異端討伐

ただの団長

第1話異能者

高校の受験で失敗、私立に行く手もあったが志望校に落ちた俺にはそんな気力すらなくニートになった。

「ユウト、起きてるの?もう10時でしょ起きなさい」

「もうちょい寝かせて、」

こうやって俺はいつも寝て過ごし現実から目をそむけつずけた。

久しぶりに外の空気でも吸おうと思い夕方にコンビニに行った。

コンビニに行く途中で見知らぬ少女に話かけられた。白い髪赤い目をした子でとても周りから浮いている見た目をしていた。

『君は異能を知ってる?』

俺はこの子は誰だろうと不思議に思ったが一応答えた。

「イノウさん?知らないな」

そう答えるといつのまにか少女はいなくなっていた。今のはなんだったんだろう?少し気になったがコンビニに行く用事があるのを思いだし、コンビニに向かった。コンビニへ行くと何か異様な空気がたちこめていた。そうだよくよくみたらあの買い物客は何だかおかしい。よく見ると手に持っているのは、ナイフ!コンビニ強盗か。。俺は急いでコンビニからでようとしたが、、、

「テメー、何逃げようとしてんだ?殺すぞ」

そう言われナイフを突き付けられた。何度も何度も痛めつけられホントにここで死んじゃうんじゃないかそう思った。

見知らぬ声が聞こえた。

「力が欲しいか?欲しいならその願い叶えよう」

そう聞こえたかと思ったら、力が沸き起こった。それと同時に俺は今ならこの状況を打開できる。そう思った。俺がナイフを掴むとナイフが一瞬でとけた、

怯んだ隙に一発蹴りを入れてやった。その直後俺の目の前にさっきの少女が急に現れたかと思うと

『やっぱりお兄さん異能者だったんだね、殺さないと』

少女は笑いながら言った。

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