第141話「『古代魔術文明の遺跡』第5階層探索(攻略開始(2))」

「先に行く。オデットは後から来てくれ」

「承知しましたわ!!」


 オデットの声を背に、俺は通路を駆け下りる。

『霊王騎』の移動速度は遅い。急ぐことはできるが、ここで魔力を消費しない方がいい。


 まずは俺がカイン王子と話してみよう。

 老ザメルに頼まれたと伝えれば、話くらいは聞いてくれるはずだ。


「俺の背中にくっついてろコウモリたち! 『身体強化ブーステッド』2.5倍」」

『『『しょうちですー!!』』』


『身体強化』2.5倍で移動速度を上げる。

 カイン王子の姿は、まだ見えない。


 もっと先──障壁の近くにいるのか。

 フローラが失敗してから大分時間が経っている。

 そろそろ『カイン派』が障壁突破を始めていてもおかしくはないけれど──


「──いた」


 見えた。

 第5層への通路に立ちはだかる、天井まで伸びる半透明の壁。

 あれが『魔力喰らいの障壁』だ。


 その手前で『レプリカ・ロード』が座り込んでいた。


 通路の壁に背中を預けて、まるで、たった今障壁に弾き飛ばされたように。

 そのまわりを、『カイン派』の魔術師が囲んでいる。

『レプリカ・ロード』の主──カイン王子を止めようとしている。


「──おやめください。カイン殿下!」

「──これ以上は無理です! 他の者に任せるべきでしょう!!」

「──あなたになにかあったら『カイン派』が……いえ、我々は王家に顔向けができません!!」


「……下がっていてくれないか」


 がちゃり、と、『レプリカ・ロード』のかぶとが開いた。

 真っ青になったカイン王子が顔を出す。


 汗だくで、髪は肌に張り付いている。

 震えているのは、魔力を消耗しょうもうしすぎたからだろう。

 典型的な魔力切れの症状だ。『魔力喰らいの障壁』にやられたな。


 それでも、カイン王子は立ち上がろうとしている。


「これは私の責任で行わなければいけないことだ」


 カイン王子は言った。


「『カイン派』はミスをした。『魔術ギルド』にも『ザメル派』にも多大なる迷惑をかけてしまった。その責任はこのカイン=リースティアが取らなければ──」

「カイン殿下!」


 俺が叫ぶと、声をあげると、『レプリカ・ロード』がこっちを見た。

 俺は『身体強化』2.5倍の状態のまま、その足元に滑り込む。

 貴族っぽい口調で、告げる。


「C級魔術師ユウキ=グロッサリアが、老ザメルからの伝言をお持ちしました。『障壁突破は「霊王騎」とオデット=スレイ、その補助役のユウキ=グロッサリアが行う。カイン殿下はお下がりください』──以上です」

「「「おぉ……」」」


 お付きの魔術師たちが、ため息をついた。

 彼らはすがるような目で、カイン王子を見て、



「『霊王騎』の準備が整ったようですぞ。カイン殿下!」

「オデット=スレイは無派閥むはばつです。彼女が障壁を突破しても、『ザメル派』の成果にはなりません!」

「大切なお身体です。ここはどうか、お下がりください」



 口々に、そんな言葉をつぶやいた。

 けれど──


「君も下がっていてくれ。ユウキ=グロッサリア」


 カイン王子は『レプリカ・ロード』の腕を振った。

 まるで、部下たちを遠ざけようとするかのように。


「派閥争いなど関係がないんだよ。私は、私の責任を果たさなければいけないのだ」

「お待ちください。カイン殿下のお役目は、今回の作戦の指揮を取ることでは?」

「それは正しい」


 俺の問いに、カイン王子はうなずいた。


「だが……それとは別に、私は部下のしたことの責任を取らなければいけないのだ。ユウキ=グロッサリアは知らないかもしれないが……君が発見した連中は、この『エリュシオン』に不法侵入していた。こともあろうに、それをイーゼッタが手引きしていたのだ。私の配下の……準B級魔術師でもあるイーゼッタが……」



「殿下に責任にはございません!」

「あれはイーゼッタ=メメントと、その部下が勝手にやったことです」

「隠し通路を利用して侵入したのなら、気づかなくても仕方のないことでは……?」



 部下の魔術師たちが声をあげる。


「違う。私の責任とは、彼らが陰謀いんぼうを企んでいることに気づかなかったことだ」


 そうしてカイン王子は、まっすぐに俺を見た。


「ユウキ=グロッサリアに頼みがある。次の言葉を、老ザメルに伝えて欲しい」

「……どうぞ」

「カイン=リースティアは自らの功績により、部下の罪をあがなうつもりでいる。今後の『魔術ギルド』の実権はザメル派に渡しても構わない。これだけは許して欲しい──以上だ」


 真剣な表情だった。

 その顔を見ていたら、カイン王子が考えていることが、なんとなくわかった。


 この人は、メメント派の陰謀について、まったく知らなかったんだろう。

 だから、イーゼッタ=メメントを止めることも、対策を立てることもできなかったんだ。


 でも、彼女たちがやらかしたことで、第5層への障壁突破作戦に支障が出た。

 メメント派を拘束するのに人を割かなければならなくなり、腹心のデメテル先生が、イーゼッタたちの事情聴取をすることになった。


 今回の『障壁突破』は、『魔術ギルド』全体での作戦だ。

 王家も魔術師たちも、その成果を期待していた。


 当然だ。

 今回の探索で、地下第5層の謎がわかるかもしれない。古代魔術の研究だって進むかもしれない。もしかしたら、『古代魔術文明』の重要な秘密だってわかるかもしれない。


 そのイベントに──『カイン派』の人間が傷をつけた。

 だから、カイン王子は自分が障壁を突破することで、そのつぐないをしようとしてるんだろう。


 ……真面目だ。


 嫌いじゃないけどな。こういう真面目な人って。

 200年前の『フィーラ村』でも、こういう人材がいるときは、俺の『守り神』としての仕事も楽だった。みんなをまとめてくれるし、責任感を持って仕事をしてくれるから。


 だけど……この人はたくさんのものを背負い込みすぎだ。

『メメント派』の陰謀なんて、カイン王子にわかるわけがない。

 俺だって今日まで、確信が持てなかったくらいなんだから。


「……準B級魔術師イーゼッタ=メメントさまのことは、カイン殿下の責任ではないと思います」


 俺は言った。


「イーゼッタさまの仲間が『エリュシオン』に不法侵入していることは、妹のコレットだって知りませんでした。俺だって、今知ったくらいです」


 俺はメメント派の陰謀について知らないことになってるからな。

 今はまだ、こう答えるしかない。


「ですがギルドに所属する魔術師の行動すべてに、殿下が責任を取るのは難しいでしょう。第2王子でいらっしゃる殿下の責任感は尊いものではあります。けれど、立場をお考えになり、お身体を大切にするべきでは……?」

「第2王子か……私は、ただの魔術師に生まれたかったのだけどね」


 カイン王子は皮肉っぽい笑みを浮かべた。


「そうすればイーゼッタたちが、私に妙な期待をすることもなかっただろう。私も『古代魔術』と『古代器物』の研究に専念できたはずだ」

「あの……カイン殿下」

「なにかな、アイリスの護衛騎士」

「あなたは本当に、魔術にしか興味がないのですね」

「皆にもそう言っているのだけれどね……どうも、信じてもらえないのだよ」


 だろうな。

 この人は優秀だ。老ザメルに匹敵するほどの魔術の才能もある。

 しかも王家の第2王子となれば、期待されるのは当然だ。


「だが……その結果がこれだ。私は『カイン派』の旗印となり、それがイーゼッタたちの暴走を招いた。私が王子などでなければ、こんなことにはならなかっただろう」

「その責任を取るおつもりなのですか?」

「そうだ。私は障壁を突破して、功績を挙げる。それをもってイーゼッタたちの罪を軽くできないかどうか、老ザメルや陛下に願い出るつもりだ。彼らの暴走を招いたのは、結局……私なのだからね」


 ゆっくりと『レプリカ・ロード』が立ち上がる。

 フルプレートの鎧に似た姿が、動き出す。


 魔術師たちがその腕と脚にしがみつく。

「無理です!」「無茶です!」と叫びながら、カイン王子を止めようとしてる。


 気持ちはわかる。

 カイン王子は、もう限界だ。『レプリカ・ロード』の両足を持ち上げることもできずに、引きずっている状態だ。

 たぶん、このまま障壁に体当たりでもするつもりだろう。


 俺は、通路の上──第4階層に通じる方向を見た。

 耳を澄ます。

 コウモリは使えない。カイン王子に気づかれる。


 ……うん。

 もう少しの間、カイン王子を足止めする必要があるな。


「カイン殿下」


 俺は言った。


「お伝えしたいことがあります。無礼を承知で申し上げてもよろしいでしょうか?」

「…………私はすでに、大きなミスを犯している」


 カイン王子は、皮肉っぽい笑みを浮かべた。


「そんな私が、君の無礼をとがめられるわけがないだろう?」

「じゃあ言いますが……」


 俺はカイン王子をまっすぐに見て、告げる。


「あんたには障壁突破より、他にしなきゃいけないことがあるんじゃないのか?」


 カイン王子の『レプリカ・ロード』と、魔術師たちの動きが止まった。

 全員、おどろいたように俺を見てる。


 確かに、貴族の子息がいきなりこんなセリフを吐いたら驚くよな。

 ……まぁ、いいか。

 老ザメルに許可をもらったことにしておこう。


「責任を取ろうとする姿勢は立派だけどな、あなたがぶっ倒れたら『カイン派』は動きが取れなくなる。第5層の調査に大きな支障が出る。そうなったら、部下の罪を軽くするどころじゃなくなるんだ」

「ユ、ユウキ=グロッサリア? 君は……?」

「あなたがしなきゃいけないのは、障壁を突破することじゃない。上に行ってイーゼッタ=メメントの話を聞くことだ。あんなことをした理由について訊ねて、その上であなたの意見を伝えることじゃないのか? 処分を軽くするなんてのは、その後の話だろ」


 カイン王子は、ぽかん、と、こっちを見てるけど、まぁいいや。

『無礼はとがめない』って言われてるんだ。

 話を続けよう。


「それに、レプリカとはいえ『古代器物』を使って無茶を押し通そうとするなら……それは『聖域教会』のやり方と同じでしょうが」

「──!?」


 俺の言葉に、カイン王子が目を見開いた。


「ち、違う! 私は……」

「そうかな? 『レプリカ・ロード』……つまり『古代器物』のレプリカを使って、部下の話を聞かずに暴走してるなら、それは『聖域教会』とたいして変わらないと思うよ。殿下」

「違う! 彼らは勢力争いに魔術を使っていた。私は部下のために──」

「部下のためというなら、あなたにしがみついて止めようとしてる人たちのことも考えた方がいいんじゃないか?」


 俺は『レプリカ・ロード』の手足に抱きついてる魔術師たちを指さした。

『カイン派』の魔術師たちは、『レプリカ・ロード』に引きずられている状態だ。

 人の力なんかで『レプリカ・ロード』は止められない。

 でも、彼らはそれでも、カイン王子を止めようとしてる。


「この者たちには悪いと思っている」


 カイン王子は首を振った。


「だが、私は身を捨ててでも──」

「そういうのは本当にどうにもならなくなったときの、最後の手段にしてください」


 ……うん。ちょっとむっとしたな。今のカイン王子のセリフは。


 身を捨てるなんてのは、本当に追い詰められて、どうにもできなくなったときの手段だ。

 例えば、『聖域教会』みたいな組織に追い詰められた時の。


 あれは自分が生きていたら、家族が滅ぼされるかもしれない……そういうときに取る手段だ。めっちゃ痛くて、助けた家族の生き方さえも変えてしまう。

 それは本当に、他のやり方が見つからなかったときの、最後の手段なんだ。


「でも、あなたには他にできることがあるだろ?」


 俺は言った。


「別に追い詰められてるわけでもないし、時間制限があるわけでもない。なのに、思考停止するのはやめてください」

「し、思考停止? 私が?」

「違いますか?」

「い……いや……その」


 がくん、と『レプリカ・ロード』の膝が折れた。

 そのままカイン王子は、通路に座り込む。

 やっぱり、限界だったんだろうな。


「……君の言葉には、妙な説得力があるね」

「俺はアイリス殿下の護衛騎士ですから。だからカイン殿下は、俺に発言権を認めて下さっているのでしょう?」

「不思議だ……私には君が、まるで『聖域教会』を知っているかのように思えて──」

「気のせいです。それに俺は、時間稼ぎをしていただけですから」

「時間稼ぎ?」

「言ったでしょう? 障壁突破は、俺とオデット・・・・の役目だって」


 重い足音とともに──大きな影が近づいてくる。

 オデットの『霊王騎』が来たんだ。


『お待たせいたしました。準C級魔術師オデット=スレイ。『霊王騎』での障壁突破を行いますわ!!』

「ということです。失礼ながら、時間稼ぎをさせてもらいました」


 これで、カイン王子を止める作戦は完了だ。


『霊王騎』の力なら、物理的に『レプリカ・ロード』を止められる。

 カイン王子はもう、無茶なことはできなくなった。


 俺の目的は、オデットが来るまでカイン王子を足止めすること。

 色々と言ってしまったけど、ほとんどはその場の思いつきだ。カイン王子の気を引いて、動きを止めることができれば、それでよかった。

 ……少しだけ本音も混ざっていたような気がするけど、まぁ、それはそれで。


「では、失礼いたします。殿下」


 俺は『霊王騎』の隣に移動する。

 オデットは装甲をずらして、手首の部分にわずかな隙間を作っている。俺はそこに手を当てて、彼女の腕に触れる。

『霊王騎』が軽くうなずく。作戦了承の合図だ。

 オデットの『霊王騎』は巨体をゆらしながら、障壁に向かって進んでいく。


「重ね重ね、無礼をお詫びいたします。カイン殿下」

『老ザメルさまが責任を取ってくださるそうですわ。苦情はあの方にお願いいたします』

「……ふっ」


 カイン王子が噴き出した。

 座り込んだまま天井を仰いで、そのまま笑い始める。


「は、はははは! 負けたよ。これは仕方がない。私の負けだ!! ははっ。はははは」

「申し訳ありません殿下。それで、さっき俺が言った言葉ですけど」

「……君の言う通りにしよう。ユウキ=グロッサリア」


 カイン王子は額を押さえたまま、うなずいた。


「私はイーゼッタたちの話を聞きに行くよ。彼らがどうしてこのようなことをしたのか、私の知らない計画が他にもないか確認して……その上で、老ザメルに謝罪しよう。この『魔術ギルド』を『聖域教会』のようにしないためにもね」

「お願いします。殿下。あと、俺が無礼な口を利いた件ですが」

「私はなにも聞いていないよ? 違うかな?」


 そう言ってまわりの魔術師を見る、カイン王子。

 他の人たちは──勢いよくうなずいてる。

 他に目撃者もいないからな。不問にしてくれるようだ。


『……ユウキ。あなた、殿下になにを言いましたの?』

「あとで説明するよ。それより、障壁突破についてだけど」

『わかっていますわ。わたくしが・・・・・「対魔術障壁」を展開するのですわね?』

「頼む。俺は隣で障壁の状態を確認する。あくまでも・・・・・対魔術障壁・・・・・を展開するのは・・・・・・・オデットだ・・・・・

『承知しましたわ。せーの、で、わたくしが展開しますわ』

「了解。それじゃ……」


『「せーのっ」』



 俺は・・対魔術障壁・・・・・を展開した・・・・・



 おそらく、これが一番確実に、『魔力喰らいの障壁』を突破する方法だ。



 以前、帝国皇女ナイラーラは言っていた。


『魔力喰らいの障壁を突破するには「王騎」か「レプリカ・ロード」をまとった状態で「対魔術障壁」を展開する必要がある』──と。



 でも『王騎ロード』や『レプリカ・ロード』をまとった状態で『対魔術障壁』を展開するのは難しい。

『王騎』や『レプリカ・ロード』には、魔術を減衰げんすいする能力があるからだ。

 だから鎧を一部脱いだ状態で魔術を使わなければいけない。

 その上、魔術を展開しながら、『王騎』や『レプリカ・ロード』をコントロールする必要がある。


 カイン王子もフローラもそれで失敗して、魔力喰らいの障壁に触れたんだろう。


 障壁突破の瞬間に『王騎』か『レプリカ・ロード』をまとっている必要があるのは──おそらく『王騎』などの使い手であることを証明する必要があるためだ。

 それが正式な『古代器物』の使い手であることの証明になるのだろう。


 だったら、手段にこだわる必要はない。

『対魔術障壁』を張っているのが、『古代器物』の使い手であることを証明すれば、それでいい。


 だから俺はオデットに『魔力血』を与えた。

 一時的に俺の使い魔扱いになるようにした。

 そうすることで俺とオデットは、魔力で繋がることになった。


 以前、アイリスとフローラが、スライムのメイを通して合体魔術を使ったようなものだ。

 俺とオデットが『魔力血』で繋がることで、半ば一体化している。

 俺が『対魔術障壁』を使えば、オデットが使ったことに。

 オデットが『霊王騎』をまとえば、俺がまとっていることに。


 そうやって俺たちは『魔力喰らいの障壁』を、だますことにしたんだ。



「『障壁突破を開始します』」



 ふぉん。


 乳白色の壁が、俺と『霊王騎』を包み込んだ。

 それが『魔力喰らいの障壁』を──押し返していく。

 俺と『霊王騎』が通れるだけの、空間を作り出す。


「これは……!? 『魔力喰らいの障壁』が──変化している!?」

「それじゃ、行ってきます。カイン殿下」

『第5層に行って、この障壁を消して参りますわ!』


『魔力喰らいの障壁』に出来た隙間は、俺と『霊王騎』がぎりぎり通れるくらい。

 他の人は無理だ。

 近づいた瞬間、障壁がその人の魔力を喰らうだろう。

 通れるのは、俺とオデット。それと、俺のローブにしがみついているコウモリたちくらいだ。


「──ユウキ=グロッサリア。それにオデット=スレイ」


 背後で、カイン王子の声がした。


「必ず無事に戻ってきたまえ。無理だと思ったら、逃げてきても構わない。君たちはこれからの『魔術ギルド』に必要な存在だ。私たちが間違えないように。『魔術ギルド』が──『聖域教会』とは違う存在で、あり続けるために──」


 ──カイン王子の声が、途切れた。

 しゅるん、と音がして、俺たちの背後で、『魔力喰らいの障壁』が閉じた。



「それじゃ行こうか。オデット」

『当てにしてますわよ。ユウキ』



 そうして俺たちは『エリュシオン』の第5階層に足を踏み入れたのだった。





──────────────────


・お知らせです。


 コミック版「辺境魔王」の第2巻は、7月21日発売です!

 2巻からはメイドのマーサと、謎の少女と謎の斧を持つ老人が本格的に登場します。

 連載版は毎月24日ごろに、「コミックウォーカー」「ニコニコ漫画」に掲載されますので、ぜひ、読んでみてください。

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