【問題編】途中放棄したくなる作品
ここまで4月12日、4月13日の近況ノートをネタにしてきたので、順番から行けば、4月14日の近況ノートなのですが……。
4月14日は「読んでいて思うこと」ではなく「書いていて思うこと」でした。
しかも、その日の近況ノートの終わりにちょこっと記すのではなく、
『長くなったので、今日は近況ノートを前編・後編に分割しようと思います。続きは後編で』
と、わざわざ別項目まで作って書いていました。なので、今さらエッセイとして書き加えることもないので、そこは飛ばすことにして……。
では、4月15日。もう近況ノートには、それらしき記載はありません。代わりに、
『近況ノートで記すのは、やめにします。いくつか溜まってきたので、まとめてエッセイにしてみようかと考えましたので』
つまり、このエッセイですね。実際にエッセイとして投稿し始めたのは、それから少し後でしたが。
そんなわけで、4月15日に「考えたけれど、近況ノートには記さなかったこと」。一応PCの中にメモが残っているのですが、今見ると「なんじゃ、こりゃ?」という感じ。でも、せっかくなので書いておきましょう。
ちょっとWEB小説の話からは離れますが。
最近テレビアニメが「1クールもの」ばかりになりましたね。そして毎クール、たとえ熱烈なアニメファンでも視聴しきれないほど、たくさんの作品が放映されているようです。
そのせいでしょうか、ネットなどで「一話切り」とか「三話切り」といった言葉を見たり聞いたりするようになりました。
最初の一話あるいは三話までだけ見て、続きを見るかどうか判断するそうです。
この話を知った時、私は思いました。「バカじゃねーの?」と。
三話でも、十二話ならば四分の一。まだ『起承転結』の『起』でしょう。ましてや一話では……。何がわかるというのでしょう?
「こいつら、本を読む時はどうするのだろう? 最初だけ読んで、あとは放り出すのか?」
まあアニメ視聴と読書は違うのでしょうが。
私の感覚として、読み始めた本は、どうしても続きが気になります。最後まで読まないと、どうも気持ちが落ち着きません。だからアニメも放映開始前に監督・脚本家・声優などをチェックして、あらかじめ「見る」「見ない」を決めるようにしていました。「見ない」と決めたアニメが世間でどんなに盛り上がっていても「よそはよそ、うちはうち」と近寄らないようにしていました(むしろ放映が終わって世間の熱が少し冷めてから、ネットの一挙放送などを利用して、全話視聴するようにしていました)。
そんな私なので。
WEB小説を読む時も、中途半端なところで止まってしまう作品は、続きが気になります。最後まで読まないと、どうも気持ちが落ち着きません。
だから、ついつい『連載中』ではなく『完結済』ばかり読むのですが……。
そうやって完結済作品を読んでいると、なぜか「もう、いいや」と、途中で読むのをやめたくなる作品が結構あるのです。
なぜでしょう? 私の読書のスタイルから考えたら、おかしいですね?
……と、ここで気づきました。
私の想定していた『読書』とは、あくまでも、紙の本を買ってきて読むケースでした。
でもWEB小説を読む場合、全く状況が違います。
お金を出して買ってきたわけでもないし、ちょっと目についたから読んでみる、という程度です。
あるいは「この人は、どんな作品を書いているのだろう?」くらいの興味で、チラッと作品を見てみるだけ。「読んでみる」以下の「見てみる」です。
「あれ? これって、むしろ『読書』よりも『アニメ視聴』に近いのでは?」
そして自分がWEB小説を読む時にやっていることが、アニメ視聴における「一話切り」や「三話切り」と同じであることに気づきました。
ごめんなさい。「バカじゃねーの?」と言いましたが、自分も立派に、その『バカ』の一員でした。
それに。
そもそもカクヨムのような「自分も利用している小説投稿サイト」で、私がWEB小説を読む場合。
純粋に作品を楽しもうというより、むしろ「自分が小説を書く上で役に立つことはないか」と、『読者』ではなく『作者』の意識が強く残ったまま、勉強のために読んでいるという意味合いが強い気がします。
しかし、おそらくこれは、私に限ったことではないでしょう。
ならば。
一般的なWEB小説以上に、カクヨムでは、一話切り・三話切りされるケースが多いのではないか……。
今さらのように、そう実感しました。
では、それを防ぐためには、どうしたら良いのか。
4月15日の時点では、特に具体的に思いつかなかったので、この項目は【問題編】ということで終わります。
これに対する答えの一つになるかもしれないことを半月後くらいに二つほど考えたので、次の項目とその次の項目で【解答編1】及び【解答編2】として記そうと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます