”脳内目覚まし”。

昨日の投稿で寝ている時の話をして、ふと思い出したのだけど。


うちの母は目覚ましをかけたことがない。

たまに寝坊することもあったと記憶してるけど、たいてい起きるべき時間の直前に目が覚めるらしい。


そして、時々、こんなことを言っていた。

「今朝、誰かが耳元で大きな声で『わっ!』と言って、その声で起きられた」と。

父(すでに他界していた)か誰かが起こしてくれたのかしら…などと首を傾げたりしていたのだけど、確かに母はちょっと霊感があるので、私も半信半疑ながらふぅ〜んと聞いていた。


で、たぶん大人になってから、私も同じことを経験することが何度かあった。

誰かが「わっ!」と顔の前で叫んで、ビックリして目が覚める。そんな夢を見ていたわけでもないし、実際に誰かがいるわけでもない。


数度のそんな経験を経ながら、たまたまスピリチュアルな話も見聞きする中で、もしかするとこれは自分の声じゃないか、と思うようになった。

あるいは、人の声でもいいのだけど、つまりそうやって自分を起こしているのは自分自身なのではないか、と、人間の潜在能力の不思議みたいな方向へ想像をしている。


起きなくてはならないという潜在意識が、脳内の音声の記憶の中から最も効果的に起こす音を引っ張り出して再生して脳の中で聞かせるとか、単に自分の潜在意識が自分を起こす時に「声がしてビックリして起きた」と知覚されるような衝撃を顕在意識へ与えるとか。


専門的なことはよくわからないけど、そんなようなことかもしれないなぁと思う。


そういう潜在能力があるなら、もっと何か直接的な利益につながるようなアドバイスをささやいてほしいものだけど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る