはつまり、外部からの干渉を受け付けやすいことを意味する。
「クイズに正解したご褒美に、ネタ晴らしをしましょう。
なぜ、我々は《都築京香》と同じ姿なのか?」
彼女達の起源はアルティメットワンであることは知っている。
だが、どうして同じ姿なのかは、誰も知らない。
「《
それは《
残念ながら、この衝動ばかりはどうしようもありません。
ですが仮説として、この衝動を完全に制御できれば、それはそれは強力なオーヴァードとして進化するでしょう。
我々は
この不死能力は、是が非でも手に入れる必要がありました。
けれど、破壊衝動に呑まれてはいけない。
さぁ、どうしたものか?
と。
だからこそ、この破壊衝動を完全制御しうる存在。
そのサンプルとして、都築京香を選んだのです。
我々は、アルティメットワンだから彼女の姿を取っているのではありません。
逆なのです。
《
だからこそ、その演算能力を得るために、この姿となったのです。
アルティメットワンである我々だからこそ、彼女のレネゲイドの影響を最も濃く影響されるからこそ、
影響されやすいように、わざとこの姿を取ったのです。
我々の、二重の意味でのオリジナル、都築京香。
彼女が絶対に選ばないプラン――即ち、《
究極の進化のため、無限へと至るために、次元を超越するために、ね」
休眠状態だったはずの遺産が、輪廻の獣の仮面にヒューマンはレネゲイドを注ぎ込む。
それによって、仮面が起動する。
すべてを喰らおうとするその波動が漏れ出ている。
椎名:「……玲音。動揺するなら今の内にしておきなさい。
庇ってもらった恩は仕事で返すのよ。あなたが今回の任務の要なんだから気をしっかり持って。
私は盾じゃないけど、受け止めることはできるから。あなたに繋げてみせるわ」
玲音:「う、うん、わかったわ、任せなさい」深呼吸してヒューマンを睨む。
椎名:「私は銃身。玲音の真価を発揮するための装置なのだから、あなたのために仕事ならいくらでもこなしてあげるわよ」
玲音:「ええ、頼んだわ椎名、私の真価見せてあげましょう」
椎名:「さぁ、
小栗子:「もぐもぐ……こればっかりは玲音さんや椎名さんに賛成、
降りかかる粉とかは落としてあげるから、きっちり終わらせましょう」
メグ:「……全く、最後にオリジン:ヒューマンでアルマ・レグナムとか、また厄介な……」と言いながら立ち上がる。
ヒューマン:「ええ、ええ、そうこなくては面白くありません!!」
GM:と、クライマックス移行前にSYSTEM的なことをいろいろ処理しましょう。
回復タイムとかいろいろあるぞー。
【ロイス取得タイム】
玲音 → ヒューマン:執着/〇憎悪
椎名 → 玲音:〇彼女に見合うのは私だけ/不安 → Sロイス指定
メグ → ヒューマン:執着/〇脅威
玲音ちゃん → Sロイス指定
小栗子→ 玲音:〇連帯感/隔意
薫 → ヒューマン:感服/〇敵愾心
【FS判定クリアボーナス:回数回復タイム】
玲音 → 《エクスマキナ》指定
椎名 → 《ミスディレクション》指定
メグ → 《レーザーファン》指定
小栗子→ 《マシラのごとく》指定
【NPCカード:青峰ミユキ(クライマックスバージョン)】
① フェンリルの剱
タイミング:オートアクション
対象:単体
効果:ダメージロール直前に宣言する。
そのダメージを+3D10する。
シナリオ1回。
② フェニックスの絆
タイミング:オートアクション
対象:単体
効果:戦闘不能を回復し、HPを全快させる。
シナリオ中、1人1回まで。
③ フラジャイルの逆襲
タイミング:セットアッププロセス
対象:シーン(選択)
効果:このラウンド間、対象の攻撃を対抗種の攻撃として扱う(超人的弱点の条件を満たすようにする)。
攻撃前にHP3点失うことで、ダメージロールに+10点する。
ただし《Dロイス:
ダメージロールに+2D10を行うものとする。
1シナリオ3回。
④ テセウスシステム
タイミング:オートアクション
対象:単体
効果:対象が判定を行った後に使用する。
その判定の達成値を+15する。
この効果は1回の判定に複数回使用できる。
シナリオ2回。
⑤ デザイア・パラドクス
タイミング:常時
効果:ヒューマンと遺産の取得エフェクト記載欄からいくつかのエフェクトを削除。
(戦闘開始時にはすでに適応済み)
また遺産に《超人的弱点》LV5付与。(ヒューマンもLV5でもっている)
《超人的弱点》の弱点は、対抗種とする。
GM:NPCカードパワーアップして5つ効果があります。
1個目、ダメージブースト。
2個目、全員1回分ずつ戦闘回復。
3個目、攻撃できる人を対抗種扱いにして攻撃力増。玲音が使うとやばいよって感じ。
4個目、《勝利の女神》っぽいなにか。
5個目、ヒューマンと遺産にデバフ。
先にばらしますと、ヒューマンと遺産ともに《レネゲイドウォール》をもっていてダメージが10点軽減状態です。
それを3の効果で相殺しつつ、5で相殺を上回る感じです。
メグ:ミユキちゃん強ない?
薫:流石フェンリルバイト……なんて強さだ。
椎名:ですな。これは《カウンター》を当てに行く必要性が増えたぞ。
GM:FGO風に言うと、全員に特攻状態付与。って感じ。
玲音は特攻がさらに加速する感じ。
メグ:ミユキちゃんはエレシュキガルだった……?
GM:大体あってる。
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