生徒会

 テスト会場での一件があってからすぐに変化があるという訳でもない。

 しかし、俺の目の前には純太が腰掛け、食堂での食事を楽しんでいる。


「しかしあの女可愛かったなっ! なんか淡泊な印象だったけど冷たさを内包しててな!」

「ナイアの事か……俺も昨日召喚したばかりだからあまり詳しい事はわからないんだ。性格も把握してないしさ」

「何言ってんだお前ぇ、使い魔って言ったら召喚士に絶対服従! あんな事ハァハァ、こんな事ハァハァ、不思議な力で欲望を叶えてくれるもんだ!」

「は、ははは、人間タイプの使い魔だから謎ばかりだよ……」


 やはり口は悪いが純太は悪いヤツじゃなかった。

 かなりエロいが一般男子生徒なら普通の範囲内になるのだろうか?

 普通の高校一年生と考えると、やはりオープンな方だとは思うが、巷でニュースになってる犯罪者とかを見ると霞んでしまうだろう。まぁ、犯罪者と比べるってのは純太に悪いけど。

 純太はテストの後すぐに俺に話しかけてくれた。ほっとんどナイアに関する質問攻めだったけど、答えられる範囲で答えたつもりだ。


「人間タイプっつーか、使い魔を召喚出来るのがそもそも希少だわ。日本有数の特等召喚士の特権だったんだぜ? そりゃ世界にゃ特等召喚士は六十人程いるが、日本で……それも上等にすらなってないお前ぇが使い魔を召喚するたぁ驚きだぜ」

「はははは、やっぱりそうだよね……」

「今頃講師室では話題になってるぞ? 変な尋問とか受けんじゃねーのお前?」

「こ、怖い脅しはやめてくれよ。俺だってナイア出してる時は何も出来ないんだぞ?」


 純太が玉子スープを一気に飲み干し、トレイにカンと器を置く。


「あのな、あのナイアちゃんの動きはどう見たって上等召喚士以上の実力を備えていた。だってあの塚本講師がビビってたんだぜ? この学校の講師は上等召喚士しかいない。その講師が驚いてたって事は……つまりそいつら以上の実力をもってるって事だよ」

「や、やっぱりそうだよな……」

「そうに決まってるって! その内、噂を聞きつけて生徒会の奴等が――」


 噂をすれば、とは言ったもので、純太の後ろから複数名の集団が人ごみをかき分けて歩いてくる。

 純太も言っている最中に、整った革靴の響きに気付いたようで、椅子の背もたれに肘を乗せ自身の背後を見た。その表情はえらく喧嘩腰のような、まるで睨みつけているかのような様子だった。


「まったく、噂をすればだぜ」


 国立上等召喚士養成学校は、深い緑色を基調とした制服を採用している。

 女子のスカートと男子のスラックスはチェック柄で、靴下は黒で統一されている。

 男子、女子のワイシャツの胸元には五芒星の中央に五芒星が入っているタイプのワッペンが刺繍されている。ブレザーも同様のものが刺繍されているが、現在は七月……ブレザーを着ている人間等限られている。

 そう、その奇特な人間の中の一人が…………生徒会長『全原ぜんばら 哲人あきと』。見た目は眼鏡を掛けた好青年、しかしその実態は講師をも恐れさせる実務能力と、それに比例する実力を持つスーパーマン。

 昨年の《国立養成学校杯=通称【統一杯】》では、惜しくも《国立上等剣士養成学校》に敗れ、男子部門二位、男女総合二位となった。

 副会長の『高山たかやま 純恋すみれ』。全校生徒の憧れであると共に、一年生でありながら昨年の統一杯の女子部門第二位、男女総合五位の実力者。おっとりした顔付きであるが、内に隠れる洗練された佇まいは誰をも魅了するだろう。

 因みに、前に座る純太の姉でもある。

 会計長の『夜鐘やがね ひとみ』。謎の多い人物として有名だが、そのテンションの高さは少しの幼さを残し、体もそれに合っている感じだ。二年生の茶髪小柄娘。茶髪が許されているのは彼女の実力のせいか、自称地毛だからか。生え際は黒かったりするけど、誰も突っ込めないみたいだ。

 書記長の『一部いちべ 将太郎しょうたろう』。『次期全原』と称されるスーパールーキー。一年生では一枠のみしかない生徒会幹部入りを果たし、今年の統一杯での聖十士せいじゅうし入りが確実視されている。

 背が小さく童顔である事がコンプレックスだとの噂がある。無論、それがいい、それこそがいいという事で既にファンクラブまで出来ているという話だ。

 因みに聖十士とは男女総合十位以内に入った実力者の総称だ。つまり、全原会長と高山副会長は現聖十士という事になる。


 どなた様も俺とは無縁の人だと思ってはいたが、ナイアの件が絡んでくるのであれば、コンタクトをとってくるという事は想定出来た。


「姉貴、何の用だよ?」

「純太、ここに来た理由があなたの事でない事ぐらいはわかりますね?」


 この姉弟はどうやら仲が悪いようだ。どちらかと言うと姉の純恋さんが嫌っているような感じだな。

 いくらガラが悪い弟だからって皆の前で「~ぐらいはわかりますね?」って、小ばかにするような姉はちょっとな……。

 周りの野郎達はその冷たさに気付いていないみたいだけどね。


「ったく……おう風土、またな……」


 ガタンと席を立ち上がり純太が去って行く。


「ごめんなさいね、弟が迷惑を掛けなかった?」

「あぁ、普通に話してただけなので……大丈夫です」


 瞬時に変わるこの豹変ぶり、甘い匂いを漂わせながら俺に最上級の笑顔を振り撒いた。

 周囲の男子生徒は勿論、女子生徒まで頬を赤らめるやつがいる。

 肉感的な体付き、ワイシャツのボタンが苦しそうに突っ張っている。妖艶っていう表現はよくないんだろうけど、そういった印象が強かった。


「君、会長の前だよ。座っているのは失礼じゃないかっ」


 勝手に押しかけて来てその物言いはどうかと思うぞ、スーパールーキー?

 やはり実力主義の社会ではこれが当たり前なのか……仕方なく立つ事にする。


「すみません……」

「ふんっ」


 威張った割に可愛いしぐさで腕を組む。

 君、会長の隣で腕を組むとはどういう了見だね?


「にゃははは、謝る必要はないよー! 我々が勝手に押しかけただけだからっさ♪」

「はぁ……」


 噂通り……実際全校集会の挨拶で見た事はあるけど、実物を目の前で見ても会計長のテンションはやはり高かった。この人の目を見ると……何か場に吸い込まれてしまいそうな気分になる。

 不思議な人……いや、不可思議な人という印象だった。


「食後の余韻の最中に失礼、君が火水風土君だね?」

「は、はい」

「一般的思考の持ち主ならわかると思うが、我々がここへ来た理由はわかるかね?」

「おおよその見当はつきます」


 全てを見通す眼。

 レンズ越しに見えるその瞳にはカリスマ的な重圧を発生させる力を備えていた。

 凄いな、これが統一杯の総合二位か。在学中接点があるとは思わなかった……。

 どれもこれもナイアの出現が原因だって事は周知の事実ってやつだろう。


「よろしい、では放課後生徒会室まで足を運んでくれたまえ。いいかね?」

「……はい」


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 食堂中が俺と全原生徒会長のやりとりを目撃していた。

 午後の座学授業の為に教室に戻り、中央最後尾から二番目という微妙な席に座る。

 相変わらず俺に声を掛ける人はいなかったが、至る所で俺の噂話の断片が聞こえてくる。

 しかし、久しぶりの食堂は最高だったな。

 純太が誘ってくれなかったら、また便所で飯を食っていたところだ。勿論、この自信をきっかけに徐々に一人飯まで戻るつもりだったが、こんなに早くその体験が出来るとは思わなかった。

 最新作のゲームソフトを買って封を開けるような高揚感が溢れ、単調な歴史の授業にも気合いが入る。


「このように、高度経済成長の陰には特等召喚士による活躍があったのです。未知なる素材を召喚し、科学にさらなる発展性を与えたのです。勿論、その他にも二つの士族の活躍もあります。超人的な身体能力を持つ《剣士》、巧みな技術と神通力を誇る《魔法士》、そして、これに我々召喚士。他にも特殊な士族がいますが、大まかに分けるとこの三つの士族が世界の成長を助け、戦力バランスを保っているわけです。上等士族になる事で世間一般ではプロと呼ばれ、報酬を頂いて国に尽くします。無論、それは軍事目的となる場合が常ではありますが、それ以外の道がないとも言えません。また、プロにはならず、士族として企業や組織に属する事も可能ではありますが、国からの許可なく能力を使う事は法律により罰せられるケースもなくはありません。こういった免許のない士族の事を《はぐれ士族》と呼称する事もあります。皆さんもプロを目指している訳ですが、晴れて卒業までたどり着ける人間の数は限られています。日頃の勉学と鍛錬を怠らないように鋭意尽力してください」


 そう、この八王子にある国立上等召喚士養成学校の他にも二つの養成学校がある。

 一つは原宿にある《国立上等剣士養成学校》、もう一つは吉祥寺にある《国立上等魔法士養成学校》だ。

 国立上等剣士養成学校は体内のエネルギーを身体能力に変換して、様々な武器や体術を使う近接戦闘のスペシャリストたちを養成する機関だ。訓練すれば普通人でも入学が可能な為、かなりの人数を誇るマンモス校になっている。もっとも、並大抵の訓練ではなれないけどね。

 国立上等魔法士養成学校は俺達に似ていて、潜在的な力、《魔法力マギクラフト》を体内に宿している人間たちが通う学校だ。入学試験に関してはウチと似ているだろう。

 勿論、その他の士族を養成する機関はあるが、大部分はこの三つになる。

 終業を知らせるチャイムが鳴り、俺は筆記用具等を革製の学生鞄の中にしまった。

 耳にまで聞こえそうな緊張を知らせる鼓動。それを引き連れながら俺は一階にある生徒会室へ向かった。

 生徒会室の扉を開けると、そこには何かの書類を机にトンと置く女の子の姿があった。

 小柄な体付きで、瞳は大きくふんわりとした印象の女の子だった。確か一年生の合同授業で見かけた事がある。

 A組の《しずく れい》。一年生の通常枠二名の内の一人、書記に抜擢された才女だ。


「あ、あの……何のご用でしょうか?」


 もじもじ、というより俺に対して少しびくついているような様子で聞いてきた。


「えーっと、今日、全原会長に呼ばれて来た火水と言います」

「あ、あぁ火水さんですね、本日はお越し頂きありがとうございます」


 俺の事を知らないのか? 悪い意味で有名だと思っていたんだが、他のクラスでは話題にすらならなかったんだろう。うん、そうだろう。


「終業後間もないのでまだ皆さんいらしてないみたいです。全員が揃うまで……えっと、そちらに掛けてお待ち下さい」

「あ、はい」


 末席も末席、扉に一番近い左側の席に案内された。まぁそうだろうな。席に腰掛ける。


「あ、あの……」

「へ、なんすか?」

「火水さんって……あの火水風土さんですよね?」


 あ、ご存知でしたか。


「一年の間では既に有名ですからね、しょうがないです」

「や、やっぱり! あのトイレでお食事をされている火水さんなんですね!」


 おい、そっちかよ。気にするところが違ぇだろ!


「え、あ……そうっすね」

「ト、トイレで食事をするのって、どんな気分なんですかっ?」


 面白いやつ発見だ。


「えっと、まず臭いっすね。誰かが個室に入って来た時なんて最悪。大好物のから揚げがただの味のないモノになります」

「うぅ……それは最悪ですっ」

「だから俺は最高の立地トイレを発見したんです!」

「おぉ、それはどこなんですかっ?」


 ぬぅ、夏服だからかそこまで近寄られると見えちゃいけないところまで……っ!

 む、胸元が……あ、やばい、気付かれた。


「あ……きゃっ」

「不可抗力ですね」


 目を瞑って俺が言うと、雫はむすっとしながら俺を見た。


「……でも、見た事実は変わらないでしょう」

「だから、見せた事実は変わりませんね。対角線に座ってた事と雫さんが身を乗り出したのが原因だと思います」


 こうやって論理的に説明してやれば相手もわかってくれるだろう。


「そ、そうですね、夏とは言え生徒会の私が第二ボタンまで開けていたのが原因です。これに関しては以後気を付けます。失礼しました」

「俺も見てしまった事実は変えられないので、こちらこそ申し訳ありません」


 そう、ここはジェントルメンで乗り切る。動揺は敵だ。


「あの、ところで、私、火水さんに名乗りましたっけ……?」


 雫がボタンを留めながら言った。


「いえ、俺が噂で知ってただけです。普通の高校ならともかく、士族の養成学校で生徒会の一年生を知らない人は中々いませんから」

「そうでしたか。挨拶が遅れてすみません。私、雫玲しずくれいといいます。よろしくお願いします」


 お辞儀により生徒会内の空気が動き、雫の甘くフルーティな匂いが届いた。

 シャンプーの匂いだろうか? 流石に生徒会の人間が香水を使うはずないか。


「こちらこそ宜しくお願いします」

「仲良くなったようで何よりだ」

「会長!? お、お疲れ様ですっ」

「あ、お邪魔してます」


 俺は立ち上がりお辞儀をしようする。が、会長は右手を上げそれを控えさせた。


「構わない、そのまま掛けていてくれたまえ」


 革靴を響かせながら全原会長は最奥にある生徒会長の席へ座る。

 続き高山副会長と書記長の一部いちべがやって来る。高山副会長とは全原会長と同じ様な挨拶をしたが、一部は俺を睨みつけてきた。

 なんだろう、嫌われているんだろうか?

 最後に夜鐘書記長が顔を出し俺の隣に座ってくる。

 あれ、他の書記や会計なんかはいないのか、雫がいるのに他がいないってのはどういう事だ?


「雫君、無理を言ってすまなかったね、今日はもう帰って構わないよ」

「とんでもないです。では、失礼しまふ」


 あ、最後噛んだわ。紅潮気味の顔がたまりません。

 俺と全原会長以外のクスクスに見送られて、雫は恥ずかしそうに扉を開けて出て行った。

 なるほどなるほど、今日は幹部会って事か。


「ふむ……一部君」


 全原会長が扉に目を向けた後、一部に話しかける。


「あ、すみません!」


 一部はガタンと立ちあがり、足早に扉へ向かい鍵を閉めた。なんだろう、黒魔術の生け贄とかにされちゃうんだろうか?

 冗談にならない世界故かそれはそれで恐ろしいな。


「では本日の会議をゲストを招いて進めさせて頂く。一部君、資料の二ページ目を読んでくれたまえ」

「はい、《国立上等召喚士養成学校の統一杯代表選考会について》。昨年、惜しくも全原生徒会長が二位という記録に甘んじたが、本年こそ男女総合一位を狙うと共に、当校の生徒がより多くの聖十士入りを果たすため、実力、技術、モチベーションの向上を狙い、一年生における大々的な選考会の開催が決定となりました。一年生での士族の代表を決めるこの選考会では、実力以外に適確な判断力、長丁場を耐えられるスタミナが要求されます。従来では多数決と生徒会判断における推薦という形式で代表者を選定しましたが、本年では、一年生に限り試験的ではありますが、来る一ヶ月後、選考会を行い、その優勝、準優勝者を一年生の代表として発表する方針である」

「うむ、結構だ」

「はい!」


 へぇ、推薦方式が今年の一年生だけ選考会があるんだな。てっきり生徒会の一部いちべと……うちのクラスの丸中が選ばれるんだと思ってたんだが……。


「という訳だ、火水君にはこれに参加してもらい、我々に実力を見せてもらいたい」

「あぁ、そういう話で呼ばれたんですね」

「話が早くて助かるよ。この選考会で一部君や丸中君、そして火水君……更にはまだ見ぬ埋もれた才能達の活躍を期待したいと思っている」


 そうかそうか、だから一部君は般若のような顔をして俺を睨んでいるのか。可愛い顔が可愛いままですが。

 代表確実からただの候補になり下がり、その原因が少なからず俺にあるとすれば、怒っても仕方がない。うん、彼は無実だ。


「生徒会が運営するこの選考会は、軍の方もお見えになってとても大きな催しになります。火水君が活躍出来るかはともかく、使い魔を召喚出来る生徒がいるというのは非常に大きなアピールポイントだわ。是非参加して欲しいのだけれど?」


 ともかくってなんだよともかくって……。いやしかし、俺が活躍出来るって訳じゃないだろうしな。いい思い出って事で参加して参加賞でももらえばいいだろう。


「にゃははは、副会長は相変わらず毒を吐くね~。私は風土君に期待してるからっさ♪」

「は、はあ……」

「しっかし、あの火水君がね〜。よもや使い魔を出すとは思わなかったよ〜?」


 媚びるように隣の席の夜鐘が見てくる。上目遣いとてつもなく強力だ。

 しかし俺には、夜な夜なエロゲーで培った耐久力が……だがしかし、生の女の子は……強力だ……。


「にゃはー、火水君が赤くなったよ〜!」

「ぐぅ……心頭を滅却すれば火もまた涼し、心頭を滅却すれば火もまた涼し……」

「ありゃ、何か目を閉じて拝み始めたよ?」

「夜鐘君、火水君をあまりからかってはいけないよ」


 全原会長、もう少し早く救援をお願いしたかった。


「にゃははは、申し訳ないです~」

「だけど幹部会を前に、この肝の据わり方は中々いいわね」

「コイツはこの状況を舐めていてるだけです!」


 人に指向けて差しちゃダメって教わらなかったのかね、一部君?

 いや、もしかしたらそういった不遇な家庭に育ったのかもしれない。きっと一部の事を知れば知る程、「なんて可哀想なやつなんだろう……」ってそのうち思うようなエピソードとかにエンカウントする事があるんじゃないか?

 ま、ないだろうな。


「彼は生来そういった性格のようだ。彼の中学校時代の友人達から聞いたから間違いないだろう」

「え、高崎中出身は、一年生だと俺だけだと思ってましたけど……?」

「無論、この学校の人間ではない。ちょっとしたコネクションからのネットワーク経由で知った情報さ」


 なるほど、スーパーマンだな。

 どこかのアニメや漫画に出てきそうな人だ。


「時に火水君?」

「はい、なんでしょう?」

「好立地のトイレとは一体どこになるのかね?」


 お前もかよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る